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わが町

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明治・大正・昭和・三代の風雪に生き抜いた意気と侠気の男を描いた織田作之助の名篇、完璧の映画化!

明治の末、フィリピンのベンゲット道路開拓現場で働いていた、血気盛んな一本気の若者“ベンゲットのたぁやん”こと佐度島他吉(辰巳柳太郎)が、生れ故郷の大阪天王寺の裏長屋に、人力車と風呂敷包み一つで戻って来た。出航前夜、情を交したお鶴(南田洋子)が、四つになる初枝を抱え苦労していると聞いた他吉は、お鶴に代って夜店を手伝うことに。やがてお鶴は急病で倒れ息を引取る。二十年後、梶捧一筋に他吉の丹精の甲斐あり、初枝も立派に成長し若者新太郎と結婚。だが、新婚早々新居が出火し焼け出され、他吉の許に転り込んでから腰抜け同然の新太郎をフィリピンへ出稼ぎに行かせる。身重な初枝を庇い稼ぎまくる他吉の処に、ある日新太郎客死の報。初枝、はそのショックで父を恨みつつ死ぬ。遺児君枝を片手に他吉は、梶棒を握り続ける。めぐる因果に当惑するものの、君枝(南田洋子一人二役)を育てる喜びに気持ちを直した他吉の働きは近所の人を驚かすほどだったが・・・。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1956
制作国
日本
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公開開始日
2018-06-13 00:00:00
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わが町の評価・レビュー

3.7
観た人
197
観たい人
282
  • 3.6

    くろいひとさん2021/09/20 22:59


    明治から昭和にかけて生きた破天荒な男の一代記。
    芝居のていねいさよりもテンポでもっていく演劇的なリズム感が、大阪の長屋裏の空気をつくりあげている。

    それにしても主人公は、よくもこれほど身近なものを不幸にする困った男。
    それが話の肝だとしてもなんともすっきりしない。
    南田洋子の二役がじつにはかなく美しく、また力強いのが救い。

  • 3.6

    kojikojiさん2021/09/10 09:56

    川島雄三監督が「洲崎パラダイス」の次に撮った1956年の作品。
    フィリピンの道路工事から帰った男、ベンゲットのたあやんの明治、大正、昭和を生き抜いた半生。

    前半で立て続けに大事な人たちを失い、戦争の時代もさらっと字幕で過ぎていき、後半は孫娘であるきみえとの生活を中心に描いている。

    娘との結婚を賭けての大坂志郎とのマラソン大会のシーンなどは楽しかったし、大阪の長屋の人たちとのやりとりはとても人情味溢れていて良い。

    フィリピンでのことを誇りに、最後までフィリピンにこだわり続けた頑固者のたあやん。遺言まで頑固だった。演じる辰巳柳太郎の熱演は素晴らしい。
    なかなかどうしてという感じだが、川島雄三監督って少しこういう受け入れがたい人とか撮りたかった人なのかな。

  • 3.2

    スギノイチさん2021/09/03 22:13

    『無法松の一生』『馬喰一代』等に連なるオヤジ半生記。
    無法松たちは無骨でありつつも万人受けする純朴なキャラクターだったが、本作の“たぁやん”こと辰巳柳太郎は、完全に戦前・戦中の価値観で生きる時代遅れの男だ。
    言動から何から、現代の観客には相当嫌われるタイプ。

    戦後の価値観についていけないこの主人公は、当時ですら老害扱いされただろうし映画内でも概ねそのように描かれている。
    でも、川島雄三は「正しい人」にはあまり興味なかったんだろう。
    ガワは都会的なようでも、そういうとこは今村昌平の師匠だなと感じる。

  • 2.3

    なおこさん2021/08/04 23:41

    本当に分からない...。孫に人生全否定されたのに、孫夫婦への遺言で全く意見を変えずに主張するって怖すぎる。こんな人と血縁になりたくない。本当、周りの幸せを邪魔してばかり。プラネタリウムで死ぬのも迷惑、孫の夫にフィリピンへ行けと遺言するのも迷惑、ひ孫の名付け親になろうなんて迷惑通り越してる。昔なら「憎めない人」になるのだろうが、現代なら切り捨てられてそうな人。迷惑を受けた家族の話。

  • 5.0

    スポックさん2021/07/06 19:39

    貧しかった近代国家幕開け当時の日本からの海外移民達の苦労と犠牲に責任を感じながら引きずって、独りよがりな根性論の信念を後世の子供や孫に押し付ける頑固ながらも働いて家族を養う事には真っ直ぐな老人の話。

