1 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽 敗戦後の昭和20年、没落貴族となった上、父を失ったかず子とその母、都貴子は生活の為に本郷西片町の実家を売って西伊豆で暮らすことになった。そんな折、戦地で行方不明となっていた弟の直治が帰還するとの知らせが入ると、母は「歳の離れた資産家に嫁いだらどうか」とかず子に話す。激怒したかず子は「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧かれ」というイエスの言葉とともに6年前の出来事を想いだす。まだ学生だった直治が師匠と仰ぐ中年作家、上原二郎との出会いである。それは一夜の恋心の目覚めであった。 ¥440 2 結婚のすべて 『日本のいちばん長い日』『激動の昭和史 沖縄決戦』などを手掛けた岡本喜八の記念すべき監督デビュー作。主人公は、兄や姉のように情熱のない見合い結婚などまっぴら御免と思っている劇団の研究生・康子。 ¥330 3 東京オリンピック 1964年10月10日から24日まで開催された東京オリンピックの全貌を収めた市川崑監督による長編記録映画。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く