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【変幻自在】演技の幅が広すぎるジョニー・デップの主演映画まとめ8選【変幻自在】演技の幅が広すぎるジョニー・デップの主演映画まとめ8選

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変幻自在。ジョニー・デップの演技を一言で表すのに、これほどふさわしい言葉もないだろう。彼のフィルモグラフィーを辿ってみれば、アイオワの片田舎で暮らす青年から手がハサミでできた人造人間、伝説の海賊からチョコレート工場の風変わりな工場長までなんとも幅広い。端正な顔立ちながら、その見た目どおりのハンサムガイを演じることはむしろ稀。ジャンルもファンタジー、サスペンス、ホラー、アクションエンターテイメントと、どんなジャンルでもこなしてみせる。今回は、名実ともに世界を代表する名優の一人となったジョニー・デップが主演するバラエティ豊かな映画8選を紹介しよう。

Recommended movie No.01

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(c) 2016 Disney

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

(2016年)

あらすじ

3年の航海を経てロンドンに戻ったアリスは、母が元婚約者に自宅を手放す契約を結んだことを知りショックを受ける。「ワンダー号を手放すなら自宅を返してもいい」という条件を突きつけられたアリスの元に、親友マッドハッターの異変を告げる報が。再びワンダーランドに赴いたアリスは、死んだ家族が生きていると思い込み精神を病んだマッドハッターの姿を目撃。彼を助けるべく、過去を司るクロノスフィアを手に入れるためアリスは再び冒険の旅へ。

見どころ

2016年9月現在、ジョニー・デップ主演の最新作となる。第一作に引き続きマッドハッター役を演じたデップは、その名の通り「狂った帽子屋(The Mad Hatter)」を演じきってみせた。チリチリとしたオレンジ色の髪の毛、黄色い眼球に真っ白の肌、妙ちくりんな帽子。こんな格好をしてもなおコミカルでチャーミングなのは、ジョニー・デップの変幻自在さゆえ。本作ではアリスに救われる立場となるが、赤の女王の戴冠式でつい笑いをこらえきれず女王の怒りを買ったりするなど、一筋縄ではいかない存在感をいかんなく発揮している。

Recommended movie No.02

シザーハンズ(c) 1990 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

シザーハンズ

(1991年)

あらすじ

丘の上にひっそりと一人で住む博士は、人造人間を開発していた。博士は人造人間エドワードの完成間近に、エドワードの手をはさみにした途中のまま急死してしまう。丘の上に一人取り残されたエドワードを化粧品の訪問販売をしているペグが発見し、家に連れて帰ることに。ペグの家で生活することになったエドワードは、ペグの娘キムに恋心を抱くが、人間社会の厳しさに直面していく。

見どころ

ジョニー・デップ&ティム・バートンというゴールデンコンビを確立させた本作。ドーランを塗りたくった白塗りの顔は、以降デップの代表作においてもたびたび登場することとなった。ぼさぼさの長髪にギョロリと見開いた目、そして真っ白な顔に両手はハサミ。人間離れしたショッキングな見た目は、キャリア初期の当たり役に。長いハサミを器用に用いてモノを食べるしぐさは、とても愛らしい。ゴシック&ホラーかつファンタジーという魅力を最大限に詰め込まれ、カラフルな色彩に白黒を織り交ぜる映像美はすでにこの頃から確立している。ジョニー・デップとティム・バートンコンビが放った最初のヒット作であり、オールタイムベストに推す人も多い傑作だ。

Recommended movie No.03

シークレット・ウインドウ(c) 2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

シークレット・ウインドウ

(2004年)

あらすじ

スティーブン・キング原作の本作。妻に浮気され別居中の売れっ子小説家のモート・レイニーの前に、「お前の小説は、俺の作品の盗作だ」と主張する『シューター』と名乗る謎の男があらわれた。シューターは、モートの家に何度も訪れては、盗作を主張し続ける。困ったモートは周りの人間に相談するも、相談された人が次々と命を落とすことに。シューターとは何者なのか、盗作は事実なのか、そして彼の本当の狙いとは……。

