恋妻家宮本 その夫婦は、離婚届から始まった。 ¥330 とんび 日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。時は流れ、高校3年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。主題歌:ゆず「風信子」 ¥440 柘榴坂の仇討 安政七年(1960年)。時の大老・井伊直弼に仕える彦根藩士の志村金吾(中井貴一)。桜田門外で暗殺者集団の襲撃を受けた際、直弼の警護役を務めながらその命を守りきれなかった。その失態を恥じた両親は自害するも、自身は切腹を許されず、逃亡した水戸浪士を討ち取れとの藩命が下る。以来、献身的な妻セツに支えられ、仇を捜し続ける日々を送る。それから13年、武士の世は終わりを告げるも、金吾の仇討ちへの執念は揺らぐことはなかった。そしてついに、18名の刺客の最後の生き残り、佐橋十兵衛の居場所を知る金吾だったが…。 ¥330 30 thirty 坂上忍初監督作品。自身を主人公に投影し、生き方を模索する男を描く。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く