1 真・西遊記 孫悟空、沙悟浄、猪八戒は、三蔵法師の供として天竺へと旅をしていた。いつも暴力で物事を解決しようとする悟空は、その度に三蔵法師にこらしめられていた。そんな中、悟空たちは暴漢に襲われている小七を助け出す。時を同じくして、かつて三途の川の番人であった身見は、天宮に背き法器を盗み出し、人々の魂を奪っていた。それは、死期が近い妹の小七を生き長らえさせる為だった。そして、身見は天宮と戦うために三蔵法師をさらい洞窟に監禁する。悟空は、小七の導きで身見と相まみえるが、その強大な力に全く歯が立たない。悟空の凶暴な法力は、鎖魂の腕輪に封印されていたのだった―。 ¥330 2 蛇王島 キングスネーク・アイランド 大海原に浮かぶ無人島。その名も「蛇王島」。手つかずの自然が満ち溢れた孤島のジャングル。しかし、大手不動産会社がこの島をリゾート開発し、アジア最大の娯楽島にしようとしていた。時を同じくして、蛇王島で蛇の密猟をしていた一行が死体となって発見される。死体に残された噛み跡から、元軍人で蛇の専門家であるチェンは、5800万年前に絶滅したとされる大蛇ティタノボアの仕業だと推測する。その希少な存在を確かめるために、チェンは環境保護署調査員のシャオシャオと共に蛇王島へと向かう。一方、不動産会社は蛇王島が自然保護区となることを阻止すべく、チェンの妨害をするために刺客を送り込むが―。 ¥330 3 蛇王 キング・オブ・スネーク 各地で内戦が勃発する中国・軍閥時代。女性軍医のジン・ランとマー・シャオヤン率いる軍閥を乗せた夜行列車はジン・ランの生まれ故郷である永安村のそばを通りかかった。大自然に恵まれているこの村も今や軍閥の手による開発が進み、森林伐採が行われている。一行がトンネルに入りかかろうとしたその時、列車が立ち往生し、幾千の毒蛇の大群が襲いかかってきた。乗客たちの断末魔が響き渡る中、さらに双頭の大蛇が姿を現した。列車に乗り合わせていたスネークハンターのムー・ションの先導により生き延びたジン・ランとマー・シャオヤン、そして数名の乗客達は永安村へと向かう。しかし、村はすでに毒蛇の襲来により壊滅状態となっていた。ムー・ションは、彼の父が生前残した「蛇王録」を頼りに蛇の毒を調べ、解毒できるのは唯一、蛇王谷に咲く蛇腥花である事を突きとめる。蛇王谷に向けて出発する一行であったが、その行く手に待ち受けるのは無数の毒蛇の群れと、その背後に君臨する蛇王<キング・オブ・スネーク>の姿であった。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く