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Nas/タイム・イズ・イルマティック

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伝説のヒップホップアルバムの誕生から20年の節目となる2014年に劇場公開された、ドキュメンタリー作品。

「illmatic」発売から20年。このアルバムは、社会政治学的な見地、耐える精神、そして自分の声を探し求める若い黒人男性の苦悩を全て要約した作品となり、ヒップホップの新しい基準を作り上げた。本作は、ジャズ・ミュージシャンの父親オル・ダラから息子Nasへと受け継がれたジョーンズ家の音楽的才能や、当時の社会情勢がNasの世界観にどのような影響を及ぼしたのかを考察する。

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ドキュメンタリー洋画ランキング

Nas/タイム・イズ・イルマティックの評価・レビュー

3.8
観た人
702
観たい人
1193
  • 3.0

    ハマチェーテキルズアゲインさん2021/05/27 13:01

    ロクサーヌロクサーヌの終わり方がmarvelのポストクレジット的だったから、そのまま歴史を追いたくなった。
    同じ団地から現れたラッパーNASのドキュメンタリー。
    今や伝説となったイルマティックというヒップホップの超マスターピースがいかにして生まれたか、その歴史を紐解く。

    まず感じたのは、やっぱり日本とは住む世界が違う。
    クスリや銃との距離感がね。
    ナズもラップしてなかったら、クスリのプッシャーって言ってたから、そういうことなんだと思う。
    この時代はクスリ中心の経済圏が大きかったんだろう。

    で、その抑圧された世界から放たれるリリックの内容は、俺には到底わかりっこないけど、少しだけその背景が理解できて。益々名盤イルマティックが聴きたくなった。

    「俺は過去の偉人たちがやってきたことを引き継いだだけ」って。まさにロクサーヌからも受け継いだって感じ。痺れた。
    そしてこの流れのまま、ニューソウルよりの話だと、ディアンジェロやエリカバドゥ、マクスウェルにも繋がっていくんだろうな。

    最後のラップ、かっけーす。

  • 4.0

    地球に落ちて来たタカアキさん2021/05/12 00:20

    間違いなくヒップホップ史上最高傑作です。Q-Tip、DJプレミア、ピート・ロック等イーストコーストの頭脳が集結。天才をレジェンドに押し上げた歴史的名盤。300回は聴いた!当時台頭していたウェストコーストの売れ線ラップがクソに思えた。Dr.ドレーとやったしょっぱい2ndアルバムはどうか無かったことに。
    1994年は神の年!音楽シーン全体が神がかっていた。94年こころのトップテンはこんなアルバムだった。
    1.『セカンドカミング』THE STONE ROSES
    2.『イルマティック』NAS
    3.『イルコミュニケーション』Beastie Boys
    4.『ダウンワードスパイラル』ナイン インチ ネイルズ
    5.『グレース』ジェフ・バックリー
    6.『クルーキッドレイン』ペイヴメント
    7.『オレンジ』ジョン・スペンサーBX
    8.『ディフィニットリー メイビー』Oasis
    9.『メロウゴールド』BECK
    10.『ヴァイタロジー』Pearl Jam

  • −−

    IKDさん2021/02/23 16:39

    NAS かっけぇ男だ。
    他の人もそうだけど、普通に話してる時でも
    ビートにのってるような話し方凄い好き。

  • 3.5

    ささささん2021/02/09 22:09

    公開当時映画館に見に行きましたが、おうちで見る方もヘッドホンなりなんなり音響を整えてから是非見てほしい!

  • 4.0

    TKNKさん2021/01/02 03:26

    「ストリートのリアル」って、日本では既にギャグ用語的な扱いさえ受けている(というか未だにhiphopが一般にちゃんと理解されていない)けど、現代の(kendrick lamarを一つのピークとする)hiphopの潮流は間違いなくNASから始まっている。

    そこでは、BLACK LIVES MATTERってよりも更に前、人が人として生きていけるのかってくらいに壮絶なスラム的環境でどう生きてきたのかっていう私小説が語られている。

    「ドラッグディーラーになるかラッパーになるかの二択しかなかったんだ」っていう言葉の真実味は、ごくごく一般的で恵まれた生活を無料で享受してきた私には究極わからん。肌感覚としてわからん。そんな私がNASを聴いて「かっけ〜」って言って良いのか?

