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パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE

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どうしてあんなにがんばれたのだろう。そう思える時間が、一度でもあればいい。

体調を崩しても、追い詰められてもただひたすら最終日に向かって走り続けたTHE YELLOW MONKEYの伝説の1年が…全国各地のライヴ映像はもとより、バックステージ、フォトセッションなどを記録したこれまで全く公開されていなかった大量のテープに依って明らかになる。また、2013年夏新たな撮影が実現。解散後初めてとなる4人揃ってのインタビュー映像がこの映画で公開される。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
2013
制作国
日本
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公開開始日
2014-07-01 15:00:00
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パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIEの評価・レビュー

4
観た人
320
観たい人
212
  • 3.8

    KKMXさん2021/08/23 20:46

     1998〜1999年に行われた、日本のロックバンド『ザ・イエロー・モンキー』の113本のロングツアーを2013年から振り返るドキュメンタリー。
     このツアーはあまりにもハードで、これ以降イエモンは疲弊し、活動休止〜解散という道を辿りました。

     ツアー中のボーカル・吉井和哉の顔はなんとも痛々しいものでしたが、2013年の吉井和哉は軽妙なオッサンになっており、今の顔の方が100倍魅力的でした。当時は完全に追い詰められていたように感じます。


     そもそも、イエモン失速の根源は1997年第1回フジロックの失敗でした。これは吉井和哉本人も言ってます。
     バンド名からして元々洋楽へのコンプレックス丸出しだった吉井和哉。洋楽リスナーに俺の音楽を叩きつけてやる!と意気込んで活動していたフシがありました。そんな吉井がフジロックの出番前にフー・ファイターズやレイジの音を聴いて完全にビビりが入り、選曲も含めてステージで失敗してしまいます。そして、吉井は当時の洋楽ファンに失望されたと感じたようです。第1回フジロックの楽屋の風景が本作に収められていましたが、吉井和哉の顔が追い込まれすぎていて痛々しい。
     そのトラウマを克服できない吉井は『海外のバンドは長期ツアーをするので、イエモンも同じことをやって洋楽に近づく!』と意気込んで始めたのが本ツアーでした。この動機からしてすでに成功する可能性が低いですね。コンプを相対化できずに振り回されて突き進むとたいてい破滅です。

     長いツアーで疲弊していくバンドですが、ギタリストなんかはケロっとしていて、当たり前ながら個人差があるようでした。ただ、イエモンは吉井のメンタルが絶大な影響力を持つバンドなので、全体的には痛々しいです。
     さらに、吉井の妻がメンタルを崩してツアーに同行したり、後半の公演で「このツアーは失敗でした」とMCしたり、若いスタッフが事故死したりと本当に苦しそうでしたね。


     21世紀に生きる未来人として本作を観ると、洋楽コンプレックスというのが実に20世紀っぽいな、と感じました。個人的な体験だと、90年代の中頃までは洋楽派と邦楽派は割と棲み分けされていた印象です。BOØWYあたりをルーツにするバンドはあんまりコンプはなかったと思いますが、洋楽好きでバンドをやっていた人たちは邦楽っぽくならないように色々と工夫していた印象です。
     しかし、90年代も末になると、ハイスタやミッシェルのように洋楽コンプを克服して、文字通り洋楽ファンとの垣根を超えていったバンドがバンバン出てきました。そんな時期に、吉井和哉は昭和っぽい洋楽コンプと1人で戦っていたようです。

     ただ、本作を観る限り、吉井和哉はおそらくロックに憧れていたが、本質は歌謡曲の人かな、と感じました。おそらく本人にも自覚があり、だからロックへのコンプレックスが強いのかもしれません。
     この男、ツアーの最終日に楽屋でかける音楽が宇崎竜童なんですよ!例えばミッシェルやブランキー、ハイスタやブラフマンだったら宇崎竜童聴くかね?椎名林檎ならば聴くだろうけど、たぶん吉井とは意味合いが異なる。吉井より年上ながらも21世紀のバンドと言えるCKBの剣さんだったら、むしろ宇崎竜童を積極的に「イイネ!」と言って嬉々として聴くだろうけど、これはもっと意味が違う。
     林檎は血肉化していることをフラットに捉えて何も気にしないだろうし、剣さんはそれを対象化して面白がるだろう。つまり、歌謡曲好きがコンプレックス化していない。

     つまり、上記で例に出したミュージシャンとは異なり、吉井は歌謡曲ルーツというドメスティックな血に囚われて、どことなく後ろめたさを感じていたように思います。イエモンの楽曲はそもそもUKとかUSとかと根本的に異なった歌謡ロック。こんなに昭和入った音楽やってるのに、その個性を心から肯定しきれずもがいていたのは気の毒でした。これだけムード歌謡が自らの血に流れているのに『歌謡曲が俺のルーツ!俺たちが日本の歌謡ロックバンドTHE YELLOW MONKEYだ!』と堂々と行けなかったのが、とにかく不幸だったなぁと思います。
     そして、21世紀になると、この手のメンタリティは過去のものになっていったように感じます。その意味では、吉井和哉は昭和の呪いに縛られた最後の20世紀ロッカーだったと思います。


