ワールドコースのトーナメントコースと評される「富士桜カントリー倶楽部」。 そのコースを人は“モンスターコース”と呼ぶ。 パー71にして総距離7566ヤード（昨年実績）、 中でも5番ホールは535ヤードもありながらパー4とそのタフを物語っている。 昨年、そのモンスターコースを制したのは、当時22歳だった星野陸也。 初日から首位を譲らず2位に5打差をつけ涙のツアー初優勝を遂げた。 今年6月にツアー2勝目を挙げこの勢いのまま、石川遼以来の大会連覇…続きを見る ワールドコースのトーナメントコースと評される「富士桜カントリー倶楽部」。
そのコースを人は“モンスターコース”と呼ぶ。
パー71にして総距離7566ヤード（昨年実績）、
中でも5番ホールは535ヤードもありながらパー4とそのタフを物語っている。

昨年、そのモンスターコースを制したのは、当時22歳だった星野陸也。
初日から首位を譲らず2位に5打差をつけ涙のツアー初優勝を遂げた。
今年6月にツアー2勝目を挙げこの勢いのまま、石川遼以来の大会連覇なるか。
その石川遼は、7/4～7に開催された「日本プロゴルフ選手権」で、
プレーオフを制し約3年ぶりとなるツアー通算15勝目、そして自身初となる国内メジャー初優勝を飾った。
男子ゴルフ界を牽引してきた男の復活、得意とする富士桜での彼の活躍から目が離せない。

そして今勢いがあるのは現在賞金ランキング上位争いをしている26歳の3人だ。
7月現在ランキング2位につけているのは昨年賞金王の今平周吾、3位の堀川未来夢は6月に、
5位の浅地洋佑は5月にツアー初優勝を果たすなど、若手の躍進が止まらない。
そんな躍進を続ける若手に負けず劣らずの実力者たち。
リオ五輪にも出場した33歳の池田勇太はランキング9位、
その池田を10位で追いかけるのは46歳の宮本勝昌。
大躍進の若手、中堅とベテランがしのぎを削る男子ゴルフ界。
そしてスーパースター石川遼の復活。男子ゴルフ界が再び熱狂の渦に包まれる。

霊峰富士の麓で繰り広げられる4日間トーナメント。
今年、この“モンスターコース”を制し、頂点に立つのは誰か― …閉じる