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醜聞(スキャンダル)

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黒澤明×三船敏郎の黄金コンビによる野心作!若き黒澤監督の鮮烈なヒューマニズムが胸を打つ。

黒澤明(監督)×三船敏郎(主演)の黄金コンビによる野心作!特異な画風とオートバイ愛用者で有名な青年画家・青江一郎は、美貌の声楽家・西條美也子と伊豆の旅館にいる所を写真に撮られた。その写真は雑誌「アムール」にスキャンダルとして掲載され、雑誌は煽情的な見出しとともに爆発的に売れた。捏造に激怒した青江は、雑誌編集長と裁判で争うことになるが、そこへ蛭田という弁護士が名乗りを上げる。若き黒澤監督の鮮烈なヒューマニズムが胸を打つ一作。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1950
制作国
日本
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公開開始日
2015-04-22 15:00:00
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醜聞(スキャンダル)の評価・レビュー

3.7
観た人
938
観たい人
536
  • 4.0

    たくさん2022/01/22 21:39

    生まれ変わりたいと皆んな思っている、
    悪党の自分から
    醜い自分から
    ずるい自分から
    明日から変わりたいと、みな思う。

    ただ、簡単には変わることは出来ない。
    弱いもう1人の自分がいつも近くで待機しているから。
    それでも、何度も変わりたいと思えるのが人間なんだ。
    そんな人間を黒澤は我慢強く見守っている。そして、根本のところで、人間を信じようとしている。

    この映画は、人気女優とのスキャンダルに巻き込まれた画家の青年(三船敏郎演じる青江)から、
    裁判を依頼された蛭田(志村喬)という弁護士が事実上の主人公だ。
    そのキャラクターは、こともあろうか、被告であるゴシップ紙の責任者に買収される弱い人間。
    黒澤は、何とかしてこの弱い男の中に、人間が存在する意味を見出そうとした。
    脚本は当初の予定を変更して、この弁護士が中心の物語になって行ったのだという。

    蛭田には娘がいる。結核を患い病床に寝たきりとなっているが、汚れを知らない純真な眼差しをいつも父親に向けている。蛭田はその娘の眼差しの美しさに触れるたび、自らの悪事を省みて自己嫌悪に陥っていく。
    人間の良心は他人に見つめられた時の羞恥心によって形成されていく、という。
    羞恥心から出発した自己に対する弁明が人間の倫理になってゆく。
    ドストエフスキーが「罪と罰」で描いた真理を、黒澤はこの映画に反映させていると、映画評論家の佐藤忠男は言っている。

    人間は本当に新しい自分に生まれ変われるのか?
    私たちは生きている中で、度々その問題にぶつかる。
    しかし、黒澤の中には確固たる信念がある。変われるのだと。

    それを確認したくて、また黒澤を観てしまう。
    センチメンタリズムに流されていると酷評する評論家もいるだろう。
    洗練されてはいない愚直にメッセージに向かう映画だけど、とても素敵な映画です。

  • 3.8

    ヨウさん2021/12/29 11:51

    今も昔もマスゴミは変わらんなぁ
    志村喬がこんな貧弱な役を演じるとは思わなんだ
    小心者に贈る力強い賛歌

  • 3.5

    ショウジさん2021/12/13 18:09

    週刊誌がこんなに売れてた時代があったのね…バカみたい…
    監督はマスゴミに対する怒りで撮ったらしいけど、弁護士の葛藤の方が長く扱われてた気がする。
    『静かなる決闘』と同じく千石規子がいい味出してた。

  • 3.6

    日常さん2021/12/08 12:24

    展開の王道さと映像で伝えるいつも通りの黒澤映画で安定に面白い。
    「お星さまになるのを見たんだ」ってセリフが良い。あそこを第三者目線で語ることをやってる映画があまり無いからそこは新鮮だった。そして言葉のチョイスも素敵。
    最初の絵を描いてるシーン大好き。後ろのおっちゃん達との「兄ちゃん、山は動かねぇぜ」「いや山は動いてる」って会話も大好き