     ツアー最終日のラスト曲『So Young』は傷つき疲れた青春を肯定し、大きく包み込む曲です。この曲を歌う1999年の吉井和哉は、現在を生きる吉井和哉に届けているように感じました。大きな痛みの中、厳しい青春を生き抜いた20世紀の吉井和哉ですが、それはとても尊く、価値のあるものだったと思います。


    誰にでもある青春
    いつか忘れて記憶の中で死んでしまっても
    あの日僕らが信じたもの
    それは幻じゃない
    So Young
    (So Young / THE YELLOW MONKEY)

  • 3.0

    しまけいたさん2021/04/06 17:48

    うーん、ツアー時にメンバーやスタッフの話をほとんど聞けてだろうからすごいダラダラした構成になってしまってるなあ。イマイチツアー100本やって疲労困憊になってる感じが映画上で大して伝わらなかったのは残念。打ち上げで酔っ払って愚痴ってるスタッフとか撮れてたらよかったんだろうけどね。許してくれないだろうしね。
    肉体的疲労と精神的疲労の中の大阪城ホール公演と、パンチドランカーツアーファイナルで出番前にマイウェイを聞いて曲が終わったところでガウン着てるところの長回しはさすが高橋栄樹って感じでよかった。

    全然関係ないけど音楽業界人の目が座ってて怖い人が基本なのって日本だけなんすかね。もっと関係ないけど今年のフジロックはリベンジでイエモンが出る気がします。

  • 3.6

    ザンさん2021/03/26 16:23

    過酷なライブツアーの裏側が垣間見られて興味深い。吉井和哉も中性的美少年だったが、年を取った今もその年代の魅力全開のロッカーだ。バラ色の日々!

  • 4.0

    jamさん2021/03/24 07:47

    そこまでして何故ツアーを続けるんだろう
    どうしてバンドやってるんだろう
    …そもそも、どうして音楽やってるんだろう?


    メンバーのみならず、当時のスタッフや関係者のインタビューには
    記憶と記録だけではないそれぞれの想いがあった

    年間113本という驚異的な本数のライブツアー
    まさしく"パンチドランカー"
    そもそものスタートから
    その前に出演したフジロックで受けた精神的な痛手を纏ったまま


    音楽って、仲間と一緒に演奏するのって
    観客の熱気を感じるのって
    楽しいんじゃないの?
    嬉しいんじゃないの?


    翳りは澱のように沈んでいき
    カメラ越しにもその疲れた表情から
    彼らの焦り、苛立ちが伝わる

    打たれてもまたリングに上がるボクサー
    アンコールを終えて袖に数歩で倒れ込むロビン
    「やったよ、やり遂げたよ」涙をうかべながら


    必死にライブを続ける一方
    「このツアーは僕個人としては失敗でした」と言ってしまう
    やるしかない、けれども
    これじゃない、ダメだったことがわかっている葛藤


    ヒット曲は知っていたけれど
    彼らのライブには行ったことがなく
    このツアーの数年後にバンドを解散して
    ソロ活動をしていたロビン=吉井さんのライブには何度も通うようになっていた


    彼、そして彼らの紡ぎ出す"音楽"には
    キャッチーなもの、明るいメロディのものもあるけれど
    どこか漂う憂い、そこが私たちを惹きつけてやまない魅力のひとつなんだろう
    それはやはり
    絶頂期と言われたこのツアーの
    裏側にあったひとつひとつの出来事や
    それに纏わる感情の揺らぎ
    そういったものが意識せずとも
    その音に染み付いているから



    今回は新宿ピカデリー初の「ライブ音響上映」
    バンド再結成前後の「オトトキ」もラインナップに入っていて、両方観れば彼らの過去から現在に触れることができる 



    ツアー最終公演の楽屋で流れた
    ジプシーキングスの「マイウェイ」が
    明るくも切なくて
    そこから「so young」の流れで

    パンドラの箱の底に残った"希望"が
    「オトトキ」まで繋がり
    "どうしてバンドやってるんだろう"
    に「プライマル。」でひとつの解答が…







  • 5.0

    ロビンの恋人さん2021/03/23 18:31

    ライブ音響上映!
    もうっっっ最高だった!!!
    ライブ音響って凄いな~
    脳に腹に響く!その場にいるような臨場感味わえた!
    2013年当時も劇場で鑑賞したし、DVDも持っている特別な作品だけに感動が大きかった~
    静かに座って鑑賞しているけど、心は猛り狂って大騒ぎしておりました。
    1999年の吉井さん、最高にかっこいいな~エマの切な顔も!もうやめて直視できない!目が溶ける!フェロモンの大洪水がスクリーンから溢れ出て大変!心の両腕広げて必死で受け止めましたけどね。吉井さんを中心にメンバーがアップになる度に心がやられるので、静かに座っているのが非常に辛い。ちゃんと静かに座っていたかな私?
    多少もじもじしてたかもしれん。
    マスクが吹っ飛ぶほど鼻息荒くして鑑賞しました。
    劇中で関係者の方の「女の子にキャーキャー言われるバンドで終わりたくないと彼らは思っている」との言葉があり、大変反省しました。
    でも、曲も大好きだし、ライブに行くと男性も沢山います!みんなに愛されるバンドです!
    THE YELLOW MONKEYが常に全力だとひしひしと伝わる作品だった。「SoYoung」では涙が止まらなかった。
    THE YELLOW MONKEYを永遠に応援する!と心に誓った。
    今回のライブ音響上映を教えていただいた方に感謝感謝です!

