1 フェルナンド・ボテロ 豊満な人生 世界で最も有名な存命の芸術家、フェルナンド・ボテロ。彼の絵画は人間も静物もなぜだかみんなふっくら、ぷっくりと膨らみ、素朴でユーモアに溢れている。本作は、そんな南米のピカソとも呼ばれ、御年90歳を迎えた巨匠画家の素顔と絵画の秘密に迫るドキュメンタリー。幼い頃に父親を失った貧しい少年が、闘牛学校に通いながらスケッチ画を描いていた原点から、対象物をぽってりと誇張する“ボテリズム”に目覚め、《12歳のモナ・リザ》のMoMA展示で一躍注目を浴びアート界への頂点へと辿りついたその軌跡とは?成功の陰にはコロンビア出身という出自の差別、絵画への批判、そして愛息の死と自身の利き手の一部を失った悲劇も涙と共に語られる。幸せの絶頂からどん底へ落ち、絶望から這い上がったボテロの人生を、ぜひその目で確認を。 ¥330 2 ある画家の数奇な運命 ナチ政権下のドイツ。少年クルトは叔母の影響から芸術に親しむ日々を送っていた。ところが、精神のバランスを崩した叔母は強制入院の果て、安楽死政策により命を奪われる。終戦後、クルト は東ドイツの美術学校に進学し、エリーと恋におちる。彼女の父親こそが叔母を死へと追い込んだ張本人なのだが、その残酷な運命に気づかぬまま二人は結婚する。ベルリンの壁が築かれる直前、西ドイツへ逃亡するも、作品を全否定され、もがき苦しむも、魂に刻む叔母の言葉「真実はすべて美しい」を信じ続けるクルトだったが―。 ¥440 3 アートのお値段 バンクシーやジェフ・クーンズなど現代美術が高額で売買されるアートオークションの話題が、近年ニュースを賑わすようになった。今やアート作品は株や不動産のように投資の対象となり、世界のアート市場はかつてないバブルに湧いている。でもアートの値段って何だろう?誰もが抱くそんな疑問を、アカデミー賞候補監督のナサニエル・カーンが美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探るドキュメンタリー映画。 ¥440 4 ゴッホとヘレーネの森 ゴッホの美術品を世界一収集した富豪、ヘレーネ・クレラー=ミュラー!ヘレーネと美術関係者の目を通しゴッホを描く、アート・ドキュメンタリー!! ¥330 5 ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ ヒトラーの秘宝。だれも知らない闇の美術史 ¥440 6 バンクシーを盗んだ男 今、アートが世界を挑発する。 ¥440