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ハッピーエンド

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「なぜ、やった?」「何を」…85歳の祖父と、13歳の孫娘。

カレーに住むブルジョワジーのロラン家は、瀟洒な邸宅に3世帯が暮らす。家⻑は建築業を営んでいたジョルジュだが、⾼齢の彼はすでに引退している。娘アンヌが家業を継ぎ、ビジネスで辣腕を振るっている。アンヌの弟トマは医師として働き、再婚した若い妻アナイスとの間に幼い息子ポールがいる。一家は、同じテーブルを囲み、⾷事をしても、それぞれの思いには無関⼼。SNSやメールに個々の秘密や鬱憤を打ち込むだけ。そんな家族の中、ハネケは祖⽗ジョルジュと疎遠だった孫娘エヴの再会に光を当てる。⽼いた祖⽗は、意に添わぬ場⾯ではボケたふりをして周囲を煙に巻きながら、死の影を纏うエヴのことも実はちゃんとお⾒通し。⼀⽅、幼い頃に⽗に捨てられ、愛に飢え、死に取り憑かれたエヴもまた醒めた⽬で世界を⾒つめている。秘密を抱えた⼆⼈の緊張感漲る対峙。ジョルジュの衝撃の告⽩は、エヴの閉ざされた扉をこじ開ける―。

詳細情報

原題
HAPPY END
作品公開日
2018-03-03
音声言語
フランス語
字幕言語
日本語
作品公開日
2018-03-03
制作年
2017
制作国
フランス/ドイツ/オーストリア
対応端末
公開開始日
2018-08-03 00:00:00
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レンタル・購入440円~

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ハッピーエンドの評価・レビュー

3.6
観た人
4947
観たい人
11769
  • 4.3

    Yuさん2021/09/28 18:26

    とある家族の日常を切り取って描いた...と言って良いのだろうか。一見すると順風満帆に見える家庭も1人1人の心の中には悩みや苦しみを抱えている。エヴが実際の目で見ている世界とスマホのレンズ越しに見ている世界は違ったのかな。むしろ現実逃避しているようにも感じる。私たちの世界でも起こり得そうな題材なだけに、観ていて心が苦しくなった。

    所々、音声と字幕が無くて映像のみで描かれる場面があり、非常に想像力を掻き立てられた。ハネケ監督はこういうテイスト?もっと彼の作品を観ていきたい。

  • 3.6

    ちろるさん2021/09/26 14:30

    天使のような見た目に悪魔の資質を隠した少女エヴ。
    スマホを通せば死の形もエンターテイメントとなる。

    ロングショットで映し出される残酷な描写に驚かないのはこれがハネケ監督だから。

    ブルジョワ階級の人間たち故の希薄な家族関係や、歪んだ感情が早くから見て取れるのに、なんとかギリギリのバランスを取って家族として成り立てているロラン家の感じが居心地悪い。

    欺瞞や偽善と憂鬱が大きなディナーテーブルに置かれて、音楽での演出などない(あるわけない)物語がどう展開していくのか私たちは固唾を飲んで見ていなきゃいけない。
    そんなわけでハネケの作品は毎度毎度苦痛だが、それでもこの作品のタイトルは『ハッピーエンド』とある。
    そんな風になるはずのないトゲトゲしい材料ばかりなのになにがハッピーエンドに導くというのだろう?と興味を持ってこの陰鬱な空気を駆け抜けていた。

    あの海の見える先にあるのは本当は絶望なはずなのに、なんかホッとしてしまう自分はこの映画の中に取り込まれて狂ってしまったのではないか?とちょっとだけ不安になる。そんなハネケの怖さでした。

  • 5.0

    ジョウさん2021/09/25 22:00

    まだハネケ監督作品はファニーゲームに続いて2作目にすぎないのですが、すでに監督の虜です。
    今のところ完全に私の好みと一致します。

    斬新なスマホカットを多用したり、途中途中に奇妙な描写が入ったり、ジョルジュやエヴの自殺未遂を事後で描いて肝心なその瞬間の描写がなかったりという表現が面白い。
    いくつかの考察サイトを読んで納得したのが、1番そばにいる家族や配偶者には秘密にしているのに、遠くの存在を相手にするSNSには秘密を告白していること。
    監督はインタビューでSNSは教会のようだと話しています。
    人々が教会ですることと言えば罪の告白と懺悔。
    近しい人には決して打ち明けない。
    そうして他社同士の無関心が強まり表面的な関係に陥る。
    この監督の作家性の強さは現役ではピカイチではないでしょうか。

