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昭和残侠伝 死んで貰います

G

高倉健主演シリーズの最高傑作『昭和残侠伝』シリーズ第7弾! 渡世人たちの生き様を描く任侠映画。

老舗料亭に生まれた秀次郎(高倉健)は、父親がめとった後妻に子供が生まれたとき家を出た。血の滲むような渡世修行を経て、渡世人となった秀次郎。ある時、実家の料亭に身を寄せると、料亭は新興博徒・駒井一家の黒い魔の手に脅かされ、昔の面影はなくなっていた。秀次郎は家を再建するため、身元を隠して板前として住み込む。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1970
制作国
日本
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公開開始日
2014-02-06 15:00:00
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昭和残侠伝 死んで貰いますの評価・レビュー

3.9
観た人
426
観たい人
236
  • 3.9

    ダメハムさん2020/11/24 21:27

    1970年のマキノ雅弘監督作品。
    高倉健と池部良の美しき兄弟分にうっとりする。様式美にのっとった切ないラストが胸にしみる感動を最高のものにしてくれる。藤純子が『緋牡丹博徒』とは180度違う、うぶな演技をしてたのが印象的。長門裕之・津川雅彦兄弟が出てたのも乙だね。

    あと、当時10歳の真田広之が高倉健と共演していたのには驚いた。

  • 4.3

    てつじさん2020/11/07 21:46

    雨宿りの大銀杏の樹の下。一本の酒徳利と番傘で、男と女の出会いを流麗で叙情的な名シーンとして刻みつける。その柔らかさが、雄渾なクライマックスと対比して、一気になだれ込む熱量との強弱を生み、シリーズ屈指の出来栄えになっている。傑作!

  • −−

    しんたにゆきさん2020/11/04 23:19

    死んで貰いますとは実際劇中では言わない。

    右と言われりゃ右向いてとても幸せだろうし、だめな時はどうぞ打ってねでもあろう、というかそれが快楽でもある、という感じの藤純子がちょうかわいい。
    笑顔がかわいくて従順で、求められる女としての役割を見事すぎるまでに演じ、すきな男に命令されるのがよろこびであり、忍耐強くでも肝心のところに芯の強さがある、みたいな女像。かわいいか?かわいいか。

  • 4.0

    半兵衛さん2020/10/31 16:39

    製作当時にみんなが見たがっていた任侠映画の形やパターンをそのままに、それを徹底的に美しく昇華した名作。何一つ意外なことは起きないのに、心地よく映画に身を委ねることが出来る。

    カッコいい男を具現化した高倉健、美しい日本美人を体現した藤純子、一歩間違えればマンネリになりそうなところをマキノ流の古典や風俗から受け継がれた所作によって一流の美術品を見ているような気になる。

    でもこの映画のMVPは山本麟一、新派から飛び出したかのような屈折した悪役キャラを見事に演じ、映画に厚みを加えている。

  • 3.7

    皿鉢小鉢てんりしんりさん2020/10/23 18:07

    「イノセンス」でバトーが素子をインストールした裸の義体に無言で上着を着せてやっていたが、この映画のラストの男女逆バージョンをやっていたのか。
    出会いは銀杏の大木だったが、死と結びつくということかどうか知らないが、遥かに柳を映すことの方が重んじられているようだった。
    藤純子が高倉健を泊めてくれるよう頼みに行くのに傘を置いて行ってしまうが、銀杏で雨宿りはできている。まさか戻って来たら、もういなかったという絵のために酒瓶だけじゃ不足とでも言うのか。
    店の権利書は仏壇の引き出しです、遺影を見てよく考えなさい、と言われておいて即持ってくのが最高に可笑しくて、高倉&藤純子デートがあっても、この後ろくなことにならないことが分かって見なきゃいけない。
    寺田の親分、襲われてる合間に、目の前で名乗られてびっくりしただろうに。どうしても、刺されてしまうな。
    殴り込みでドアを開けてくれる人は、どうしたってアクションの起点のために勢いよく斬られてしまうのだから気の毒だ。

