1 座頭市御用旅 森一生監督によるシリーズ第23作。旅の女がやくざ者に大金を奪われて斬られる。市がかけつけたときには、すでに犯人の影はなく、身重の女は瀕死で、赤ん坊を産みかかっていた。市は、赤ん坊を取り上げるが、女は「野州・塩原の佐太郎に……」とだけ言い残して、こときれる。市は塩原の宿に行くが、佐太郎はおらず、佐太郎の妹・お八重に赤ん坊を渡し、旅に出ている佐太郎の帰りを待つことにした・・・。三國連太郎がまさに悪役といえるやくざの親分を好演し、またその子分役で若き日の石橋蓮司と蟹江敬三が出演している。 ¥330 2 斬る 江戸末期、天保四年。上州小此木藩では、その圧政と悪政に耐えかねた正義に燃える七人の武士が、城代家老を襲って斬った。次席家老鮎沢はこの機に藩政をわがものにせんと、七人の武士を討つべく、凄腕の剣客、源太と半次郎を武士たちの潜む砦へと差し向けるが・・・。山本周五郎の「砦山の十七日」を原案に、岡本喜八、村尾昭が脚本化した娯楽時代劇。立ち回りのダイナミックな動きが楽しい、細部にまで喜八監督の細やかな演出が行きわたった一作。 ¥330 3 赤毛 慶応4年、江戸から明治へと体制が大きく変わる革命期。百姓上がりの赤報隊士・権三は赤毛をなびかせて故郷に錦を飾る。彼は代官屋敷から年貢米を百姓に返したり、借金を棒引きにして女郎達を解放したり、得意の絶頂にいるが、利用価値なしと判断した白毛の官軍によって抹殺される・・・。 ¥330 4 やさぐれ刑事 暴力団に妻を寝取られてしまった夫である刑事が、職務範囲を超え復讐の鬼と化し大暴れする! ¥330 5 寒椿 『鬼龍院花子の生涯』などでおなじみ、宮尾登美子原作。主演の南野陽子が体当たりの演技で挑む。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く