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血は渇いてる

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東洋毛織で社員のクビ切り通告があった時、社員の木口(佐田啓二)は皆を助けようとして拳銃自殺を図った。木口は老社員・金井(織田政雄)の機転で一命を取り止めた。

東洋毛織で社員のクビ切り通告があった時、社員の木口(佐田啓二)は皆を助けようとして拳銃自殺を図った。木口は老社員・金井(織田政雄)の機転で一命を取り止めた。この事件は、クビ切り争議と自殺という社会問題として報道された。昭和生命の宣伝広報課に勤めている野中ユキ(吉村真理)は、木口を生命保険の宣伝に利用しようと考えた。木口にコマーシャル・タレントになってくれと頼んだが、断られた。しかし、ユキは金井を抱きこみ、木口とコミで使うことにし、生活の不安を訴えている木口の妻をクドくことで木口を動かすのに成功した。昭和生命のビルには、木口が拳銃をこめかみに当てている写真がかけられ、通行人の目を見はらせた。ユキはまた、学生時代の友達で週刊誌の記者をしている原田(三上真一郎)に木口を売りこんだ。原田は木口の自殺は狂言自殺だといい、断った。昭和生命は木口を使った宣伝が成功し、契約高は急増した。木口はいまやスターであった。ユキが彼を激励し、リードした。原田が木口を叩きつぶす機会を狙った。木口の妻と関係を結び、その時盗み取りした写真を木口に見せた。木口は勝手な中傷だとして取り上げなかった。木口はある日、右翼の男に腕を刺された。その報道は、木口にまた同情を集めた。原田はモデルの洋子(柏木優子)を使い、木口を連れ出してスキャンダル写真を撮ることに成功した。その写真が週刊誌に掲載された。木口は原田と対決し、逃げる原田を突きとばした。原田は通りかかった車にはねられた。この木口の傷害事件は、社会にも昭和生命にもショックを与えた。重役達は木口をクビにした。彼は再び重役達の前で自殺しようとした。専務は自殺常習犯だろうとうそぶき相手にしなかった。木口は拳銃を撃ち、死んだ。ユキは原田に言った。「あんたの負けね」「死んだ奴は強い、でもな、俺は勝った、勝ち残ったんだ」と、原田は昂然とうそぶいた。…

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1960
制作国
日本
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公開開始日
2021-07-01 10:00:00
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血は渇いてるの評価・レビュー

3.6
観た人
128
観たい人
122
  • 3.1

    スギノイチさん2021/10/01 19:58

    狂言自殺によって有名になった”凡人”と、それを骨までしゃぶるメディアを描いたブラック喜劇。
    シドニー・ルメットの『ネットワーク』みたいな話だ。
    フェイ・ダナウェイ=芳村真理まで出てくる。
    狂騒の中心に位置する空洞のような男を演じるのが、戦後の良心的男性象を代表する佐田啓二というのがミソ。

    今だと佐田啓二の設定を迷惑系YOUTUBERに変えてリメイクできそうな。
    いやもう陳腐か。

  • 4.5

    トーチカさん2021/09/10 00:02

    吉田喜重あまり見たことないが、吉田のパキッとした画面の完成度の高さってどうやってるんだろう。白いところがめちゃくちゃ白いというか。外ロケっぽい空も真っ白にとれてたり、常に白と黒のコントラストが良くて、それがずっと不穏さを出してて良い。
    松竹ヌーヴェルヴァーグというだけあって、佐田がめっちゃ勝手にしやがれっぽく街を歩くシーンあり。良かった。

    あと、たしかに逆「巨人の玩具」だった。増村の巨人の玩具との二本立てで見たい。

  • 4.0

    Takumaさん2021/08/30 18:43

    主人公・木口は、広告会社の過剰なセンセーショナリズム最大の犠牲者といえる。
    偶然、この前に観た「セルピコ」は
    純粋な主人公が周囲の多種多様な薄汚れた人間たちにより振り回され、悲劇に見舞われるという点で共通していました。
    マネージャー野中や暴露屋の原田だけでなく、
    妻や金井、保険会社のゴーサイン、週刊誌、一人歩きした偶像を作り出した世間
    彼を取り巻く全てが彼を変えてしまった。
    このストーリーを最後まで追って気付いたのは、自分とて例外では無く、当事件の渦中にいた一人だったのかもしれない、という事。
    実際この物語の象徴ともいえる、彼が物憂げな表情で自らのこめかみに銃を突きつけている画、
    この衝撃的な画に惹かれたのがきっかけで視聴しているのです。
    その点では、フィクションながら彼をCMタレントとして起用したマネージャー野中の手腕は見事だったと言わざるを得ない。
    訴求効果、というか、見る側に何かしら働きかる力を持つ一枚だ。

