お知らせ

閉じる

非対応デバイスのため、動画を再生できません。

対応端末
  • 再生する

風が吹くまま

G
  • 字幕

2016年に死去したイランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督の代表作。

テヘランから、クルド系の小さな村を訪れたテレビ・クルーたち。彼らは独自の風習で行う村の葬儀の様子を取材しに来たのだが、村を案内する少年ファザードには自分たちの目的を秘密にするよう話して聞かせる。男たちは、危篤状態のファザードの祖母の様子をうかがいながら、男たちは数日間の予定で村に滞在する。だが数週間経っても老婆の死は訪れず、ディレクターのべーザードは、予定外の事態に苛立ちを募らせる。麦畑に囲まれた美しい風景のなかで繰り広げられる、主人公と個性豊かな村人たちとのユーモア溢れるやりとり。死を待つ時間という特異な瞬間を写し、キアロスタミの人生哲学をたっぷりと堪能できる一作。1999年ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ受賞作。

詳細情報

原題
The Wind Will Carry Us
関連情報
プロデューサー:アッバス・キアロスタミ
音声言語
ペルシア語
字幕言語
日本語
制作年
1999
制作国
イラン
対応端末
公開開始日
2021-04-23 10:00:00
シェア
お気に入り
レンタル・購入330円~

レンタル(7日間)

アプリでDL可
標準画質(SD)
330
ご注文手続きへ
アプリでDL可
高画質(HD)
440
ご注文手続きへ

キャンセル

ドラマ洋画ランキング

風が吹くままの評価・レビュー

3.9
観た人
950
観たい人
1933
  • 4.8

    drymoonさん2021/06/20 02:24

    徐々に言葉の重みが増していく。それに伴って行動にも現れる。医師とバイクに跨り雄大な景色と共にする他愛もない会話、その後に家を眺めて一服する流れが最高。外へ出てもっといろんな景色を目に焼き付けたい

  • −−

    すいそ水さん2021/06/18 11:35

    ほとんど何も起こらない映画。
    これを2時間作ってしまうのすごいな。
    美しい田舎の風景、紅茶で喧嘩する夫婦、亀の歩み、フンコロガシ、わたしは何を観ているのだろうと思わせる。

  • −−

    Mさん2021/06/17 10:16

    溢れる生の営み、墓穴から舞う砂埃のように漂う死の匂い。「死を待つ」という特異で、形容し難い時間を過ごしながら、自分の仕事に疑念を抱き葛藤する。風に靡く黄金色の景色は、主人公の心を次第に豊かな色彩で満たしていく。

  • 3.7

    seaさん2021/06/16 23:34

    迷路のような素敵なつくりの村で、ある出来事を待つ男と村の人との間をゆったりと流れる時間。

    電話がかかってくるたびに電波の届く丘の上まで車を高速で走らせるという繰り返しがくせになる面白さ。その後ろを追いかける子供たちや動物たちが可愛い。薄いパンが美味しそう。りんごの転がり方が不思議。

    少年の行動や言葉選びが魅力的で、いつもどこかへ向かっている途中なところがよかった。

  • 4.4

    Djangoさん2021/06/13 21:03

    美しい田舎の、のんびりとした時間を
    丁寧に切り取ったような映画。

    善悪や死生観に関する台詞や詩は
    考えさせるものがあった。

    見終わったあとの余韻が心地よい作品。

  • 4.3

    Naotoさん2021/06/13 17:48

    小さな小さな村で行われる風変わりな葬式を取材しに来たテレビクルー達。
    彼らの仕事は危篤状態の老婆が亡くなってから始まることになるが老婆は一向に亡くならない。

    働き盛りの若者達は畑仕事に出ているので村には老人と子供しかいない。
    活気に乏しい小さな村で、仕事の始まらないクルー達はじっくりとその時を待つ。

    関守を持たず滞りなく過ぎ去る光陰。

    そこにある時間はまるで死を浮き彫りにするかのようでいて、生を克明に刻みつけるかのよう。
    異様な時間だ。

    しばらくしてから僕は旧約のコヘレトの言葉を思い出した。

    憂鬱な詩人は人生におけるさまざまな時を引き合いに出しながら、天の元の全ての営みに時があると歌う。

    全ての営みに時がある。

    この言葉の意味が本作を観ながら少しだけ理解できたような気がする。

    ごく一般的に時を捉えると、
    "私"の中に"時"があるというふうに考えるものだと思う。
    私が〇〇を見た時間、
    私が××を聞いた時間、
    私が△△を行った時間、といったふうに。

