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夏の終り

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瀬戸内寂聴原作、ひとりの女とふたりの男の、センセーショナルな愛の物語

100万部を超えるロング・ベスト・セラーとなっている瀬戸内寂聴の小説『夏の終り』が発売から50周年の節目の年に待望の映画化。監督は 『鬼畜大宴会』で鮮烈なデビューを飾り、近年は『海炭市叙景』で高い評価を得た熊切和嘉。主人公・知子を満島ひかり。妻子ある不遇な作家との長年に及ぶ愛の生活に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲にも満たされない、自身の女の業に苦悩する知子という役を見事に演じきった。寛容さとずるさを併せ持つ年上の男・慎吾を演じるのは小林薫。そして知子を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男を・涼太を演じるのは、今最も注目の俳優綾野剛。静かな色気と心に深い絶望を抱える慎吾と、どんなに虐げられても一途に相手を求める涼太、そしてふたりの間に揺れながら独自の愛を生きようとする知子というキャラクターたちを実力俳優が鮮烈にスクリーンに焼き付ける。

詳細情報

関連情報
原作:瀬戸内寂聴
音声言語
日本語
制作年
2012
制作国
日本
対応端末
公開開始日
2014-05-30 15:00:00
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夏の終りの評価・レビュー

3.1
観た人
6860
観たい人
6226
  • 3.0

    キャサリン子さん2021/06/09 09:17

    知子は、妻子持ちで作家の慎吾と8年間の長きにわたり半同棲生活を送っている。
    ある日知子は、かつて彼女が家庭を捨てて駆け落ちした年下の男・涼太と再会する。
    それ以来知子の心は揺らぎはじめ、慎吾との関係を継続させつつも涼太と以前のような関係に戻ってしまい……。


    瀬戸内寂聴の自伝?だとしたら、どこまでが??
    歳上男性と不倫しつつ、若い男と惹かれ合い情事を重ねる…というよくある話っちゃあよくある話なんですが、下品な作品という印象は無かったです。
    濡れ場が皆無だからですかね?純文学を読んでいるような、芸術的な雰囲気を醸し出した映画でした。


    個人的に好きなのは、男の妻との電話のシーン。
    妻の容姿は一切画面上に出さず、声だけで想像させる。
    妻は愛人を罵ったり「夫を返して」と泣き喚いたりするわけでは無く、ゆったりと用件だけを伝えているはずなのにどことなく感じる“妻からの圧力”。
    妻の言葉の端々に見える、絶対的な妻の立場からくる余裕。
    それを感じ取り、動揺する愛人。
    かと思えば、小娘扱いするようなちょっと小馬鹿にした発言もあって、それに対しては傷付いた表情が窺えたりもして。
    二人の電話中の張り詰めた空気感に、ヒリヒリしました。
    電話といえば、綾野剛が「時々会ってくれるだけでいいから、俺から離れないでくれ」と泣きながら訴えるシーンもまた電話のみ。
    見えないからこそ、受話器の向こうで一体、どんな表情でどんな姿で喋っているのだろうか、と想像力を掻き立てられる。
    声からその表情を読み取らせようとする、その手法が見事でした。


    それにしても、満島ひかりという人は、幸薄くてイタイ女の役がよく似合いますね。
    動揺しながらタバコに火を点けるシーンなんて、こっちまでその動揺が伝わってきて心がザワザワしました。
    すごく良い女優さんだと思います!



  • 2.0

    Taulさん2021/06/08 02:05

    『夏の終り』昭和20~30年代の時代感が、繊細な美術、映像でうまく表現されていた。主役も好演。まずいのが脚本と編集。人物造形が弱いのと時系列が分かりにくく、こういう映画の醍醐味である行間の妙を味わえない。満島ひかりは若すぎたか。

    2013年9月鑑賞

  • 2.2

    きんきんさん2021/06/06 15:53

    瀬戸内寂聴の私小説というのは知っていたのでもっとエグいのかと思いきや…
    心情は理解できたけど全体的なストーリーがスッと入ってこなかった
    映像はとても好きだったけど

    ご本人の逸話が有名であるため、故郷から出奔の件はアッサリに感じた
    2人の男の間で揺れ動くとはあるが、涼太はきっかけで今では慎吾を嫉妬にかき立てるための駒でしかない感じ
    説明的なセリフも無いし時間軸が行ったり来たりするので途中混乱する
    小田原で心中を求められるけどその前のボロい靴を見た気持ちはどうだったのか
    自立して情欲に縛られない生活になったようだが、ラストまた小田原で待ち合わせの様子なのはまた時間軸がズレてるの?それとも懲りずにまた先生との逢瀬だったの?
    原作読んで補完すべきだな

  • 2.0

    ひできんぐさん2021/06/06 02:22

    GyaO。無料配信。
    瀬戸内寂聴が自身の体験を基につづったロングセラー小説を熊切和嘉監督が映画化。

    妻子がいながら不倫を続ける年上の男性作家、昔関係のあった女性にさまざまな感情が芽生え苦しむ年下の男、その二人の間で揺れ動く女性が織り成す三角関係を描く。自らのうちに潜む女の業に苦悩しながらも自分なりの愛を追い求めるヒロインを、満島ひかりが熱演。相手役をベテラン小林薫と綾野剛が務める。

    結婚して子どももいる年上の作家・慎吾(小林薫)と長きにわたって一緒に生活している知子(満島ひかり)は、慎吾が妻と知子の間を行き来する生活に不満もなく、妻と離婚してほしいと思ったこともなかった。
    そんなある日、かつて彼女が家庭を捨てて駆け落ちした相手の涼太(綾野剛)と再会。それ以来知子の心は揺らぎはじめ、慎吾との関係を継続させつつも涼太と以前のような関係に戻ってしまう。

