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残像

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実在の芸術家を通じて遺された、アンジェイ・ワイダ監督、最後のメッセージ。

第二次世界大戦後、スターリン主義時代のポーランド。中部の都市ウッチに暮らす、画家で大学教授のストゥシェミンスキは、戦争で片手片足を失っていた。ある日彼は、自分を慕う学生たちに芸術の自由について説くのだが、その後、自宅アトリエをおおい尽くしたスターリンの肖像が描かれた垂れ幕を切り裂いた事で、警察に連行されてしまう。後日、大学で行われていた彼の講義に文化省が乗り込んでくる。政府は“芸術は政治を反映する”という理念を、芸術家や学生に強制しようとしていた。しかし、その理念に反論したストゥシェミンスキは、芸術表現の自由を主張し、学生から拍手喝采を浴びるが、その行為により政府を敵に回してしまう。己の芸術に一切妥協しないストゥシェミンスキだが、社会主義権力は彼を破滅させるべく、大学と芸術家協会から追放してしまい…。

詳細情報

原題
Powidoki 英題:Afterimage
作品公開日
2017-06-10
音声言語
ポーランド語
字幕言語
日本語
作品公開日
2017-06-10
制作年
2016
制作国
ポーランド
対応端末
公開開始日
2017-11-02 00:00:00
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残像の評価・レビュー

3.8
観た人
1108
観たい人
2294
  • 4.0

    zoso30さん2021/04/12 18:22

    アンジェイ・ワイダ監督、渾身の遺作!

    1945年のポーランドが舞台。
    社会主義建設を進める党方針は「イデオロギー欠如の芸術は民衆の敵だ」(文部大臣)なる情勢の中、自分の芸術を貫いた画家=スツゥシェミンスキの生き様を描いたドラマ。

    抽象的な絵画で有名なスツゥシェミンスキ教授は、左手と右脚を第一次世界大戦で失い、松葉杖で歩行する著名芸術家であった。
    しかし、党が「社会主敵リアリズム以外の芸術は排除」し始めた途端に、教授の座を追われ、芸術協会会員の資格も剥奪され、追い込まれていく。
    スツゥシェミンスキには入院中の妻(顔は映されない)と身近な場所にいつもいる娘が華族。

    スツゥシェミンスキを敬愛する学生たちは、彼の教えを残そうと「残像理論」をタイプ打ちしていくが、そこにも社会主義勢力の手が伸びて……
    という時代の趨勢を描いている。

    そんな時代の流れを描きながら、アンジェイ・ワイダ監督は「芸術とは、どうあるべきか?」を問いかけながら本作を作り上げているあたりは流石である。

    素晴らしい映画が、アンジェイ・ワイダ監督の遺作となった。
    哀悼。

  • 4.1

    alfさん2021/04/11 02:05

    画家ストゥシェミンスキ。
    アンジェイ・ワイダ監督の遺作。
    力強い。

    【“像”として認識されるのは 君が吸収したものだ】
    【絵は自分と調和して描くものだ】

    赤い部屋。青い花。
    黄ハンナ。

  • 4.1

    ほそじまさん2021/03/27 21:41

    スターリニズムが浸透する大戦後ポーランド。芸術思想への激しい弾圧に抵抗し続けた悲劇の天才前衛画家ストゥシェミンスキの末路を描いたノンフィクション作品。
    社会的に抹殺されその身が滅びようとも、確固たる信念を曲げなかった真の芸術家としての気高さが、監督アンジェイ・ワイダの作家人生そのものとリンクしていく遺作らしい遺作。


    静なる革命家として極端に英雄視することもなく、あくまで沈黙。時代の波に静かに埋もれゆく哀切と私生活において不器用さ、天才ゆえの孤独などもしっかり描いている所に好感がもてる。
    全体主義に支配された街を薄暗いグリーンで映し、歴史から抹消されつつある美しい芸術精神を彼の作品に倣い鮮やかなバウハウスカラーで強調している。

  • 3.6

    トム子さん2021/02/28 13:52

    赤青黄のバウハウスカラーに惹かれて見た。
    社会主義リアリズムて何やねん。公式の芸術なんて廃れてしまえー

  • 3.9

    gustaveさん2021/02/28 09:45

    ストゥシェミンスキの作品はいくつか知っていたものの、どういう生涯を送ったのかなんて全く知らなかった。国家が掲げた社会主義リアリズムの下で一体どれだけの作品と表現者たちがこうして弾圧され葬られていったんだろう…観ていて何度も涙が出た。政府の方針に基づいた物しか芸術として認められないなんて。作り手の信念を曲げて産み出された物を芸術と呼べるんだろうか…

  • −−

    亜海さん2021/02/25 00:20

    ロシア東欧の文化で出てきたの
    レジュメ見返した4年の春が一番授業に忙しく一番勉強して一番いろんなことを知った
    だからなかなか楽しかった思い返すと去年は
    去年はポーランドに行く予定だったの
    東欧

  • 4.0

    enterさん2021/02/19 14:32

    1952年に死すか。。
    翌年にはスターリンが死ぬんだけどな。
    冷戦下の西側諸国を描く映画がもっと観たいです。

  • 3.5

    山桃さん2021/02/10 15:58

    第二次大戦後のポーランド。ドイツから解放されて、国は社会主義に傾く。

    「芸術とは何か」の問いに答える知識は持っていないけど、少なくとも統治者の肖像画を描くことではないと思いました。

    過度な演出はなく、少しずつ一人の人間を追い込んでいく物語はよりリアリティーを感じさせるものでした。戦争は終わってもさらに生きづらい時代を生きた人々がいた、ということを思い知らされた映画。

  • 3.7

    mallowskaさん2020/12/30 11:43

    第二次世界大戦終戦からスターリン配下の社会主義時代に突入していくポーランドを描いている。

    社会主義の理不尽さが痛烈で重たい。

    ポーランド留学の時に「Solidarność」という、民主主義に向かう映画を観たけど、ポーランドが戦争やら社会主義・民主主義でどれだけ激しい時代を重ねてきたのかよく分かる。

    アンドジェイ・ヴァイダ監督の遺作。

    娘の赤いコートと、教え子が持ってきた白い花束を青い絵の具に染めるのが、この映画の残像な印象。

  • 3.9

    ダイガさん2020/11/20 06:52

    実在した画家のお話なんですね。
    めちゃめちゃ苦しくてやるせなくて重たいストーリーでした。
    私は芸術家ではないし、趣味で物を作っているだけですが、ストゥシェミンスキの作品がズタズタにされるシーンはまるで自分の作品が壊された様な気持ちにもなって、胸が痛くて痛くて仕方なかったです。
    無認可の芸術家ということで、食料も買えず、挙げ句の果てに絵の具まで買えなくなってしまう。そして愛娘の靴も買うことが出来ない。
    それでも、どんなに苦しくても、自分の信念を曲げることなく、最後まで戦ったストゥシェミンスキの姿に心を射たれたと同時に虚無感に襲われました。
    実際にストゥシェミンスキさんの絵を検索してみたら、カラフルな色使いと塗り方が特徴的で、美しい作品たちでした。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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