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長江 愛の詩

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悠久の長江、息をのむほどの美しい叙事詩―

死去した父親の後を継ぎ、古めかしい小さな貨物船、広徳号の若き船長ガオ・チュン。心のよりどころを失った孤独な文学青年である彼は、夜空に花火が上がる上海の船着き場で双眼鏡越しにひとりの女性を目撃する。さほど若くはないその女性は生活に疲れた様子だったが、彼はなぜか胸のときめきを覚えた。翌日、ガオは機関室で錆びついた缶を発見し、一冊の手書きの詩集を手にする。「長江図」と題されたその詩集には、父親が20年前の1989年に創作したいくつもの詩が記されていた。違法の仕事を請け負って上海から長江遡る旅へ出発したガオは詩集に導かれるようにして、行く先々の街で出逢うアン・ルーという“ミステリアスな女性”との恋に落ちていく。不思議なことに彼女は以前上海で目撃した女性と同一人物で、ガオは次々と奇妙な体験をしていく…

詳細情報

原題
Crosscurrent
作品公開日
2018-02-17
音声言語
中国語/北京語
字幕言語
日本語
作品公開日
2018-02-17
制作年
2016
制作国
中国
対応端末
公開開始日
2018-08-08 00:00:00
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長江 愛の詩の評価・レビュー

3.6
観た人
353
観たい人
819
  • 4.0

    すーさん2021/11/30 23:43

    正直ストーリーとか全体的によく言えば幻想的、悪く言えばふわっとしていてまとまりがない…ような。でもこの美しい幻想的な雰囲気、長江のノスタルジックな感じがとても好きです。

  • −−

    Segaworldさん2021/10/24 19:33

    間隙の魔力。男女が見つめ合ったカットから裸体の抱擁へジャンプ、その瞬間この映画を観なくてはいけないという力が働く。
    また随所に詠まれる詩の奥ゆかしさを堪能できるのも、他にない味わいで、スクリーンの前で深呼吸をしていればいい。

  • 3.4

    ピロピロさん2021/09/23 21:32

    貨物船の船長になった男が上海から長江をさかのぼるお話

    「魚の売り手と買い手は互いに憎悪し互いに抱き合う、あらゆる人はあらゆる人と対立する」

  • 3.5

    飛んでけさん2021/09/19 02:46

    112.

    映画の中での台詞はほとんどなくて
    長江と川辺の町や自然が主なシーンで
    その景色の壮大さと静かさが印象的
    長江、本当に長くて大きい
    映像が絵画みたいに美しい

    その町の雰囲気や祭り?や歌?が
    ところどころで観れるのだけど
    それが全然わからなくて
    知れば知るほど中国という国は面白そう
    この映画を観た感想を中国の人から聞きたい

    これだけゆったりした映像と話だと
    途中で寝てしまいそうなのに
    しっかり最後まで観れた
    定期的に詩が流れるのが良くて
    おっきたきたと思いながら観ていた

    ダムのシーンの映像と音に
    胸の高鳴りを感じて痺れた

    ストーリーとしては
    分かりにくいところが多くて
    理解が難しかった

    (何を見てこの作品を観たいと思ったのか
    全く記憶になくてもやもやしている)

  • 3.5

    しじらみさん2021/08/12 09:26

    美しい風景の撮影をアリバイにひっちゃかめっちゃかやってるのはわざとなのかなんなのかよく分からん。タルコフスキーやアンゲロプロスっぽさを出そうとしてるのは意図しているのだろう。視線が重要な映画だから『裏窓』みたいな雰囲気もあったりするんのだが、超ロングショットからのショット・リバース・ショットをしてみたところで実際には切り替えされていなかったりするから油断ならない。

  • 2.5

    ソラノさん2021/08/10 13:49

    良く言えば幻想的な恋愛もの。風景が圧倒的スケール。クラシック音楽と共に映し出される川の流れの美しさ。

  • 3.3

    bluemercenaryさん2021/06/15 11:42

    父が亡くなり跡を継いで貨物船の船長となったガオは、夜の上海で見掛けた一人の女性アン・ルーに心惹かれた。
    翌日、ガオは機関室で錆び付いた缶を発見、その中身は父親が記した詩集「長江図」だった。
    上海を発った貨物船は江陰で違法荷物を引き受け四川省宣賓まで運ぶことになる。
    ここでアン・ルーと再会し、体を重ねるガオ。
    ここから行く先々でアン・ルーと出逢うが、そこは「長江図」に記された場所だった。



    幻想と現実が交錯して不思議な陶酔感に包まれたのは事実だけど、淡々とし過ぎな物語。
    映像が兎にも角にも美しすぎて圧倒されて、エンディングの段階でこれは実に残酷なファンタジーなんだなと気がついた。
    果たしてアン・ルーは何だったのかと。