  • 4.7

    コーヘイさん2021/09/23 20:07

    自分のことを誰も知らない、どっか遠くの場所に行ってしまいたいと思うことがよくあった。理由は、たとえば叔父に気をつかわなくても済むから。偽ることに懲りていた。いつまで自分を放棄すればいいのかがわからない。"地獄とは他人のこと"と哲学者が書いていた。まさにそれだ。破壊する勇気はないから、逃げてしまいたいと思う。本当にどうしようもないくらい孤独だ。真意が暴かれることはない、だからこそ人間はしたたかだ。

  • 3.5

    maoさん2021/09/20 19:56

    エヴの可愛さエグくない?こんな可愛い子いるのか…リアル天使。
    冒頭からハムスターとかエロやり取りとか不穏な空気凄いけど、SNSの怖さとエヴの無感情さが最後までゾワゾワする。これ観た後にファニーゲーム観たから、ハネケ作品他にも観てみたい。

  • 3.8

    Kさん2021/09/14 15:09

    スマホのカメラを通して描かれるオープニング。 タイトルの皮肉さ。開始6分でとんでもない物語を予期させられる。固定カメラが少女と共に動き出す不気味さ。不自然な位置のテレビ。少女の涙。ロングショット。ノリノリダンス。老人の願い。チャット。I☆JAPAN。画面いっぱいの海。そしてスマホ。何も変わっちゃいなかった。無音エンドロール。本作は日本で2005年に起きたタリウム母親毒殺未遂事件にインスピレーションを受けているらしい。好きとは言いにくいけど、惹かれる作品。SNSが与えたもの、奪ったもの。

  • 3.4

    海風さん2021/09/13 23:47

    愛しのイザベル・ユペールが観たくて。

    イザベル・ユペール、きゃーーーーーーお美しい!!!!見惚れてたらエンディングまでいってたわw
    エヴの水着姿もとてもかわいいな。ラストのワンピースも最高に似合ってたわ

    内容としてはなかなか説明されてないので、読み取るのに難しい作品でした。ただ本作は2006年に日本で起きた少女母親薬殺未遂事件からインスピレーションを受けたらしい。

    最初も最後もゾッとさせてきたこの構成に拍手ですね。パッケージもとてもいいよね。監督のセンスを感じました。

    海の瑞々しい青さは、まるで痛みを知らないエヴのようだった。その無知な瞳を映し、心がなさそうな悪気ない冷酷さがよかった。

  • 3.5

    寿司屋さん2021/09/11 23:11

    サイコパスの映画かと思ってたけど、孤独についての話だったかもしれない。常に平熱で平穏で調和が取れた明度と画面で、淡々と悲劇が起こる。
    孫とおじいさんのやりとりに不思議な癒しを感じた。あたたかいやりとりだけが人の繋がりではない。
    13歳ってすごく居心地が悪そうな年頃だな。

  • 4.2

    Wednesdayさん2021/09/11 22:39


    愛、アムールをベスト映画に入れてる女なので、じーちゃんが妻の話しだした時に心臓バクバクいったわ。

    観る前は「おいハネケ^^^^」って気持ちだったけど、観終わった瞬間「おいハネケ………泣」ってなった。

    13歳ガールが海でアイスとペットボトルをがんばって持ったままちょっと逡巡する姿が印象に残る。

  • 3.6

    栗田真帆さん2021/09/10 23:50

    初ハネケ作品。現実に癖癖し非現実で自己表現する少女エヴと、老人ジョルジュの共通項は"死"。家族其々の問題に誰も興味をもたず、オンライン上に本来の自分を曝け出す現代への警告。
    不快な映画をつくろうとした、というハネケ監督の皮肉めいた話にまんまとダメージを受けた…

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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