    南田洋子が美人過ぎる!!!
    大阪の大正〜昭和初期の貧乏長屋の生活感や雰囲気が映像や演出から凄く伝わってきて上方好きの私にはわくわくするほど楽しめた。

  • 3.4

    tychさん2021/06/27 18:00

    1956年 モノクロ 98分 川島雄三監督作品。フィリピンでの道路の難工事を終えた たあヤンは大阪に戻る と娘が生まれており妻はすぐに他界してしまう。たあヤンは人力車を引き、この娘 さらに戦争を挟んで孫娘も育て上げる。頑固で短気で「人間は体を泣かせて働かないとあかん」が口癖のたあヤン 自分の考えは曲げない それは生涯変わらなかった。たあヤンの辰巳柳太郎、隣家の噺家 殿山泰司の掛け合いが楽しめる。

  • 3.0

    しじらみさん2021/03/28 21:02

    かつては自らが暴れん坊みたいなキャラクターだった爺ィが若者にボコボコにされるの哀しすぎる。

    プラネタリウムで死ぬのは迷惑だと思いますよ。

  • 4.0

    Rさん2021/03/24 23:31

    明治~大正~昭和を生きた一人の男を辰巳柳太郎が好演し、時代の変化をテンポ良い語り口で綴った川島雄三監督の佳作。
    「主人公の男は何という自己中心的な生き方をするのか?」と思いながらも、不思議と心温まるドラマはノリに乗っていた頃の川島雄三ならでは。
    この作品では南田洋子の綺麗さに眼を引かれる。南田洋子は本作の3年前に若尾文子と共演した「性典シリーズ」の時よりも綺麗に見えた。個人的に「性典シリーズ」では若尾文子に眼が釘付けだったこともあるかも…(笑)

    物語は、フィリピンのベンゲット道路建設で働いて帰国した佐度島他吉(辰巳柳太郎)は、帰国後、周囲から「ベンゲットのたぁやん」と呼ばれながら、人力車を引いて娘と孫娘を育て上げていく。
    フィリピン帰国直後に知った出国前に一夜を過ごした女性(南田洋子)は、たぁやん不在時に娘を産んで育てていた。この女性を妻とするたぁやんだったが、妻は働き過ぎで死亡。
    娘を育てるが、年ごろになった娘(高友子)はマラソン男(大坂志郎)と結婚するが、たぁやんの意向でマラソン男はフィリピンに行かされる。そして病死。娘も死亡。ただし、孫が生まれる。
    孫が大きくなって綺麗な女性(南田洋子=二役)となり、幼なじみの男(三橋達也)と再会して……。この頃、時代は昭和になっており、敗戦後。
    時代の流れと共に、自動車が走るときに、いまだ人力車を引いている爺さんのたぁやん。
    そして……。

    この映画、凄いスピードで物語が展開するので、前半だけで多くの登場人物が亡くなる。
    ただ、その分、後半ではじっくりと孫の恋愛とそれを見守る祖父のドラマが温かい感じがする。
    ラストもなかなか感銘受けるものであり、全編にわたって見応えのある人間ドラマであった。

  • 4.1

    えそじまさん2021/03/01 08:07

    明治39年、日露戦争の勝利に高揚する日本。
    フィリピンでの難工事に貢献して名を上げた"ターやん"こと佐度島 他吉が大阪天王寺に帰郷。
    放ったらかした妻を過労死させた挙句、「若いもんは苦労せにゃ」の典型的な昔気質で娘や婿までも間接的に死なせてしまった不器用なバカ爺ターやんの明治・大正・昭和に渡る半生記と、残された孫娘の交流が描かれる。

    この手の戦前〜戦後年代記物で肝心な太平洋戦争の描写をすっ飛ばしているのは斬新。
    軍国主義の根幹そのものを象徴するかのようなターやんに対する孫娘とその恋人の批判的な姿勢は、いわばアプレから老害への反逆。敗戦後何も価値観が変わっていないターやんの逞しさにはもはや愛着すら沸いてくるが、ゆえに時代に取り残されていく哀愁も感じられる。


    望遠、空舞台、絹越しの寝室ショットとここに来て唐突に小津や溝口作品の影響を受けているのが印象的な川島庶民派作品。

  • 4.0

    enterさん2021/01/01 20:57

    コテコテの浪花節ドラマだけど、同じ日本人としては観れちゃうんだよなあ。
    俳優たちの演技がとても良いです。
    南田洋子、綺麗可愛い。
    川島雄三監督、色んな作品撮ってるもんだ。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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