1 少林寺 燃えよ洪拳 西暦1669年。洪熙官が泉州・少林寺に帰還すると、師兄・師弟たちが斃れていた。一命を取り留めた世玉によると、内通者が井戸水に毒を盛り少林寺の壊滅を図ったという。すべては、「李自成の埋蔵金」を狙う朝廷の仕業だった。そしてその埋蔵金のありかを指し示す地図は、師匠・至善が隠し持っていた。死の淵をさまよう至善から地図を託された洪熙官は、世玉と共に少林寺を後にする。一方朝廷は、聖女を教祖に据えて勢力を急速に拡大する白蓮教と結託する。洪熙官と世玉は、追手から逃れる道中で、朝廷に親を殺された娘・小漁を助け出すが―。 ¥330 2 ムーラン 最後の戦い 西暦424年。柔然族は鉄騎を率いて北魏の雲中城を陥落させた。魏は、勢力を増す柔然を牽制するために公主を北涼の王子の元に嫁がせ同盟関係を結ぼうとする。公主を守る大役を担った将軍ムーランだったが、その目の前で柔然により公主を奪われてしまう。さらに柔然は、公主を引き渡す代わりに魏の領土を要求してくる。仲間たちの進言により処罰を免れたムーランは、公主を救い出すことを誓う。しかし、柔然により難攻不落の要塞と化した雲中城から、ムーランと仲間数人で公主を救い出すことは不可能に近かった―。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く