    そうだとすると、"私"がいなければ"時"は無くなる。
    いわば、時という物を包括する私といった感じだ。

    全ての営みに時がある、という時間の捉え方はこれとは逆なのだと思った。

    私を包括する時がある。

    まず1番に、時というものが存在している。
    そしてそれの中にひょっこりと私が現れて消えていく。
    そう考えれば私がいなくても時が成立する。
    私の前には全ての営みに時があったし、これからもある。

    こう考えると、あの時、この時、みたいに分断することができなくなる。
    過去も未来もなく無限に持続する現在の中に私が在る。
    だから死ぬ時と生きる時はお互いを含み合うものになる。
    死臭が漂う墓地の上で豊かに暮らして、豊かに暮らしながら棺に足を収めていく。

    コヘレトが歌った時間、本作に流れた時間はそのようなものだったのだと思う。

    そして水が至って渠が成るように、人は"私"を捨ててゆっくりと"時"の流れに帰っていくのだと思った。

  • 4.6

    ぱねさん2021/06/13 16:04

    イラン北部に位置する小さな村を訪れた3人のジャーナリストは、その村の伝統的な葬儀に立ち会うためにテヘランからやって来た。
    村で暮らす老婆は最近体調を崩し、「もう長く持たない」と医師に診断された。不謹慎でありながらもジャーナリストたちは、彼女の死と、そのあとに行われる儀式をジッと待っていた。しかし、死を迎えるどころか老婆の容態は回復していき....

    本作は、僕にとって最高の映画監督であるアッバス・キアロスタミ監督の作品で、ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞した。

    U-NEXTにて初めて鑑賞したが、マジで傑作だった。てか、キアロスタミ監督の作品で嫌いな作品は今のところひとつもない。
    正直彼の映画はエンターテイメントとはかけ離れていて、退屈と感じる人も多いと思う。しかし、ロングショットが最高にキマッていて、その絵画のようなショットだけで心が浄化される。つまり、作家性や芸術性に富んだ監督なのだ。

    一貫してこのスタイルを貫き続けたキアロスタミに敬意を払わない理由が見つからない。

    これは、アジアが世界に誇れる最高の映画監督による、最高の映画だ

  • 3.7

    てつじさん2021/06/12 10:51

    綺麗な言葉で飾られる天国の美しさより、現実のワインの方が良い。この世の美しさを甘受して幸福だと感じる事こそが、生きる醍醐味、人生謳歌なのだ。土埃の香り、山肌に建つ村落の美しさ。キアロスタミ監督の大切な心の風景。

  • 5.0

    白湯さん2021/06/11 21:10

    素晴らしいです。

    夢の中かと思うくらい美しい風景。
    ああいう所に生まれてからずっと住んでる人は、自分の住んでる所が美しいって分かってるのかなってずっと疑問だったけど、ちゃんと分かってて良かった。
    神が与えてくれた美しい場所って思うよね、あれは。

    無駄な言葉がひとつもない。
    彼らの会話を聞いてると、想像力がとても培われる感じがして、ずっと聞いていたくなる。

    頭の中で常に上映していたい映画。

  • 3.7

    ほそじまさん2021/06/11 18:15

    最も生の本質に近づいているのが幼少期と終末期であるなら、紆余曲折するその道筋に何の意味があるというのか。このイランの僻地に貧困と因習のしがらみがあるように、それぞれが抱える問題は生まれ堕ちた環境や個性に応じて無限に広がっているが、いずれも死という同じ到達点を目指して進んでいる。ただ死を待つだけの時間、一見不毛な道のりの中で如何にしてその美しさを堪能できるか。己にとって至上の景色を探し求め、それこそ風の吹くままに彷徨うことが人生なのか。よく分からんけどいわゆる死後の世界ってのは思っているほど美しいものでもないっぽい

レビューをもっと見る
(Filmarksへ)

評価・レビュー

レビューを投稿してください。

    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

    サブジャンルで探す

    カテゴリで探す

    俳優・女優で探す

    キーワードで探す

    ランキングで探す