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女の勲章

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山崎豊子原作。ファッション界を舞台に繰り広げられる女の生き方を描く

大庭式子を中心にファッション界を背景として銀四郎や助手との愛欲と物欲にそして美しく装い虚栄に憧れる女の姿を描いた女性文芸巨篇。

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女の勲章の評価・レビュー

3.8
観た人
163
観たい人
172
  • 2.8

    シンタローさん2021/10/21 13:29

    山崎豊子原作×吉村公三郎監督作品。大阪船場のいとはん育ち・大庭式子は、神戸で小さな洋裁教室を営んでいた。布地問屋の息子で野心家のマネージャー・八代銀四郎が金策に奔走したおかげで、甲子園に念願の服飾学院を開校した。式子には3人の内弟子がいた…負けず嫌いで繊維会社に恋人がいる津川倫子、銀行員の娘で派手好きの坪田かつ美、おっとりしてるようで聡明な大木富枝。大学まで出ながら、式子の下働きのような事をしている銀四郎を訝しむ。彼女たちにはそれぞれ野心と闘争心があり、銀四郎はそこにつけ込んで、さらなる事業拡大を目論んでいた…。
    個人的に相性の良くない山崎豊子の原作は未読。タイトルやポスターから、豪華女優陣のサクセスストーリーみたいなものを想像していたら…何だこれ感がスゴい。オープニングからして、モールス信号みたいな音から、怪獣映画みたいな音楽にア然。"女の勲章"なんてタイトルにしといて、ある意味主役は銀四郎演じる田宮二郎じゃん!となってくる。自信過剰で調子乗り、胡散臭い眼鏡に、大袈裟な大阪弁で喋り倒す田宮が、いかに女たちをたらしこんでいくかがフィーチャーされてしまい、なんだかなーって感じ。最年長ながら1番純情なヒロイン・式子は気の毒過ぎて同情したいんだけど、あまりにも愚か過ぎて、それも無理。ファッションは二の次で、若い男の肉体に溺れてしまった中年女子に見えてしまうのがイタい。こうなったら、最後は女たちで復讐!一発逆転ってのを期待したら、後味ワル!自分には合いませんでした。
    主演の京マチ子。こんなのも演じれるんだーって、幅の広さは感じました。いとはんで洋裁の世界しか知らないわけですから、仕方ないのかな。ひたすらもだえ苦しむ姿を見るのは辛かった。若尾文子はいつも通りでした。そもそも役も芝居も引き出しは多くないタイプ。マチ子との激突や、田宮との濡れ場なんかを期待してみたけれど、あっさり裏切られました。叶順子も、本作ではほとんど見せ場も魅力も無く残念。そんな中、中村玉緒が可愛らしく、芝居もおもしろくて魅力的。唯一田宮に騙されたフリして、巧く利用した玉緒にスッキリさせてもらえました。4人ともトップデザイナー役にしてはファッションも…玉緒と若尾は、素敵なのはあったけど…マチ子が変なの頭に巻いてたり、叶は髪型も派手な原色も似合ってないし、首傾げたくなる。裏の主役・田宮二郎ですけど、これ観たら嫌いになる人続出しそう。それくらい厭味に演じました、というなら成功なのでしょうね。

  • 4.5

    tさん2021/08/28 21:58

    池野成の現代音楽風オープニングに続き、京マチ子プロデュースの洋裁学校新校舎にあしらわれたステンドグラスが不吉に輝くところから興奮してしまう。マチ子が学校経営に乗り出す映画だが、経営陣の若尾文子、中村玉緒、叶順子が皆田村二郎に食い散らかされ利用されていく。とは言え皆腹に一物あって最高。稼げる大学()の成れの果てを本作の田宮二郎に見る。叶順子目当てで見たが彼女はかなり拝金主義な立場で、良心アリ気味な若尾文子の対比として機能しててやっぱ文子が持ってくよな…となった。大映らしい色味と照明(若尾文子部屋にある読書灯の使い方など)にも酔いしれる。マチ子乱心シーンからの後味悪すぎるラストも素晴らしいです。

  • 3.9

    tychさん2021/08/19 11:02

    1961年 カラー 110分。甲子園の聖和服飾学院の新校舎落成から始まる。女理事長大庭は調子の良いマネージャー八代銀四郎を頼る。ファッションが評価され また銀四郎の手腕もあり、大阪校 京都校 縫製工場と学院は急拡大していく。銀四郎は 理事長始め各拠点を任せる女幹部を皆手籠にする。色欲 金銭欲 名誉欲に塗れたドラマがテンポ良く展開する。しかし、女理事長の求める幸福はこうした世界ではなかった。豪華キャスト 京マチ子 森雅之 田宮二郎 流石の存在感。