  • 3.5

    あしからずさん2020/10/15 19:39

    「バカだな俺は」
    「バカが好きよ」
    言われたい。藤純子に言われたい。しかし高倉健はいつ観ても一切ブレず高倉健ですごい。今回も不器用と人情を突き通している。あのだし巻き卵はスタッフで美味しく頂いたのかな。
    昭和残侠伝シリーズの中でも名高い7作目。マキノ雅弘監督ということで観。相変わらず任侠映画は歯痒いがこの融通のきかない実直さがいいんだろうか…。高倉健や鶴田浩二の任侠もの観るたびにヤクザに向いてない、としぬほど野暮な事を思ってしまうので多分任侠映画向いてない。
    シネスコの空間使いとイチョウの木の舞台装置と柳の木の絵画的役割がよかった。殴り込みの長ドスの風切り音の鋭さ。お縄で締めるのは正直ダサい気が…

  • −−

    koyamaxさん2020/10/11 23:18

    7作目。

    訳あって渡世に身を沈める秀次郎(健さん)。
    時は流れて、心ある人々に支えられ堅気でやり直すのですが、過去の因縁もあり、新興やくざにより、今いる場所、そして義理と恩義を抱いていた人々が犠牲に。。
    執拗な挑発に耐えに耐え続けてきた秀次郎がついに動き出す。という話。。

    彼の心の中枢にあるのが、「義理」や「仁義」となります。ただ、こうした単語を使うと、どうしても様式的になっていまいますが、、。

    旧時代的価値観になりつつありますが、、心に秘めた想い抱き、大事な人のために現状に耐える。。(昨今のハラスメント問題等と別にしても!)そんな姿に心動かされるのはなぜだろうとの思いがあったことが鑑賞したきっかけ。。

    一般論ではないとおもいますが、、個人的に感じる日本人の内省的な世界観そのものと思われる展開でした。

    昔の日本映画は展開にカタルシスを与えるものより、ある状況下における心情、やるせなさの描写を重きをおいて同じような想いを抱く人々の溜飲を下げること自体に存在理由があるものが多い気がします(気がするだけです(^^;)

    今作も、そのあたりに力点を注いでいると思います。

    「謙虚さと慇懃さは他者への配慮から生まれる」それを体現するのが健さんの役どころ。
    健さん演じる秀次郎は表面的には、外れ者ですが、命を懸けて守るものが彼の道理にあります。ですが、彼の感情が全面に出ることはありません。
    この男の真実の心を知っているのは、我々観客しかいない。

    多くを語らない姿勢の裏には、自分自身の悲しみや苦痛を表すことで、他人の楽しみや苦しみを邪魔しないようにするいういじましさを感じました。

    加えて、秀逸だと思えたのは、想いを一人噛みしめ生きる秀次郎の、すべて汲み取り見守る男、池部良演じる重吉の存在です。
    観客自身の気持ちの代弁者的存在がいることによって、もう一つ上の視点からの慈愛の気持ちを感じ取れます。

    優しい感情とは他者の苦しみを思いやる心といっていいとおもいますが、
    この重吉の存在により仁義よりも深い「想い」が浮き彫りになります。
    ここで描かれるのは、一言でいえば「思いやり」。

    定番となっている二人無言で死地へ赴くこの流れに宿る想いは、
    秀次郎(健さん)自身の想い。秀次郎の想いに慈愛の重吉。そんな重吉すらも慈愛の心でも包み込んで見守りたいという観客側の想いと、、。
    全部汲み取ることになるわけで、想いにつぐ想い、さらに想い。と、どれだけ想えばいいんだというくらい笑
    想いまくりの相互作用として展開されます。

    「他人への配慮を考えた上で、感情を体で表したもの」
    それが全編炸裂しています。ここで描くものを「究極のおもいやり」としてもいいのかなとおもいました(^^;

  • 3.8

    シグノリさん2020/09/12 13:53

    健さんの死んで貰いますの台詞はまんま伝説的ですね。
    料理をしてる健さんさまになる。でも、背中には大きな仁義を乗っけてる。背中で語る男。

  • 3.4

    Np2さん2020/09/05 11:28

    ポップだなあという印象。色恋沙汰、卵焼きなど、実録派にはない軽妙さ。彫り物と過去は消えない系あるあるヤクザ。寡黙で無愛想かと思いきや女と二人だと全然女慣れしてる高倉健、エッチだねえ。

  • 4.1

    やすをさん2020/08/15 21:05

    これは、昭和残俠伝の中でも傑作でしょう。高倉健、池部良に藤純子、そして長門に兄津川まで!今思えば、豪華キャスト。しかも、今回はやくざ同士ではないが、堅気になれない二人という設定。しびれました。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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