    たぶん、良いんだろうけど、なんか、違う気もしている。
    ともあれ、売れるとすぐに身を持ち崩しがちな業界において、今もトップラッパーであり続けるNASはすごい。最新作の「king's disease」も名盤です。

  • 5.0

    ウサコロさん2020/10/29 01:55

    すごく短く感じて良い意味でもっと見たいってなった。
    Nasの幼少期や売れる前や売れた始めたときの話も総じてドープだった。

  • 3.8

    やわたさん2020/10/21 21:35

    ケンドリックラマー、エリカバドゥ、jコールのインタビューがあって、改めてnasは偉大なラッパーだと思った

  • 4.0

    Tipさん2020/10/17 11:49

    言葉の深みが違うラッパー、Nasの自伝。中学の時にillmaticを聴いてそこからヒップホップを聴き続けている、一番好きなラッパー。成功した人は皆逆境を乗り越えている。彼の人生から学ぶことは多い。
    ラストのレコーディングシーンは本当にかっこいい。

    内容的にはもう少しボリュームが欲しかった。

  • 3.5

    KeijiroFuseさん2020/10/05 23:10

    Nasと彼の超名盤「Ilmatic イルマティック」に関するドキュメンタリー。「イルマティック」が大好きな人にはサブテキストとして最高な作品だ。ただ当然のことだがアルバムを聴いていることが大前提。
    QTip、DJプレミア、ラージ・プロフェッサーらレジェンズたちが次々と出演し本作を語る胸熱なインタビュー。そしてやはり「N.Y. State of Mind」「One Love」「The World is Yours」など楽曲の完成度の高さと何よりカッコよさを改めて認識できる。観賞後は「イルマティック」を延々ループして聴いてしまうこと間違いなし。

  • 3.8

    merrydeerさん2020/09/29 15:30

    ヒップホップ史に残る名盤として、未だ輝かしく君臨するNasのデビューアルバム「Illmatic」がいかにして誕生したかに迫るドキュメンタリー。

    Nasがデビューまでに過ごしたニューヨークの公営住宅クイーンズブリッジ団地界隈での日々はクスリの横行や銃撃等の凶悪な犯罪沙汰が日常的に繰り広げられる壮絶なものであった事は、Illmaticを愛聴する上で、各種解説文書等から目にしていた所ではありつつ、やはり、モンタージュ的に挿入される当時の映像、Nasやその親族等、死を傍らに感じる日常に身を置いていた当人たちの口から語られるとその過激さや過酷さが悲壮感を伴ってよりひしひしと伝わってくる。

    本作の終盤でIllmaticのジャケット撮影時に、クイーンズブリッジ団地の仲間たちと共に写真撮影を行った際のエピソードが語られるが、被写体となっている人物の多くが殺人等で刑務所にいたり、裁判中だったりするという…。
    「もし音楽がなければ俺も同じようになってたと思う」と語るNasの心境は前後の表情や語り口も相まってあまりに悲痛。

    Illmatic収録曲である「N.Y state of mind」の有名な一説「睡眠は死のいとこ」とは、洒落の利いたクールなだけの言葉などではなく、当時の彼にとっては、親友が射殺されるのをその場で体験しているように、死と隣り合わせの状態がリアルとして常に側に転がっていたが故の切実なもの。

    しかし、落ち着かない日常の中において、危険と同じくナシア・ジョーンズの側にはブルーズマンである父が好んだ様々な書籍、音楽、ヒップホップ、そして確固たる表現欲求と描写すべきリアル、それを犯罪ではなく音楽で体現できる才覚があった。

    要所で挿入されるライブ映像の内の一つ、Main Source 「Live at the Barbeque 」での客演で見られるIllmaticでのデビューよりさらに前の18歳の頃のNasのパフォーマンスは正に積もり積もった表現欲求が爆発したような鬼気迫るものを感じる。

    Illmaticに溢れる研ぎ澄まされた言葉の数々は、単なるポーズや絵空事ばかりではなく、Nasがクイーンズで過ごした日々から見出した表現すべきリアル、そして誰しもに普遍的なテーマと言える「生と死」への執着を恐ろしく真摯にパックしているからこそ、多くの人々の胸を打ったように改めて思う。

    Illmaticと言う名盤、そしてNasというラッパーのルーツを紐解く非常に意義深い一作であります。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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