    強烈な皮肉が込められた、社会に一石を投じる隠れた名作かも
    流石に時間経過と共に風化していく部分があるかとも思いましたが、SNSの台頭により、更に深いメッセージ性と新鮮なリアリティを獲得した模様。

  • −−

    Reoさん2021/08/25 03:34

     ざっくりいえば「群衆」の日本版という感じ。当時の空気感は知らないのでこういうメディアの雑な仕事を誇張とはいえないけど、キオスクの前垂れ広告に「東京五輪 大丈夫か」という文言がありなかなか興味深かった。
     主人公は現代でいうとこの「バズった人」なので、後半のイキリムーブなんかは社会時評とか戒めとしても耐えうる作品になっているかも。図らずも。戒めるなら先にバズってみろって話ですが。

  • 3.0

    なご星やつらさん2021/08/24 16:10

    報道する側とされる側、今も昔も変わらない根深い問題なんだなと。設定は面白いが最後に1番見せたかったであろうシーンまでが長かった。もう少し大きな展開があった方が個人的には観やすかったかな🐟

  • 4.0

    KeigoWatanabeさん2021/08/23 01:41

    メディアに作られたフィクションを痛烈に批判する文化人吉田喜重の傑作

    特にテレビ関係者・文春砲放ってる人に見てほしい

    そしてカットの仕方ヌーベルヴァーグだ笑

  • 3.6

    はぶられめたるさん2021/08/19 23:50

    テーマは良かったけど、いまいち物足りない感、そして強烈なヌーヴェルバーグ感

    「巨人と玩具」って映画と同じテーマでそっちの方が面白いのか、、
    そっち見てみようかな。

    看板の落ちるシーンはかなり好きです
    2021-140

  • 4.6

    おやっさんさん2021/08/18 23:05

    マスコミの残忍さや、社会の浮き沈みの激しさが分かる作品。

    “日本って積み木細工とおんなじよ、指一本ですぐ崩れる”
    “有名になればなる程たたこうとする人間が多いから”
    このセリフは日本映画史に残るセリフだと思う。

    社会、マスコミ、人間が人を殺すというのはこういうことなのだろうか。

    最後の自殺するシーンの前に自分が映った広告が何回か映ったり、”自殺”のシチュエーションで同じ文言で自殺を止めていたのが印象的だった。

    もう一度自殺を試みた最後のシーンが、僕には主人公がもう一度社会の目を集めようとしているように見えて切なく感じた。

  • 3.4

    yusukepacinoさん2021/07/16 23:35

    吉田喜重監督の初期作品の1つ。モノクロ映像によるシニカルな仕上がり。
    これは今でも通用しそうな内容だった。クビを切られる会社の社員のために起こした行動が報道され、加熱し、本人にとっては不本意ながらもCMや広告に起用され一躍時代の寵児のような持ち上げられ方をする。それを快く思わない輩からの嫉妬や攻撃。見事な転落劇を演じるボソボソ喋る佐田啓二が中井貴一に被る。やはり子は親に似るのか。広告の鬼気迫る表情が強烈。なりたくてなった訳じゃないため同じことしか言わないのが印象的。結局はみんなのためを思っての行動で主人公には同情しかないと思っていたらまさかの変化が。マスコミの報道の仕方もちょっと考えないといけないな。

  • 3.3

    akirasorimachiさん2021/07/04 14:56

    大島渚『日本の夜と霧』と二本立てて封切られたらしい。自己犠牲の精神に溢れていたが、時の人になることで自我に目覚める佐田啓二。吉田喜重は巨大な看板を下ろすシーンを撮りたかったそうだが、あれトリコロール『赤の愛』にも同じようなのあったな

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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