1 声もなく 普段は鶏卵販売をしながらも、犯罪組織から命令され死体処理などの裏稼業で生計を立てる、口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と相棒のチャンボク(ユ・ジェミョン)。ある日、犯罪組織のヨンソクからの無茶な命令で、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒ(ムン・スンア)を1日だけ預かることになる。ところが、依頼をしたヨンソクが組織に始末され、ふたりは予期せず誘拐事件に巻き込まれていくことに… ¥440 2 アジョシ テシク(ウォンビン)は自ら孤独を選んだ。都会の片隅で質屋を営み、世間を避けるように生きている。過去のある事件が、彼から夢も希望も、未来すら奪ったのだ。テシクの隣に住む少女ソミ(キム・セロン)はいつもひとりぼっちだ。クラブダンサーの母は、娘の世話より自分の暮らしに忙しい。ソミは“アジョシ=おじさん”と呼び、ただ一人の友達として慕っていた。ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親と共に、ソミは犯罪組織に誘拐される。ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背景に隠された恐るべき真実を知る。愛する者を二度と失いたくない・・・テシクはソミを守り抜くと決意するのだが・・・。 ¥330 3 デュー あの時の君とボク 1996年のタイ。同性愛への偏見が色濃い町で、厳格な家庭に育った高校生ポップと、母と二人暮らしの転校生デューは出会った。二人の友情はほのかな愛情へと成長。その関係は学校にも家族にも知れ渡り、周囲に理解されず追いつめられていくポップとデュー。やがて二人は離れ離れに...。23年後、ポップは母校の教師に着任。問題児の女子生徒リウを気にかけるたび、なぜかデューとの思い出がデジャブとなって蘇る。彼女は一体何者なのか?運命に導かれ出会った二人は、衝撃の結末を迎える──。 ¥440 4 潔白 幼い頃から父親の虐待を受け続けたジョンインは、家を飛び出し今ではソウルでエリート弁護士として名を馳せていた。そんなある日、父親が亡くなりその葬儀場で殺人事件が起きたことを知る。農薬入りのマッコリで多数の被害者を出したその事件の容疑者は、母のファジャだった。ジョンインは十数年ぶりに故郷に帰り拘留されている母と面会するが、母はショックのあまり急性認知症を患い、ジョンインのことを覚えていなかった。ジョンインは、母の潔白を証明するために弁護を引き受け事件について調べ始める。偽装された証拠、嘘の供述、警察のずさんな捜査。まるで、村ぐるみで母を犯人に仕立て上げようとする不穏な空気を感じるが―。 ¥440 5 82年生まれ、キム・ジヨン チョン・ユミとコン・ユの3度目の共演にして初の夫婦役となった本作は、韓国で初登場1 位を獲得した大ヒット映画!監督は短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も 2 人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代の女性の生きづらさを描いた原作を、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させている。 ¥440 6 「パラサイト」半地下の家族 本編 メガホンを取ったのは、世界がその才能を絶賛する若き巨匠ポン・ジュノ。本作では、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメントとして描き切った。本作は、アカデミー賞(R)、カンヌ国際映画祭など、数々の映画祭を席捲。韓国動員1,000万人突破、フランス動員150万人突破、香港・台湾では歴代パルムドール受賞作品において最多動員数を記録。世界中で圧倒的な盛り上がりをみせた。 ¥440 7 虐待の証明 この世界は、なんて残酷なのか―。実在の児童虐待事件を基に、憎悪と悲哀の連鎖を描く衝撃作!! ¥330