  • 2.0

    mikoyan358さん2021/06/03 20:05

    ベルリンで銀熊賞を獲得したという事で観てみたが、まるでタルコフスキーの映画を中国流に再現したらこうなったとでも言うべきか、朧げなストーリーの中ですべてが何かの例示であるかのような登場人物と出来事が漂う、深遠な精神性を覗き見するような作品だった。アン・ルーは一体何者だったのかとか、終盤のあの訪問は...とか細かいことを考えすぎると完全に行き先を見失ってしまうので、あまり深い事を考えず三峡ダムのためにもう大半が失われてしまった長江中流域の自然と風景の移り変わりを、川を下るようにゆっくり眺めるのが吉か。

  • 3.9

    Jimmyさん2021/04/22 22:59

    シネマート新宿にて鑑賞。

    恵比寿ガーデンシネマで、この映画の予告編を見てから、気になっていた映画。
    ようやく観た。

    ジャ・ジャンクー監督の傑作『長江哀歌(エレジー)』を思い出しながら観るも、似ているのは「長江と山々の風景のみ」であり、この映画の物語展開は明確に「何か事件が起こる」というかたちではなく、抒情詩的な流れを眺める感じである。

    貨物船、長江の河の流れ、そして時々登場する女性。この女優=シン・ジーレイは、非常に綺麗!

    映画を観終わって数時間経ったが、未だに、この映画の持つ意味を考えてしまう「余韻に浸る感じの映画」であった。

  • 4.0

    映画漬廃人伊波興一さん2021/03/22 22:15

    「ツィゴイネルワイゼン」「赤目四十八瀧心中未遂」の奇譚魂(スピリッツ)が21世紀の今、中国長江の悠久の流れに乗って蘇る

    楊超(ヤン・チャオ)
    「長江 愛の詩」

    楊超と書いてヤン・チャオと読む映画作家の「長江 愛の詩」はそのタイトルが想起させるように(遡行)が軸となっています。

    その(遡行)の手引きとなるのは邦題に冠された(詩)であるのは言うまでもありません。(原題は「長江図」です)

    それは映画の序盤でチン・ハオ演じる主人公ガオが機関室で見つける、さもありなん、という感じの古めかしい手書きの詩集です。

    西暦が具体的にテロップされているわけではありませんが、一筋の光明も射しこまぬような寂れた河口の船着場と全身油まみれの労務者たちの姿から、市場経済の発展と共に必然化する現代中国の格差の歪みが、ありありと感じとれます。

    「長江 愛の詩」の魅力は、そんな被写体となる風景や人物がいかにも克明に画面に映っているにもかかわらず、全ての存在そのものが希薄で、神話を思わせる簡素な影で彩られたまま私たちに寡黙に迫ってくる点にあります。

    何故そのような事が起こり得るのか?

    それは「長江 愛の詩」が現代中国が持つ殺伐とした現実感を避け、歴史の諸相や時代をこえた揺蕩(たゆた)う奇譚の範疇に位置しているからに他なりません。

    曇空も、広大な川もどこまでも広がっているのに、至るところで(現し世)とはほど遠い幽閉感がみなぎっているのはその為です。

    その中にあって、主人公ガオが長江を遡行する先々で再会と別れを繰り返すアン・ルー(シン・ジーレイ)という女性が、視線の動きやふとした身振りによって、無言の存在感や艶というべきものをスクリーンの隅々にまで行き渡らせているのがとりわけ素晴らしい。

    ガオが上海の夜空に炸裂する花火の灯のもと、初めて彼女を見た時はくたびれた中年女性のようだったのに、長江を遡るたびに生々しい美しさを帯びて若返っていきます。

    あたかも鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」の大谷直子や、あるいは荒戸源次郎「赤目四十八瀧心中未遂」の寺島しのぶ、古くは溝口健二「雨月物語」の京マチ子の存在のように、実在する人間か、幽霊か幻影か定かでない生死の不在によって、心の均衡が乱れかねない私たちに、その存在を異常なものとして映していないところが素晴らしいのです。

    「長江 愛の詩」におけるもうひとつの素晴らしい場面に、映画がいよいよ佳境に入る予見を告げるように出現する三峡ダムがあります。

    中国が誇りにする名高い巨大ダムですが、ここでは中国経済発展の象徴ではなく、それまでテロップに白く浮きあがる詩を私たちの視界から奪い、口調から画調に変わるように、ガオによる父母への追慕を一瞬で断ち切るメタファーとして堂々とそびえ立ちます。

    とはいえ、それが今日の中国の象徴的な縮図などと、はしたない解釈だけは慎むべき。

    現代社会の反映とか縮図という印象を残す程度なら、あらかじめ周到に敷いておいた伏線をじわりと利かせておけば充分なのですから。

    「長江 愛の詩」が21世紀にふさわしい新しい映画かどうかを問うつもりはありません。
    しかし画面の隅々にまで目を走らせれば走らせるほど、社会的背景や文化的制度から遠く離れていくように、光の明滅からなる様々な記号たちと戯れる細部に満ちています。

    そんな終わりに回収されがたいこの奇譚は、中国のある時代を、ヨウスコウカワイルカの化身に乗せて(彼岸)へと葬る覚悟のように不気味に私たちの瞳を響かせてくるのです。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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