1 ダ・ヴィンチは誰に微笑む ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという説がある。名も無き競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いたNYの美術商が13万円で落札したのだ。彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示する。お墨付きをもらったこの絵に、あらゆる魑魅魍魎が群がった!意外な身元を明かすコレクター、手数料を騙し取る仲介者、利用されたL・ディカプリオ、巧妙なプレゼンでオークションを操作するマーケティングマン、国際政治での暗躍が噂されるある国の王子―。一方で、「ダ・ヴィンチの弟子による作品だ」と断言する権威も現れる。そして遂に、510憶円の出所が明かされるが、それはルーブル美術館を巻き込んだ、新たな謎の始まりだった―。 ¥440 2 ロスト・レオナルド ~史上最高額で落札された絵画の謎~ レオナルド・ダ・ヴィンチの長く失われていた傑作といわれ、史上最高額の510億円で落札された絵画“世界の救世主(サルバトール・ムンディ)”をめぐる裏話。ニューオーリンズの怪しげなオークション会社を通して絵を手にした購入者らは、何層にも不器用に重ねられた修繕箇所の下に見事な筆致が隠されているのを発見。その瞬間から、“救世主”は名声と富、権力を求める人々に翻弄され始める――。本物か否かの議論も白熱し、法外な金額で取引されるこの絵画は、本当にダ・ヴィンチの作品なのだろうか? ¥218 3 フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 フィレンツェの黄金時代、至極の美がここに―。 ¥440 4 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮 20年に及ぶ修復作業と世界初4Kスキャンで甦る「最後の晩餐」 ¥440 5 デヴィッド・リンチ:アートライフ ようこそ、リンチの“アタマの中”へ―― ¥440 6 グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状 芸術の都ウィーンが誇る“偉大なる美術館”―ウィーン美術史美術館。そこで繰り広げられる、誰も見たことがない“美の裏側” ¥440 7 美術館を手玉にとった男 全米20州、46の美術館を、30年間騙し続けた史上最も善意ある贋作者の話。 ¥440 8 フェルメールの謎 ~ティムの名画再現プロジェクト~ 巨匠ヨハネス・フェルメールの描画技法を追求する。 ¥330