  • −−

    KAZUさん2021/03/10 12:31

    個人的にグラムっぽいビジュアルと歌謡曲とショウビズっぽさがうけつけなくて、リアルタイムでは全く興味無かった。もっとエッジが効いたブランキーやミッシェルが好きだったから。

    バンド解散の遠因となったフジロックでの出演はファンならずとも当時を知る人には有名で明らかにレイジ、レッチリ、フーファイに囲まれて日本のショウビズのトップランナーは完敗し、生で観ていた当時の彼女や友達曰くバンドには罵声やドロ投げつけられ、ハイヒールやサンダルで参戦していたファンは揉みくしゃみにされ悲鳴の嵐らしだったらしい。まあ、あの時のフジロックは戦場だったから想像に難くない。

    20年ぶりの再結成も思入れはないものの、そのビジュアルやスタイル、楽曲も含めてより衰えるどころかよりパワフルにシーンに戻ったことに衝撃だった。吉井さんの声なんか20年前と同じだよね、衰えをしらないのか...当時の過度期を映したドキュメンタリー。精神的にも満身創痍だったのであろうし、130本のライブツアーをやり遂げたリアルな彼らを映した作品、今更ながらファンの一人になりました。

  • 4.0

    蟹さん2021/03/10 07:19

    *映画レビューというよりTHE YELLOW MONKEYの一ファンとして

    パンチドランカーツアーは私が2歳の頃に始まったツアーで、当然当時イエローモンキーを知らなかった。

    好きになったのは解散した後で、こんなにすきなのにライブに行くことはできなかったのかと残念に思っていた。

    しかし、2016年に復活。
    復活後に本作を観るとまた感慨深い。

    ライブは諦めていたが、充電期間に入るまで毎年ライブに行くことができた。
    同世代でイエローモンキーが好きな人は少ないけれど、私が1番好きなバンドはずっとイエローモンキーだろう。

  • 2.6

    バルティゴさん2020/11/22 14:55

    ファンではない。
    何曲か知ってる程度。
    ツアーは過酷だけど、出来事をそんな深く追求するわけでもなく物足りない。
    とりあえず格好と音が違うよね。

  • 3.6

    Shoさん2020/10/18 21:56

    前提知識を1ミリもない状態で見たので、自分より大多数の方の方が楽しめると思います。
    それでもツアーの壮絶さがひしひしと伝わってきて、高橋栄樹さんらしい切り取り方に感銘を受けました。

  • 4.0

    白波さん2020/10/05 16:05

    2013年に公開したTHE YELLOW MONKEYのドキュメンタリーフィルム。2020年に「オトトキ」とあわせて、まさかの爆音上映です。
    昭島てどこ?な感じだったのですが、こんなチャンスはもう無いだろうと行って来ました。
    思う事は皆一緒で、もう一度スクリーンで観れるとは思ってなかったのでしょうね。会場を見回した感じ満席でした。

    この時期はバンドが一番尖っていて、かつ物凄く危うかったのでしょう。
    とにかくものすごく力に溢れていて、それをメンバーやスタッフ等内側からの視点で描いた作品。
    約1年かけて113本のツアー。1本も飛ばす事なくやり遂げた過程は凄まじく、だんだんと擦り切れバンドが崩壊していく様が手に取るようにわかるのがこの作品。
    「失敗でした」発言、家庭の危機、UKのステージ、ツアースタッフの死、フジロックの挫折。
    今でこそどこか安心して見れるけど、それでもかなり重いですね。
    でも所々で映る、現在のメンバーがボーリングしながら楽しそうに話してるインタビューはちょっとした救いになります。
    見所はとても多いのですが、一番印象的なのはやはりフジロックのバックステージでしょう。
    この時のロビンの顔を切り取れたのは、とても貴重だと思います。
    また和気藹々としているメンバーとの温度差が凄まじく、これはもうダメだな…と感じずにはいられませんでした。
    こんなこと言っては何ですが、この残酷な物語に何処か美しさも感じてしまうんですね。何でだろ?
    そうしてバンドは絶頂の中での解散。
    これ以上無いくらい完璧な終焉だと思いました。

    そしてこの作品が2013年公開、その三年後にバンドが復活するとはこの時誰も思っていなかったでしょう。
    実際、この映画が再結成へのきっかけの一つだったとも語られていましたね。
    これからもこのバンドを見守っていきたいと思います。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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