  • −−

    hanaさん2021/05/31 22:09

    記録

    ジム・オルークの音楽、良かった
    雨音も効果音のようで、梅雨で大雨の多い今観たのとリンクした
    なんとなく観はじめたら、最後まで観てしまいました
    んー、三人とも良かったな
    情緒不安定だったり、ひとりじゃさみしくてたまらなかったり、自分も含め、人ってめんどくさくてなんぼ、だと思ったりする事もあるので、惹き込まれちゃったのかなー、とか。
    (めんどくさい→良くも悪くも)
    とりあえず。
    満島ひかりは、たいてい魅力的ですね。はい。

  • 2.8

    いかちきさん2021/05/28 01:03

    満島ひかりが美しかったりかわいかったりだらしなかったりちゃんとしていたりする映画だった。
    美術と音楽がいい。音楽はジム・オルークなんだけどどこかで絶対にでかい音出すよね。
    ストーリーもキャラクターも私にはよく分からなかった。
    満島ひかり演じる知子は一人で立派に生きていけそうだし、小林薫が演じる慎吾と綾野剛の涼太の気持ちも分からない。こういう色恋沙汰に感情移入するのが難しい。
    めんどくさい人たちだなぁ。
    でも美しいものを観たとは思う。
    知子が染型を彫るために刀を用意するシーンが良かった。
    猫を抱く慎吾と荒れる涼太も良かった。
    夏が終わって人は落ち着くという話だったような気がする。

  • 3.0

    ベルバブーさん2021/05/19 15:39

    ポスターがミスセレクトすぎませんか?

    The和!をとことんと、とにかく昭和の和風が満載!

    ストーリーや演出うんぬんより、3人の演技力を見る映画と思ったほうがいいかな。

    監督さんはこういう作品を作りたかったんだろうと感じるけど、人物像を見せる為か随所随所に気だるい感じ入る。邦画っぽい感じが視聴者の気持ちは置いてけぼりなような••••
    あ、その空気感を読めってことかな。
    映画にはなんらかのワクワクハラハラドキドキを求めたい自分には不向きすぎました。

    満島ひかりさんの足の長さ。腰の高さ。に驚いた。お着物姿おステキでした。

  • 5.0

    いち麦さん2021/05/14 18:41

    男であり続けたい男の苦しみと、与えたいのに受け入れて貰え切れぬ愛を、過去の男へ零し出すことで満たそうとする女の心が狂おしく切ない。彼女は自立している。扇情的な性描写は全くなく否応なく男女の心の中に意識が向けられた。
    随所に見られる、明らかに心情描写を狙いとした映像表現のギミックが、実にさりげなくて心から素晴らしいと思う。行き場のない堂々巡りの愛の閉塞感を、細かい時間軸のコラージュで表現しているのもこれまた感服。
    アコースティックな音楽もでしゃばることなく、要所要所だけで怖いほどに決まっていて、本当に心を持っていかれそうになった。満島ひかりは役にしては幼い喋り方だったが、それ以外は完璧な演技。期待通りだった。

  • 3.9

    ioriさん2021/04/23 23:47

    見そびれていた作品。評価はあまり良くないようだけど、私は好き。

    満島ひかり、綾野剛、小林薫、3人の演技良かった。

    あと昭和の美術小物が可愛い。灰皿付きの卓上ライト欲しい。最初に住んでいるお家も昭和の初期の建物らしくとても良かった。美術監督さん素晴らしい!撮影も良い


    ただ満島ひかりの洋服が昭和っぽくなかったのでもう少し拘って欲しかったな。同時期の『東京物語』と比較するとあの洋服は違うと思う。もう一つ細かいとこで気になったのは「カルメン故郷に帰る」は昭和26年公開なのに敢えて看板出したのは何故なんだろう(昭和30年代の話だから別にあっても良いのだけど)

  • 3.5

    miiさん2021/04/21 05:51

    瀬戸内寂聴さんの自伝的小説なのかー
    なかなか 奔放な女性でしたのね。

    キャストが皆はまり役。
    昭和のノスタルジックな雰囲気と着物や言葉遣いが好きだった。

    3歳の娘と夫を捨てて 恋人の元へ駆け落ちしてしまった知子(満島ひかり)。
    作家の慎吾(小林薫)と出会い 8年も愛人関係を続けている。
    本妻には公認。
    かつて駆け落ちした相手の涼太(綾野剛)と再び出会い
    二人の男の間で揺れる知子。

    ちょっと 嫌いでした(笑)慎吾が。
    どっちつかずのなぁなぁの関係で 一人の女性をも幸せにできない男。
    しまいには 知子に向かって一緒に死んでくれと言う始末。
    自分には居場所がないとか言って
    本妻公認って本気で思ってるのか?居場所なくなるの当然よ。
    燃えるような愛で このまま一緒に死んでも構わないという情熱的なものは好きだけど
    一人で死にたくないから知子を誘ってるような意気地なし。
    涼太との関係を打ち明けられても 嫉妬もしない慎吾にとって
    知子は都合のいい女。

    そんな彼の不甲斐なさと満たされない思いを
    彼女は涼太にその不満をぶつける。
    涼太は ストレス発散の存在。

    こんな関係 早く清算した方がいいですよね。
    明るい未来が見えない。

    二兎を追う者は一兎をも得ずのような
    自分と同じ匂いをする者に 人って惹かれてしまうのかな とも思ったり。

    寂聴さん このような恋愛してたから出家されたのかなー
    駆け落ちしても 不倫しても
    1つだけでもいいから 確かな愛を得られれば良かったのにな と思いました。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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