見どころ

無精髭にニットシャツ、無造作に伸ばしたロングヘアに黒ぶちメガネ。売れっ子小説家モートを演じるデップのルックスは、ゴテゴテにきらびやかなものも多い他の出演作と比較すればかなりおとなしい部類に入る。「ナチュラルメイク」とでもいえるだろうか。しかし彼の見た目とは裏腹に、映画の展開はまったくもって一筋縄ではいかない。「盗作だ」と主張する謎の男シューターに追い詰められ、徐々に狂っていくデップ演じるモート。派手な展開はないかわりに、じわりじわりと恐怖がにじりよってくる。飼い犬のチコが殺害され、妻エイミーの自宅が放火で全焼、さらに関係者が殺害されていくなど、徐々に狂っていくモートの周辺。彼の世界にはやがて亀裂が入っていき、物語は衝撃のラストへ……。がけに一気に突き落とされるような急展開、スティーブン・キング恐るべし、というところ。冒頭から張り巡らされている伏線は、終盤に一気に回収される。どこに伏線があるかを楽しみながら見るのも一興だ。

Recommended movie No.04

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(c) 2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

(2007年)

あらすじ

19世紀のロンドンが舞台。主人公のベンジャミン・バーカーは、無実の罪を着せられ投獄されてしまう。バーカーを貶めたのは、ターピン判事。バーカーの美しい妻を自分のものとするための計略だったのだ。夫を奪われ判事に嵌められた妻は、砒素を飲んでしまう。残された一人娘はターピンが連れていき監視生活におかれる。すべてを知ってしまったバーカーは、復讐を誓うのであった。

見どころ

全編に渡って、青白い幻想的なスクリーンが展開される本作。永遠の夜に閉ざされたようなロンドンの街に、15年ぶりに降り立つのはバーカー、いや“スウィーニー・トッド”となったジョニー・デップ。総髪の一部を白髪に染め、青白い顔でギラリと輝くカミソリを睨む。妻と娘を奪い、自分の人生をめちゃくちゃにしたターピン判事に復讐を誓う。凄惨な描写が多数あるため、日本ではR15指定となっている。ロンドンが大好きなティム・バートンらしい、ゴシック調全開の画作りだ。この暗いトーンがあるからこそ、鮮血が飛び散るシーンがより印象的になっている。ミュージカル映画でもあり、ジョニー・デップの素敵な歌声を聞くことができる。ヘレナ・ボナム=カーター演じるラベットとの掛け合いも見事だ。

Recommended movie No.05

チャーリーとチョコレート工場(c) 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

チャーリーとチョコレート工場

(2005年)

あらすじ

主人公の少年チャーリーは、お父さんの稼ぎが少なく非常に貧しい生活を送っている。しかし、貧しくても両親と両親の祖父母とそしてチャーリーの7人の大家族で慎ましく前向きに生きていた。チョコレートが大好きなチャーリーだが、経済的余裕がないため食べられるのは年に一度の誕生日のみ。ある日、世界中で大人気を集めるチョコレート会社が、完全非公開の工場を見学できるキャンペーンを実施する。チョコレートの中にゴールドチケットを5枚だけ入れて、それを引き当てた子供が招待されることに。チャーリーは5枚目のゴールドチケットを引当て、謎のチョコレート工場見学へ出かけることになる。

見どころ

チャーリー家のモノトーンと、チョコレート工場の極彩色のコントラストが印象的な本作。ジョニー・デップ演じるチョコレート工場の社長ウィリー・ウォンカはかなり破天荒で、社会性は皆無なキャラクター。おかっぱの髪型に長い帽子、えんじのスーツにステッキ。紳士的なように見えて、明らかにどこかおかしい。火だるまになったセットを見て大笑いしたり、子どもたちが数々のトラブルを起こしても全く意に介さない。子どもの心をもったまま大人になったようなウォンカの性格は、残酷さがありながらもどこかチャーミングで憎めない。終盤、チャーリーとあるやり取りをすることで、その過去が明かされる。エキセントリックな性格でありながらも、どこか繊細に見えるのはジョニー・デップの演技力の賜物といえるだろう。なお本作の演技で、デップはゴールデングローブ賞・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

Recommended movie No.06

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(c) Disney

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

(2003年)

あらすじ

孤独な海賊ジャック・スパロウは、カリブ海の港町ポート・ロイヤルにたどり着いた。そんなある日、ポート・ロイヤルが、悪名高いブラック・パール号に乗るキャプテン・バルボッサの海賊一味に襲われる。ジャック・スパロウと鍛冶屋のウィル・ターナーが手を組み、さらわれてしまった総監の美しい娘エリザベス・スワンの救出に向かう。

