ザ・ドリフターズの極楽はどこだ!! 東京の下町に住む黒木長作は、15年前に妻に先立たれて以来、一作と花子という2人の子どもを自分で育ててきた。だがそんな長作の気苦労をよそに、今年で大学浪人5年目の一作は、仲間たちとバンドの練習にうつつを抜かす毎日。ある日、一作は長作の会社の退職金を勝手に前借りし、バンドデビューの準備資金に使ってしまう。折しも長作は、ひそかに想いを寄せるスナックのママ、久美のために、退職金を使おうと決めていたが……。 ¥330 正義だ!味方だ!全員集合!! 港・横浜伊勢浜町。レジャービル建設を巡り、立ち退きを迫る暴力団大神組と住民との間で対立が起きているこの町に、 小さな広告店を経営していたが不況で倒産した錨長太郎が、流れ流れてやってきた。 彼は部下の中西弘次と暴力団から立ち退きを迫られていた高井印刷の社長・高井風太を助ける。 町の対立を知った錨は、町内会会長でクラブ“蝶々”を経営しているミヤコに、町内新聞を発行し、暴力団の不当な仕打ちを暴いて正義を大衆に訴えようと提案する。 提案するまでは良かったが、勢いでそのまま編集長にさせられた錨は、何のアイデアも浮かばず困り果てていた。 そんな時、田舎から警官を目指し上京するも試験に落ち、自殺未遂をしたヒデオという青年を助ける。 ヒデオは半分朦朧とした状態でゴリラのキャラクターが活躍する「ゴリレンジャー」を描くと、それを見た錨は一目で気に入る。 ヒデオの協力の元「ゴリレンジャー」を載せた新聞は大評判となったが、この「ゴリレンジャー」は、熊田めぐみが警官の志田らと協力して運営する人形劇団で 子供向けに上演している劇のストーリーだった。 ¥330 ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!! 刑事生活20年の井狩長吉は、ウダツのあがらないヒラ刑事。彼の妹で元婦警のとみ子の亭主・中西は、 義兄を追い抜き、この度、刑事部長に昇進した。井狩はこの妹夫婦の家に居候しており、肩身の狭い生活をしていた。 そんな井狩が目を掛けているのが、チンピラの加藤ヒデオ。このヒデオ悪さをしては井狩を困らせる。 逮捕されても、その巧みな話術に井狩がだまされてしまい、井狩は、中西をはじめ、部下の志田刑事らからも信用をなくしてしまう。ある日、神戸の宝石店から時価五億円のダイヤが盗まれ、犯人は捕まったものの、宝石は密売グループに流れてしまった。 ところが、この事件になんとヒデオが絡んでいた。暴力団と密売グループが宝石の取引をしている現場にヒデオが居合せ、宝石の入った鞄を横取りしてしまったのだ。 しかし本物かどうかわからないヒデオは、昔盗品宝石の故買屋で、現在は中華そば屋をしている高井風太に鑑定と売買を依頼した。 宝石を見て驚いた高井は、元の親分に連絡してしまう。。。ヒデオを追う密売グループと、それを追う刑事の大捕物が始まった! ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く