伴淳三郎(ばんじゅんざぶろう)
ツンツン節だよ全員集合!! ツンツン節だよ全員集合!!
人買いの碇田長吉は、セントラル移動食品KKの社長・関新作の頼みで、 自分の故郷・日蔭村に人買いに向かった。そこで、ヒデオ、忠次、風太、工作の半端者4人を口車にのせ、東京へと連れだった。 東京で4人を待っていたのは、豚小屋並の部屋と、長吉の指揮のもと夜の銀座で屋台を引いて1人で3人分を働かせられる過酷な労働だった。 長吉が、すでに12人分のギャラを貰っているので、3倍働くしかなかったのだ。しかもセントラル移動食品KKの経営は火の車。 金融ゴロ熊井虎吉への借金の返済もままならい。前途に希望を持てない4人は、長吉から逃亡を図るがまたたく間に発見され、 逆さ吊りの目に合う。否応なく戻された4人は1計を案じ、ヒデオに死んだふりをさせ臆病者の長吉を驚かせる。寝込んだ長吉の枕元で、 新作とヒデオら4人が長吉の貯金通帳の配分でもめていると、虎吉が借金の取り立てに来て。。。
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舞妓はんだよ全員集合!! 舞妓はんだよ全員集合!!
京都・祇園町―。新撰組の末裔を名乗る近藤長介は、置屋「伊川家」の婿養子。 アルバイトに競馬の「のみや」をやっている。そんな長介に愛想をつかした妻・昌代は芸妓共々家を出てしまった。向かいには、桂小五郎の子孫を詐称する日舞の師匠・桂忠次と、 鞍馬天狗と西郷隆盛の子孫と信じて疑わない、鞍馬工作、西郷風太が住んでいたが、 3人は、大家の勝手な事情で住んでいた家を追い出されてしまい「伊川家」に転がり込む。
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