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ヨーロッパ横断特急

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事実か?虚構か?映画という枠組みの中で境界を軽々と飛び越えてみせる快作。

パリからアントワープへと麻薬を運ぶ男の波乱万丈な道中を、幾重にも織重なったメタフィクションで構築し“ヨーロピアン・アバンギャルドの最重要作品”、“最も成功した、理解しやすい実験映画”と絶賛された2作目。

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ヨーロッパ横断特急の評価・レビュー

3.6
観た人
772
観たい人
647
  • 3.3

    Makikoさん2021/06/12 21:56

    メタフィクションの形をしたフィクション?何が本物で何が作り物か分からなくなる。
    鏡の映り込みを見せるとか、技巧的な面白さがある。
    セリフはそれほど多くなく、その代わり“視線“を強調したショットが多い。人物がカメラの真正面からこちらを見つめてくる。敵対する人物はサングラスをかけていて視線が遮断されている。クレショフ効果。

    本作のベッドシーンにBGMをつけてPVのようにしたファンビデオを見たのがきっかけで鑑賞したが、ファンビデオの方がほぼ全く編集をしないでアップロードされていたことから、本作のカットや編集が現代の感覚をもってしてもアバンギャルドで洒落ているものだというのがわかった。

  • 4.0

    kannoさん2021/06/11 15:28

    アランロブグリエの作品は下高井戸シネマで「エデン、その後を」見た。その時も今と同じ心境で映画館に向かったわけだが。難解すぎて恐らく寝た。(白昼夢の中で見る映画にはまっていた時期でもあったが)

    「ヨーロッパ横断急行」は純粋に面白い。
    虚構と現実。エロスとタナトス。現実の陳腐さ。

    NIGHT CABARET EVE(エヴァ)

  • 3.6

    Juriさん2021/06/10 02:20

    メタフィクションであることが序盤で提示されるから、ロブグリエ作品の中ではすごく分かりやすい
    わざとかもしれないけど気になるくらいカメラが不安定でカメラワークも不思議です でも構図は綺麗

  • −−

    gyowさん2021/06/08 01:34

    面白かった。3回あるベッド周りのシーンが全てピンポイントにクリティカルに最高だった。ストリップのシーンも良かった。デートでストリップに行きたい欲が再燃してきた。

  • 3.4

    まくないとさん2021/05/22 09:11

    乗っている列車を題材にした次作映画の構想を練る三人。
    そこで交わされるアイデアが現実と空想との曖昧さの中で展開される。

    取り敢えず言ってみたレベルの雑なストーリーだが、登場人物たちは否応無しに動き出す。
    そして矛盾や陳腐さにツッコミが入れば無かったことにされ、また平然と展開は続く。

    他人の人生、それも生き死にを遠慮なく弄ぶかの様な構成は、最後の一言も合わせ、どこかサイコなものを漂わせるのが、ブラックかつユーモラスで見事。

  • 3.9

    Mさん2021/04/24 23:29

    列車内で映画のプロットを話し合う3人と、その内容そのものの運び屋。彼等が同一の世界に存在し虚構と現実の境目をいとも容易く飛び越えていく。
    筒井康隆の小説を思わせるメタフィクションで、こういった映画はあまり観た事が無かったので非常に新鮮だった。

    不滅の女でもそうだったが、
    最終的にどうなってどう決着がついたのか全くわからないが、
    面白い。

  • 3.4

    HKさん2021/04/17 12:10

    だいぶ前からトランティニャンのパケ写が気になっていたので鑑賞。
    アラン・ロブ=グリエ監督の作品は初見です。
    グリエ監督は小説家・脚本家でもあり『去年マリエンバードで』の脚本もこの人だとか。
    『去年~』は学生時代(約40年前)に見てるはずですが記憶は完全に消失。

    原題は“Trans-Europ-Express”で実在の列車名だそうです。
    冒頭、列車に乗り込む映画人らしき3人組が、これから撮る映画のプロットを話し始め、そのやり取りをテープレコーダーで録音したりしています。
    この3人が話す麻薬の運び人が主人公のストーリーも映像化されるため、映画と映画の中の映画が並行して描かれるわけです。

