1 怪物 大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。 ¥440 2 千夜、一夜 北の離島の美しい港町。登美⼦の夫・諭が突然姿を消してから30年の時が経った。彼はなぜいなくなったのか。⽣きているのかどうか、それすらわからない。漁師の春男が登美⼦に想いを寄せ続けるも、彼⼥は愛する⼈とのささやかな思い出を抱きしめながら、その帰りをずっと待っている。そんな登美⼦のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。「理由が欲しいんです。彼がいなくなった理由。自分の中で何か決着がつけられればって」彼⼥は前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。 ¥440 3 カポネ大いに泣く 昭和初期、芸者の小染(田中裕子)は、旅回りの役者の順之助のちの桃中軒海右衛門(萩原健一)と出会い、深い仲になる。小染には、過去に旦那の目を盗んで浮気をしていたことがばれたことによる背中の蛸の刺青があった。順之助は浪花節語りの桃中軒雲右衛門に憧れ、一座を逃げ出したのだ。そんなある日、小染の旦那が監獄から出ることになった。また、一座も順之助を連れ戻しに来たので、小染と順之助はサンフランシスコへと逃げた。浪花節で日本人移民を慰問するという気宇壮大な出発だったが、口入れ屋にだまされ、有り金は底をつき、小染は女郎に、海右衛門は乞食になる。 ¥330 4 夜叉 背中一面に彫られた刺青から”夜叉”と呼ばれた大阪・ミナミの伝説の男、修治は、女のためにヤクザから足を洗い、日本海で漁師となって妻子と暮らしていた。ある冬、ミナミから蛍子という女が流れてきて小さな居酒屋を開く。その都会の刺激と香りに満ちた妖しい魅力に男の心が揺れ動く。しばらくして、蛍子のヒモでシャブ中のヤクザ、矢島が現れる。矢島が漁師仲間たちに覚醒剤を売っているのを知った時、再び修治の中の夜叉が蘇る・・・。高倉健が久しぶりのヤクザ役で出演、男の内面にあるギラリとした鮮烈な情念と哀感の翳りをいぶし銀の演技で見せる。 ¥330 5 おらおらでひとりいぐも 昭和、平成、令和をかけぬけてきた75歳、ひとり暮らしの桃子さん。ジャズセッションのように湧き上がる“寂しさ”たちとともに、賑やかな孤独を生きる―― ¥440 6 ひとよ 一夜にして激変する家族の運命を通し、尊くも時に残酷な”家族の絆”、そして、言葉にできない”究極の愛”を観る者すべてに問いかけるヒューマンドラマ。15年前に起きた事件によって人生を大きく狂わされた一家4人が再会し、崩壊してしまった絆を再び取り戻そうと這い上がっていく様を描く ¥440 7 春との旅 “生”の確かさを丹念に綴る、魂を震わす日本映画の誕生。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く