1 エリザベート 1878 ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは————。 ¥440 2 ボックス 孤独の闇 ハリウッドでの成功を夢見る25歳のタイラーは、現実の壁にぶち当たり、夢を諦めるべきか苦渋の決断に迫られていた。とある短編映画で主演を務めたタイラーは、ある地方の映画祭に参加し、その時、誘われた「ボックス」という映画のオーディションで二次審査にまで進みチャンスを掴みかけていた。家賃を滞納し、部屋を追い出される寸前のタイラーは、是か非でもこのオーディションに合格しようと脚本を読み始める。映画の舞台は四方が壁の何もない、まるで空き箱のような部屋。そこに入ったはいいが、出口がなく閉じ込められてしまった男ルイスの物語だった。役作りにのめり込んでいくタイラーは、日常でもその役に囚われてしまう。 ¥330 3 さすらいの人 オスカー・ワイルド アイルランドの作家、オスカー・ワイルドの知られざる悲劇的な晩年を描いた物語。 ¥440 4 戦場からのラブレター あなたがそばにいたらいいのにって思う…。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く