見どころ

ジョニー・デップの代表作の一つとなった、大人気シリーズの一作目。デップ演じるジャック・スパロウは、ハロウィンのコスプレでも大人気だ。海賊ブーツ、白いシャツにベスト、腰巻きにベルト、バンダナの下には編み込みを入れた豊かな長髪、剣に指輪に銃に帽子、ワンポイントにコンパス……ゴテゴテの装備を身にまとい、フラフラヨロヨロと酔っぱらいのように歩くジャック・スパロウの姿は、一気に観客の心をつかんだ。「海賊映画はあたらない」という定説を覆し、2016年9月時点で第4作(「生命の泉」)が作られるほどの大人気シリーズとなった本作。人気の大きな要因の一つに、ジョニー・デップ演じるフォトジェニックなジャック・スパロウの姿があることは間違いないだろう。全米で約3億500万ドルの大ヒットとなり、デップはアカデミー賞主演男優賞を始めとする数々の賞にノミネート。

Recommended movie No.07

ローン・レンジャー(c) 2013 Disney

ローン・レンジャー

(2013年)

あらすじ

1933年のラジオドラマから何度も映像化されている西部劇。主人公のジョン・リードが乗っている蒸気機関車が、強盗集団に襲われた。集団の目的は、護送されている彼らのボスであるブッチ・キャヴェンディッシュの奪還。しかし、もうひとりの主人公であるアメリカ先住民のトントは、キャヴェンディッシュを殺害しようとしていた。

見どころ

ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ主演という『パイレーツ・オブ・カリビアン』コンビが復活したこの作品。デップは悪霊ハンター・トントを演じる。上半身はほぼハダカ、大きな首飾りにインディアン衣装を身にまとい、真っ白に塗った顔に4つの印象的なライン。バンダナの上には、カラスを載せている。どことなくジャック・スパロウを彷彿とさせる、コミカルながらも抜群の存在感を見せる役柄だ。残念ながら本作は興収こそ振るわなかったものの、蒸気機関車2台を使用したカーチェイスならぬ“トレインチェイス”が存在する。ウィリアムテル序曲をバックに、実際の蒸気機関車を走らせ、実際に線路を引いて撮影した本作の迫力は、ハンパではない。このトレインアクションは、「映画史に残る11分」とさえ呼ばれる。このシーンを見るだけもお釣りが来る一作、必見だ。

Recommended movie No.08

ブラックスキャンダル(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc., CCP Black Mass Film Holdings, LLC, Black Mass Holdings, LLC and RatPac Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

ブラックスキャンダル

(2015年)

あらすじ

アメリカで実際に存在したマフィア、政治家、FBIの癒着を描いた作品。舞台は1970年代のサウス・ボストン。FBIのコナリーは、アイルランド系マフィアのボスであるホワイティ・バルジャーに、「協力してイタリア系マフィアを排除しよう」と持ちかける。しかし、やがてサウス・ボストンはホワイティの独壇場となり、彼が率いる『ウィンターヒル・ギャング』が強大な権力を持ち始めるのだった。

見どころ

本作のジョニー・デップは、他作品に比べると異色としかいえない演技を見せる。まず、特殊メイクで薄くなった頭髪を表現。この見た目だけでも強烈なのだが、最初から最後まで冷徹なままの演技はもっと衝撃的だ。ギャグやおどけたシーンは一切存在せず、一貫してシリアスな演技で見るものを魅了する。『ローン・レンジャー』のトントと比較しても、その振れ幅は非常に大きい。白塗りのメイクから脱し、役者としての新たな魅力を見せてくれた作品といえる。第72回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門にも出品され、最大級の評価を獲得した。デップにとってもキャリアの転機となった一作だ。

デップのオールマイティさに惚れ惚れ!

いかがだっただろうか? 改めて、ジョニー・デップがどれほどオールマイティな役者であるか、上記の作品を通じて十分にわかっていただけたのではないだろうか。復讐に燃える理髪屋、風変わりなチョコレート工場長、人造人間からギャングスターまで、何を演じてもその魅力は隠しきれない。趣の異なる8作品、どこからかじってもジョニー・デップ味。さあ召し上がれ。

紹介作品一覧

 
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