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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
G極左過激派・連合赤軍が起こした“あさま山荘事件”の真相に迫る、鬼才・若松孝二入魂の傑作社会派ドラマ。
ベトナム戦争、パリの5月革命、文化大革命、安保闘争。世界がうねりを上げていた1960年代。学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、安田講堂封鎖や三里塚闘争、沖縄返還闘争など、農民や労働者と共に社会変革を目指し、勢いを増していった。そして活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって連合赤軍は結成され、1972年2月の“あさま山荘事件”へと至る。
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1962
1413
-
3.5
ロードオブカオス観て、その場の空気に流される流れを確認したくて観てみた。
ちょっとイメージとは違ったけど、あんな空気になったら止められないだろうなー。空気って怖い。 -
3.3
山岳ベース事件から、あさま山荘事件までの連合赤軍の若者たちの話。
実録、とあるけど、前半は実際の当時の映像なども使いながら背景を流していき、山岳ベース以降はドラマが進んで行く。
長いなーと思ったら190分あった。長い。けど、安保学生運動の話は興味深いので、飽きずに観られた。
メンバーに16歳の高校生がいたけど、目の前でリンチ殺人が行われて、実の兄さんが殺されているのに、あさま山荘の時は年上のメンバーに叱咤していて仰天した。
果たして革命とは。どこで道を間違えたのか。インテリが能書きを垂れて酔いしれていただけなのでは、と思ってしまうけど、どうなんだろう。時代が違うからわからないな。
ただ情熱は羨ましいと思う。それも今の時代とは全然違う。 -
3.0
連合赤軍が結成されるまでの道のりを丁寧に描いていると感じました。終始緊張を強いるような感じではあるのだけれど、途中で社会学者の宮台真司とかがひょっこり出てきたりして、それはそれで面白く見れました。
革命をしたいと言っておきながら、山中での訓練?は極めて前近代的なもののように思えて、不思議に思いました。 -
−−
総括とは何なのか解らなくなってきたと劇中で誰かが言っていたけど、私は最初から解らなかったし、正直解りたくもない。
どうでもいいけど、フィクションの部分もあるのに「実録」ってタイトルに付けるのはどうなんだろう。 -
−−
「映画」としては「変な映画」であり、全体としては「面白くない」とは思う。
言いたいことがつまっていて。
言いたいこともはっきりしていて。
ただそれを「描く」ということに関しては、なぜこの「連合赤軍事件」への道のりを「映画にしたい」のかが本編だけでは感じにくい。
とはいえ。
折に触れて何度も見返す映画でもあって。
もちろん興味は「連合赤軍事件」について。
なぜ連合赤軍に興味があるかといえば、当時の時代の熱量への憧憬が挙げられるが僕はそうではない。
実際のところは誰もそう思っていて憚られることだから言わないだけだと思っているが、つまりはその「残虐性」への興味である。
本作ではその連合赤軍事件へと向かうまでかなり長尺のイントロダクションが用意されていて。1960年代後半からの学生運動(共産主義運動)の歴史をダイジェストで説明される。フィクション(物語)の語り口としていきなりつまづいているとも言えるが、そこを「映画」として本編に入れ込まないと知る機会がないほど、この点があまり語られないのが本事件の特徴でもあって、きっちりと描いてくれたことは評価したい。
やがて舞台は山岳ベースに移ってからはいよいよ、彼らの熱情とは対極の「現代の視点」から見れば寒々しい「総括」を巡る凶行も、ここまでじっくりと見せてくれている作品がほぼ皆無であるぶん、面白くは感じるが、一方で表層的でもある。