    ところが、劇中劇の主人公(トランティニャン当時36歳)が3人組と同じ客室に乗り込んで来たりして現実とのボーダーが曖昧になり、いわゆるメタ展開になっていきます。
    お互い目と目が合ってしばし見つめ合い気まずい雰囲気になって出ていく主人公。
    「今のトランティニャンだったね」「主役に使ったらどう?」なんていう会話も。

    しかも3人組の監督らしき人物が語るプロットがかなりテキトーで、助手に矛盾を指摘される度に話が変わったり前に戻ったりしてかなりイイ加減な展開に。
    ちなみにこの監督役はグリエ監督本人でツッコミを入れる助手役は監督の奥さんだそうです。

    渋めのフレンチ・ノワールかと思ったらかなりスッとぼけた味の実験映画というか、ここまでくるともうギャグ映画と言ってもいいのかもしれません。

    さらに、監督はSM好きらしく脈絡なくSM描写が入ってきます。
    主人公が持ち歩く鞄には緊縛用の縄や鎖が入ってるし、仕事そっちのけでマリー・フランス・ピジェ(当時22歳キレイ!)とSMプレイに耽るし、ラストの罠にかかるところももう完全にギャグ。
    トランティニャンは挙動不審で変態の主人公を面白そうに演じています。

    う~ん、この監督、他の作品も観てみるかどうか迷うところです。

  • 4.0

    ハさん2021/04/10 07:52

     陳腐な物語の実演をさらに皮肉がましく追体験する。この映画の監督を務めている男が脚本家として出演し、トラティニャンがほぼ本人そのものの虚無的な相貌で空っぽの箱を持ち、行く先々に現れる娼婦に、悪党に、刑事に翻弄される。すべては組織が彼の力量を確かめる為に仕組んだ罠なのだ。  
     これは言うまでもなく誰もが既に知っているような、呆れ返るほどに紋切り型のストーリーである。物語なんてものはもう既にすべて語られていてわざわざ新たに作る必要はないはずなのに、つい人類というものは飽くなく消費する。それをあからさまに居直って自己言及を繰り返してもまだ物語からは囚えられ、逃れられない。
     この映画はこれから起こる事件がすべてセリフないしは、雑誌の写真や漫画、新聞記事、ジェームズ・ボンドのポスターによって予示され、ますます作り事であることが誇張される。
     アントワープの展望はすべて絵葉書のように静止した構図でありふれている。広い広角の画面で示される港街はそのままに映される。
     マリー=フランス・ピジェとの情事は、カット毎にベッドの脇から脇へと飛び、鎖を巻いたり、派手な下着を着せられ、ちょうど四肢列断された死体のように断片として示される。瞳や唇を大きく映して喘ごうとまったく薄っぺらで何もない。それに彼女を犯すトラティニャンの歩み寄ってくるアップも組み合わされて死んだイメージが幾重にも重なる。まるで実写で描かれた漫画を読んでいるようだ。
     トラティニャンが拳銃を逃げながら片手で構え、それから左腕でカバーしながら撃ち、そして膝をつく。こうした一連の動きもすべてポージングにすぎない。メイドの女にカバンを触られて、すっと避ける仕草もまったく月並みで即物的である。
     こうした傾向は露骨に通俗を狙ったストーリーを含めて漫画家でもある石井隆の映画と似ているかもしれない。だが、このロブ=グリエの発想はあくまでもフィルムを使ったコミックであり、石井がコミックをフィルムで撮ったのとは異なる。
     それにしても作為的な編集のクロースアップの入り方だとか、トラティニャンとロブ=グリエたちが出会す場面のありきたりなズラしかただとか、この絶望的なまでに創意工夫もありもしない凡庸そのものな映画を面白がる感性もまたスノッブなのかもしれない。なにしろ、この映画は当時ヒットしたのだ。

  • 3.0

    naoさん2021/03/26 09:21

    『囚われの美女』が全くハマらなかったけど、これはまあまあ。ロブグリエは性的倒錯をモチーフにすることが多い?

  • −−

    モナコさん2021/03/25 01:42

    プロットはよくわからないけど、とにかく白と黒が不気味に純化したような画作りもハイテンポなリズムのなかに挟まれる額縁におさまるような構図も、少年がコインを入れた望遠鏡から次の指定場所がわかるシーンなどどんどん出てくる粋な設定もポヨンポヨンした足音も全部がかっこいい

    春休み77

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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