会員情報を表示できません。再度ログインしてお試しください。
洋画作品を探す
洋画 サブジャンルで探す
キーワードで探す
ランキングで探す
お知らせ
閉じる非対応デバイスのため、動画を再生できません。
- 再生する
セデック・バレ 第二部:虹の橋
G- 字幕
日本、そしてアジア各地で大ヒットを記録した、世紀の問題作、第二部!
運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術を持たない多くの日本人は女子供の区別なく命を奪われた。直ちに鎮圧を開始した日本軍だったが、山岳地帯の地の利を活かして戦うセデック族に苦戦を強いられる。しかし、圧倒的な武力を誇る軍と警察を前に、セデックの戦士たちは一人、また一人と命を落としていった。男たちが絶望的な戦いを挑むなか、セデックの女たちもまた重大な決断の時を迎えていた…。
詳細情報
- ジャンル
- 洋画
- サブジャンル
- アジア映画
- 監督
- ウェイ・ダーション
- 脚本
- ウェイ・ダーション
- 原題
- Seediq Bale
- 音声言語
- 台湾語/セデック語/日本語
- 字幕言語
- 日本語
- 制作年
- 2011
- 制作国
- 台湾
- 公開開始日
- 2015-05-15 15:00:00
キャンセル
アジア映画洋画ランキング
1604
1276
-
3.8
♪ But when I face an unjust injury
Then I'll change my hands
into fist of fury
闘う、闘う、闘う。
撃つ、斬る、殴る、焼く、叫ぶ。
前作では霧社事件に至るまでの下敷きと大量虐殺が描かれましたが、本作は抗日蜂起の部分がメイン。ひたすらに殺し合いが続きます。
というか、日本軍は守勢が基本ですからね。
ほぼ一方的に攻撃されるがまま。もうね。ゲップが出るほどに肉片と血飛沫が舞う展開ですよ。というか、肉片だけじゃなくて首も飛びます。ぼんぼんと飛びます。ぽんぽんぽぽぽん。
これは完全にセデック族の目線。
日本人とは相いれない価値観であるのは前編で理解できましたが…それを真正面から突き付けられると、重い。そして、ツラい。
不遜な喩えをするならば。
年老いてから家系ラーメンを食するようなもの。最初は「美味い、美味い」なんて食べても…気付けば、胃の中で暴れるアブラ。ぐは。
日本人は座して目すべき作品…なんですけどね。出来る限り、若いうちに臨んだ方が良いのでしょう。とは言え、小学生だとトラウマレベルの映像が続くので、中学生からがオススメ(レーティングはR-15ですけど)。
特に大切なのは“異なる価値観が存在する”という事実を若いうちに受け止めること。セデック族は、手の平を血に浸してこそ一人前。その価値観を否定したらダメなのです。
ただ、それを全て飲み込むのは日本人として無理な話。だからこそ、距離感が重要なわけで。異なる文化が交わる時に悲劇は避けられないとしたら…被害を最小限に抑えるのが人間の務めだと思います。
まあ、そんなわけで。
題材が題材ゆえに、映画の中身を語るよりも色々と省みてしまう物語。「過去の話」として葬らないことが肝要だと思います。現代日本に当てはめて考えてみましょう。
教育目的で労働を搾取していませんか?
彼らに適正な賃金を支払うと同時に、人として敬意を以って接していますか?日本に来たのなら日本の文化を尊重すべき、という論法で個を侵していませんか?
やはり、重いなあ…。
-
2.0
(1&2あわせて)なかなか根気のいる作品だた😅
とりあえず1は作中の時代背景を分かりやすくするためのストレッチ映画。ストレッチ長い😱
いよいよ本番の2は、ドンバンビューンのハリウッドモドキ。こんなんいくらでも見たわ!