若松作品全般に言えるが、物語的なカタルシスやシーンはなく、演劇をドキュメンタリックに追っているので、映画としては退屈にも感じる。
ただ永田洋子役を演じる並木愛枝の憎悪をジワジワと膨れ上がらせ、赤軍兵士たちの素行を常に監視し、チクり「そうじゃないよ」「全然わかってない」「あなた自身のことなのよ」と終いには泣きじゃくるという「あ、コイツめんどくせえ」とコチラが思考停止してしまうようなタチの悪さなど、好演が光っている。
あさま山荘あたりの銃撃戦のカタルシスや、予算の関係も大きいだろうが、山荘内の空間に限定したやり取りは、原田眞人監督の「突入せよ!」とは完全に対をなしてきて、むしろ「部分が見たかった」という気持ちを満たしてくれる。
先ほどから述べてきたように、映画としての出来は首を傾げてしまうところは多いが、それでも本作を撮るというリスクや必要なエネルギーや熱情で相変わらず突っ走るだけの力量はものすごい。
何よりこの現代の日本、あるいは世界の状況こそが、山岳ベース内と構造的に何ら違いはなく、ご都合主義な現実や内面に対して「正しきことである」という論理を当てはめて、正義によって他人を痛めつけるという意味で、赤軍兵士と僕たちの差はそこまでないということを強く感じた。 -
3.9
学生運動がこんなに盛んだったというのが信じられない。最終的に軍を組織して暴力革命に行ってしまった訳だが、社会に関わろうとする意識のあった学生がたくさん居たとは今の時代では考えられなくて衝撃だった。腫れた顔のメイクがかなりリアルで立て篭り〜突入のシーンもスモーク焚かれて放水されてを大掛かりに再現していて臨場感が凄かった。手持ちカメラで撮ってたぽい。最年少の子が他のメンバーに"勇気がなかったんだよ"と怒鳴るシーンに漂う悲壮感。もう皆結末は分かっていたと思う。でも今更引き返せないどうしようも無さが感情で動く人間臭い。暴力では転覆できる力もなく、どうしたら社会をより良くしていけるのか、考えるきっかけになるかもしれない。宮台真司がチョイ役で出演しててびっくりした。井浦新がやると説得力が出てしまうのが上手いキャスティングだと思った。
-
4.0
若松孝二監督では最も有名な作品ではないだろうか。
この方の映画は「人」にフォーカスしたものが多いが、本作は内容も相まって集団としての人間というもの(若者というもの)を特に深く考えてしまう作品になっている。
三島個人を徹底して描いた『自決の日』とは違って面白い。
1972年のあさま山荘事件に至るまでの連合赤軍を描いた『実録』という言葉が相応しいもの。
若い方(自分も世代ではないけど)はあまり知らないかもですが、この時代は何かと熱すぎる時代だった訳で、監督曰くこの時代に存在した謎の熱さを今の若者に観て欲しかったとかなんとか。
実際、作品を観ればそれが成功しているのは言わずもがなだと思う。
役者陣の徹底した演技も相まってリアリティあり過ぎで痛い。
熱いから痛くて辛い、そんな映画なんですな。
DVD持っていて、たまに発作的に観たくなる映画です。 -
−−
中学から高校のときに学校から帰ってきたらお母さんが観ててめちゃくちゃ怖かったけど最後まで観た映画
かなりしんどいけど、また観ようと思います。 -
3.5
3時間って長いけどわりとあっという間。
テンション高いしカット割が上手だから飽きない。
目的が変わっていってどんどんアホの集団になっていく様が見れる。
アホがリーダーだとそうなっちゃうよな。
ただでさえ少ない仲間を自分たちで減らしてどうする。
永田洋子がちゃんとブサイクでよい。
最後に出てくる森恒夫の手記を聞いてめちゃめちゃ腹たったわ。
結局一番のスターリン主義者はお前だ。
坂井真紀の自己総括のシーンは凄いな。
女優魂を見た。
総括総括というが、あなたにとって総括って何かね? -
2.5
みんな大学の単位とか学費はどうしてたをんだろう?
総括がブラック企業に勤めてたときのミーティングを思い出す。
(Filmarksへ)