  • 4.3

    Jimmyさん2021/08/03 23:14

    この映画の予告編は『虚栄、名声、富、を首にぶらさげる』という宣伝文句。
    まさにそうした物語が、大阪弁の早口会話でテンポよく展開していく、大映カラー作品。
    舞台は、大阪・六甲・京都・琵琶湖・東京・パリと幅広い。

    大庭式子(京マチ子)という良家育ちのお嬢様のまま歳をとって36歳になったファッション・デザイナー。そして、そこにつけこむ「銭」のことしか考えない強欲な八代銀四郎(田宮二郎)。
    式子の3人の弟子が、津川倫子(若尾文子)、坪田かつ美(叶順子)、大木富枝(中村玉緒)。

    銀四郎は、六甲のホテルで式子と関係を持つが、式子は処女であった。
    次は、倫子の部屋で倫子と肉体関係、琵琶湖ドライブでかつ美と関係、その後で処女の富枝とも関係、とあきれるやら、うらやましいやら…

    誠意をもって式子と結婚まで考える白石教授(森雅之)、正義感あふれる新聞記者=曽根(船越英二)が脇を固めている。特に、曽根が銀四郎に言う「君は、式子さんの死まで宣伝に利用するなんて」→「君は人間じゃないよ!」は見事。

    この作品、山崎豊子の原作を、吉村公三郎監督が映画化したものだが、他の山崎豊子原作の映画化作品と比べてしまうと、若干こじんまりとした印象の映画である。遠くからの遠景ロングショットが無いので、室内劇のような印象になってしまったと思う。その点は残念である。パリでの場面も、パリでのロケする予算が無かったのか、こじんまり。

    自分の目当ての若尾文子は、この映画では「グリーンを基調とする洋服」が多かった。
    たまにしか映画館上映されないので、観て良かった映画だと思う。

    この映画の「予告編」には有る場面なのだが、「本編」ではカットされている『京マチ子、若尾文子、叶順子、中村玉緒の4人が長テーブルに横に並んでいる場面』を本編に入れていれば、“元祖・家族ゲームの食事場面”となり得たと思う。とても惜しい。

  • 3.3

    ヒラリーさん2021/06/12 23:46

    デザイナーの式子を中心として、新しく洋裁学校設立する事に。
    女だらけの職場に一人よそから来た銀四郎
    経営のアドバイスをしていく内に中心部に食い込み、女たちを誑かし、女たちも彼を利用しようとする。
    こんな女だらけの中に男一人って取り合いになって仲間割れになると思ってたけどそんな簡単な話やなかった…

    はーーー黒の試走車の田宮二郎が好きな私は卒倒しそうになった…よう回る舌だこと…
    なんやねんあの胡散臭い変な眼鏡はよぉ!!!!!!!!
    私の中で京マチ子姐さんはしたたかで強いお人というイメージがあるからあの役は見てて辛くなった…
    あややも相変わらず美しかったけど中村玉緒がここまでしたたかで計算高い女の役やってんのはすごい新鮮で良かった。
    にしてもやで…はぁ…女の勲章って何やねん…

    私があの学校の関係者やったら銀四郎の舌引っこ抜いたる!

  • 3.8

    ピッコロさん2021/02/15 01:15

    女の生き方

    つっぱることが男の勲章だけど・・・。
    女の勲章は、何になるんだろう?
    美しく着飾ること?
    男にモテルこと?
    今のあたいには、サッパリ分かりませぬ!
    なので、女を磨くわよ~!!!

    ファッション業界のお話。
    京マチ子さんは、ボスみたいな存在。
    彼女の元に3人のお弟子さん。
    あやや様、玉緒さん、順子さん(この方は初めましてかな?)
    この4人の女性が、ドロドロと醜いバトルを繰り広げる話かと思いきや・・・。
    田宮二郎さんが演じるプレイボーイに翻弄されるお話なのでした。

    プレイボーイと言うよりも、策略家と言った方が正しいかな?
    こやつ、京マチ子さんと関係を迫るだけでなく、あやや様も餌食になってしまう。それだけではなく、玉緒さんまでも!
    なんなら、初めましての順子さんまでも、こやつの魔の手に落ちてしまう。
    むむぅ~。おぬし、やりおるな!!!
    女の敵!キーーー!