よくあるカミカゼ日本軍や慰安婦のえげつい日本軍や、そんなイメージとはまた違う新しい日本。どことなくチャラい。もっと悪く描いても良いんだよ、と思うけど、なかなか忖度されてる。
台湾の優しさが滲み出てるけど、時代考証はこれで良いのか…。
かなり分を弁えて見たつもりだけど、ただの娯楽作になってるのがもったいない。まあ、わざわざ日本のために作ったワケでもないので娯楽で全然問題ないんだけど。受け取り方しだいか。
描写はいたって娯楽なんだけど、まとうイメージに社会性も付加されてる気がして、真面目に見るにしてはどっちつかず😑
これで自国の歴史を振り返ることができれば、儲けもん。日本てかなりエグい国よね😅
あと、台湾の空気感がぜんぜん伝わってこないな、と思ったら美術が日本人だったぽい😅 -
3.6
第一部だけ見た時
“敵対部族の首を切り落とした時、真の男になれる“
結局、野蛮じゃん。
閉鎖的で攻撃的でこわすぎ。
いずれ滅びる文明。
って思った。
でも、第二部の内容を見ていくと次第に、考え方が変わっていった。
近代化と植民地侵略によって、豊かな生活を作りあげようとする反面、その土地由来の民俗的なものは軽視され、理解できぬものと侮蔑された。
台湾山岳地帯に住む民族も同じような影響を受けた。
狩猟で生活を支え、麻布の服を着て、真の男となるために敵対部族の頭を切り落とす。動物的で、野生的で、野蛮なものとして否定され、侮蔑された。
全てに同情できるわけではないが、統治していた日本人に差別され、侮辱されていた彼らの悔しさは凄まじかったと思う。
首を落とすことは禁止とされ、真の男になることができない。
繋いできた伝統が途切れてしまうと危機感を抱いていたに違いない。
このような戦いは、人類の歴史上、幾度も行われてきた侵略による過ちの一つ。
中国の春秋戦国時代の時もそう。
アメリカのインディアン戦争もそう。
日本の太平洋戦争もそう。
それぞれ、大切なものを守るのと同時に、多くの遺恨を残してきた。
台湾でも同様に、“セデック・バレ”を守るための戦いが行われた。
最初、女も子供も際限なく殺戮していたことに批判的な感情しかなかった。
しかし、それと同時に、私自身は彼らの耐え難い差別を理解できていないのだとも感じた。
彼らの恨みは日本人警察に対するものだけではなく、全侵略者に対する恨みだったのだ。
日本人の行いも酷いが、セデック族の男たちの蜂起のせいで、彼らの妻や子供達も犠牲になった。彼女らを集団自決に追いやり、挙げ句の果てにモーナ・ルダオが親族を手にかけたのは、もっと悲惨な出来事だった。彼女らにもその覚悟はあっただろうが、生きる意思を奪い去る行為は卑劣だ。
色々と考えさせられる映画だった。
ちなみに、wikiによると、この戦いの後、日本の台湾統治の責任を負って、組織のトップ達が辞任し、組織改革が行われた。
というのも、この事件を機に植民地支配の手法が間違っていることを日本側が認め、根本原因は日本人による“原住民への侮蔑”であると認識したからだそうだ。
最後に、大学時代に言われた先輩の言葉を思い出す。台湾に楽しく観光に行くのも良いが、日本人の犯した過ち、歴史があることを認識して行くといいよと。
それから5年が経ち、ようやく今見たけど、当時この映画を見てから旅行したら、台湾の見方が変わっていたのかなと思う。
今度機会があれば別角度で台湾に旅行に行こうと思う。 -
3.6
セデックバレの後編をやっと視聴。
セデック族の壮絶な戦いは、戦闘民族の荒々しさと滅びゆく悲壮さとがないまぜになって深く胸を打つ。民族の差別、衝突、友情、誇りを避けることなくまっすぐ描いた映画でとても好感が持てる。
エンディングロールでは演者の本来の名前表記となっている。日本人なら漢字やカタカナ、韓国人ならハングル、そして中華圏演者もおそらく読みのローマ字でその違いをしっかりと表記しており、多様性と相手への尊敬に満ちた信念を感じられる素敵なエンドロールだった。
とても良かった。 -
3.5
セデック・バレの後半
日本人の逆襲が始まる
今まで我々は民族の近代化をしてきてあげたのに恩を仇で返すとは!!という何という奢り…恥ずかしい(TдT)
そうして、この時代の日本人は朝鮮も東南アジアを植民地にしてきたんだなぁ💦これはあまり歴史では習わない
どんどん先住民が殺されていき、自殺においやられていく…その姿を台湾の美しい自然とともに描かれてせつなさを増す
日本人こそこの映画をみよ! -
4.2
日本人とセデック族の戦いが正にベトナム戦争さながらで、圧倒された。日本人は原爆のこともあって、戦争に関しては被害者の意識を持ちがちだけど、きちんと史実を勉強して、他国と接するべきだよなぁ。
-
3.5
前編に比べると終始戦闘シーンが続いて間延びする。最後に日本の将校が「日本人がはるか昔に失った大和民族の魂を台湾の蛮族が持っているとは」的なこと言ってたけど民族自決はどの時代でも美化されてはいけない。
-
4.1
虐殺後のすぐ続き。
日本は飛行機や銃、人数など多くて勝てるわけがないのをわかって暴動をおこしている。全ては掟のため。プライドのため。
電話ってやっぱ画期的だなぁー。
大事さがよくわかる。
ちょっとじっくりみると、大量自殺はやばいなllllll(-ω-;)llllllあのシーンは。
自分の死ぬ準備を自分でしてる。そして子供の首を吊ろうとしてるシーンとか、まじ重たい💦
虹の橋を渡ろう🌈
この森呪われるわ😥すごいな女の人達は。
ってかディーンフジオカ出てるやん。
初めて気づいた。
-
3.7
日本軍との戦いを描いた第二部です。
精神と文明の衝突かなというのが一部、二部を通しての印象です。
第二部はほぼ戦闘シーンになり、非常に迫力がありますが、個人的には少し長く感じました。また、体制側の同族が反体制を狩り、逆に狩られるシーンは混乱する。
あえてそういう演出の可能性が高いですが。
しかしながら、自決する際、切腹を想起させる点や集団自決、信仰、掟(ガヤ)は、共通した精神性を感じられる。
文明が異なっているだけなのだと。
日本の前は、清によって統治されていた台湾。描き方次第では反日映画としても可能な題材であるだけに、その期間はどのような時代だったのか考えます。 -
3.6
00430
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★
□演 出 ★★★★★ ★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆☆
・雰 囲 気 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・エンディング ☆☆☆☆☆ ☆☆
□映 像 ★★★★★ ★★
□音 楽 ★★★★★ ★★
(Filmarksへ)