  • 3.7

    浜一さん2021/12/05 20:15

    三船敏郎の画家と山口淑子の声楽家が偶然に出会ったところを週刊誌記者に写真を撮られスキャンダルとなる。裁判を興して出版社を訴える2人。ところが物語は何故かその2人に雇われたボンクラ弁護士、蛭田乙吉(志村喬)に大きくシフトしていく事となる。黒澤明監督は脚本を書き進めるうちに、自然とこの蛭田乙吉が浮かび上がってきたのだそうだ。実は監督が居酒屋に出かけた時に出会った人物が元になっているが、執筆中は全く思い出す事なく無意識にこの人物が膨らんでゆくのを楽しんでいたという。
    本来はタイトルにある通り醜聞に立ち向かう主人公たちの物語になるはずで、ボンクラ弁護士が病の床に伏せる愛娘の為に、明日は良くなろう、明後日は良くなろうとする話ではなかったはず。脚本執筆の段階で脚本家の筆が滑った失敗作だと思うのだけど、何故かボンクラ弁護士蛭田乙吉氏を嫌いになれない。不思議な魅力のある作品になっている。黒澤さんの潜在意識に残っていたモデルの人物がそれだけ魅力的な人間だったのかな。

  • 3.5

    緑雨さん2021/11/25 22:37

    なんとまあ青臭い。志村喬が演じる弁護士の造形があまりにステレオタイプで、その点が興を削ぐ。

    難病の娘を持っていることと、あのだらしなさとが、どうも噛み合わせが悪いというか、情緒的な整合性に欠けるような気がする。もう少し彼の葛藤を説得力をもって見せて欲しい。法廷劇の部分も映画とは言えロジカルさに欠け、いくらなんでもな出来。

    これまた青臭い天然な三船と、歯切れ良くみもふたも無い感じの千石の絡みがとても良い感じだが、せっかくの山口淑子にもう少し見せ場が欲しかった。

    題材自体は興味をそそるものだし、話の展開も飽きさせないものはあるのだが。

    三船がバイクにクリスマスツリー乗っけて走る場面がいいね。

  • 3.0

    ユーザー0012さん2021/11/23 13:13

    有名声楽家とのスキャンダルに巻き込まれた青年画家が、裁判で雑誌社と戦う。

    三船敏郎演じる青年画家が主人公ではあるけど、実際は、彼の弁護を引き受けるダメダメ弁護士の改心物語。

    ラストの台詞始め、あまりにストレートなヒューマニズム・メッセージは、黒澤監督の「生きる」にも通じる雰囲気。

  • 3.5

    kitrustzさん2021/11/14 22:00

    役者クレジット順を無視したストーリー展開。哀愁のタラコ唇こと志村喬。酔って病気の娘に愚痴こぼすとか、ダメ人間マックス独壇場な作品でした。もはやメインテーマ「スキャンダル」じゃなくない?って感じです。

    クリスマス夜の「蛍の光」は、戦後5年を締めくくる時期、場末クラブに集う者の胸の内に抱えた哀しみの表出シーンなんだろうなと想像しましたが、この当時作品を観た方々のような共感までは持ち得ませんでした( o´ェ`o)。。。

  • 4.0

    NOBUさん2021/11/10 21:45

    三船敏郎と李香蘭こと山口淑子の貴重な共演作!!
    と思いきや、この作品の主人公はもっぱら志村喬演じるダメな弁護士の姿であろう。

    ストーリーの入り口は一人の画家と美人声楽家が被害を受ける身勝手な週刊誌によるスキャンダル記事に起因する訳だが、弁護士が訪ねて来た後からこの男のサブストーリーが始まり、そこからもっぱら弱い人間が故の甲藤が始まる。

    今まで見てきた志村喬のお芝居の中でも「生きる」と並ぶ快演に思う力作である。

    この作品の素晴らしい点は戦後の傷が癒えていない1950年の制作でありながら、週刊誌の報道のあり方と、収賄という今日でも不変的な社会問題をコミカルなまでに抉り出している点である様に思う。

    黒澤明の娯楽性も存分に発揮された作品で見ていて面白い!

  • 3.3

    ハローさん2021/11/01 23:58

    現代ならプライバシーの侵害ってのは当たり前になっているけれど、おそらく当時はちょっと名の知れた人物の私生活を覗き見るなんて事に一般庶民からしたらまるで罪悪感がなかったことなのかもしれないが勝手な事されたらたまらんっと三船敏郎が怒るのは当たり前だと思います。

    🏍に乗る三船敏郎もカッコいい。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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