    ただ、みなさん関係を利用して、出世を企んでるんで・・・。
    女の世界、女の生き様、女の勲章・・・。
    恐ろしや~!!!

    京マチ子さんが珍しく大人しい役だったのが面白かった!
    いつもプッツンしてるイメージの方が、塩らしいと、好きになっちゃうじゃないかっ!!!
    彼女、教授と言う運命の人と出会うんだけど・・・。
    まぁ、色々あるよね・・・。泣

    あやや様の汗だくな姿が、たまらん!


    以下、悲しいお知らせ・・・。

    うちのゴジラちゃんが動かない!泣
    どういうこと?作り方、間違えたのかしら?
    しばらく、寝込みます・・・。泣

    ※その後、ちゃんと動きました~。

  • 2.8

    くろねこコロちさん2021/01/29 21:14

    ファッション業界の闇。
    詐欺師っぽい詐欺師の田宮二郎。

    あまりにかっこよすぎるんだけど、こすっからい役もちゃんとこなせる二枚目だったのですね。

  • 3.1

    akrutmさん2021/01/03 18:39

    ファッション学校を経営する船場生まれのお嬢様である女性を中心に、3人の弟子たちや学校経営に携わる男性の様々な欲望を描く、山崎豊子の同名小説を原作とする、吉村公三郎監督の映画化作品。TVドラマでは何度も映像化されているが、映画は本作だけである。

    原作が悪いのか映画化が悪いのか、おそらく両方だと思うけれど、この映画は失敗作である。まずはストーリーや登場人物に深みがなく平坦である。山崎豊子の小説は表面的で掘り下げが足りないことも少なくなく、この小説も当てはまっている。例えば、3人の弟子の人物造型に違いがあまりなく、全員が八代銀四郎との関係を利用して出世しようとする。これでは、全く面白みがない。若尾文子が演じる津川倫子は、最初は銀四郎に批判的だった(この二人が争うというストーリーかと思った)にも関わらず、あっさりと寝返ってしまうし。

    それから、映画による描写では、人物像が大きく揺れてしまうのがいただけない。特に、京マチ子が演じる主人公・大庭式子の心情描写が、シーンごとにばらばらで一貫性に欠けている。世間知らずの女性で男性にも騙されやすいという人物造型が基本だと思うが、それとは逆の人物像に見えるカットがランダムに挿入されているように見える。後半の白石教授(森雅之)が出てくるあたりからは安定するが、それまではグラグラと揺れるのである。若尾文子の倫子なんかも同様の揺れがある。終始一貫しているのは田宮二郎の八代銀四郎だけである。でも、それにしたって、これだけ銀四郎が入れ込む理由もまったく理解できないが。

    以上のような理由からか、俳優として印象に残ったのも田宮二郎だけである。田宮二郎にとって本作が出世作とも言え、本作で評価され、同年に公開された『悪名』での勝新太郎とのコンビも好評となり、スター俳優として活躍することになる。また、本作以降に山崎豊子の映画化作品に多く出演することになる。一方、京マチ子や若尾文子は演技的にイマイチであった。中村玉緒のキャラはなかなか良かったが。

  • 3.8

    majiziさん2020/11/29 14:34

    銀四郎という野心家によって崩されていく女たちの関係。こいつはほんまに女系家族でも同じような役でどえらい悪者!笑
    田宮二郎、はまり役ですな。

    会社はどんどん大きくなるも、そこまでの野望は無いお嬢さん京マチ子。

    だから恋愛感情は経営問題に持ち込んだらあかんねんや…

    それにしても救いの神に思えた教授が一番しょうもない奴で、ほんまに男にすがるのもある種、博打やなと思う。
    心も全部あずけたらあかんのよね〜

    中村玉緒がおとなしいふりして飄々と全部わきまえてたとか、最後若尾文子がとっても感情的になるとか、色んな面があるのが女性たちならでは。

    アパレル業界のお話なんで、皆様のファッションが大変見目麗しく、良かったです。

  • 1.9

    wkhrAさん2020/11/20 01:44

    お笑い系とは一線を画す大阪弁が美しい。田宮二郎は1961年当時、この映画で注目を集めたと言うが、作品設定での立ち位置やエンディングはその後の実際の彼の人生にも相通じる。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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