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どですかでん

G

黒澤監督初のカラー作品。<涙>がある<笑>がある、美しい<愛>の詩がある…。

六ちゃんは毎日、「どですかでん、どですかでん」と言いながら、架空の電車を運転して街を一周する。六ちゃんをはじめ、この街には変わった人達が大勢住んでいる。シトロエンの廃車に住みつく乞食の親子や、我が子ではない五人の子供を必死になって育てる職人の良さん。貧しいが一生懸命に生きる愛すべき人達だ。黒澤監督初のカラー作品。画家出身の監督は色に対する感覚も人一倍敏感で、その実験的とも言える色使いは当時驚かれた。自らセットの背景に雲の絵を描いてみたり、カメラの前にマジックインキで色を塗ったガラスを置いてみたりと、数々の大胆な試みで心なごませるメルヘンの世界を構築し、映像寓話を作り上げた。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1970
制作国
日本
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公開開始日
2015-04-22 15:00:00
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どですかでんの評価・レビュー

3.7
観た人
1754
観たい人
1354
  • 3.8

    kazu1961さん2021/12/01 20:12

    🔸Film Diary🔸
    ▪️本年鑑賞数 :2021-699 再鑑賞
    ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

    🖋本作、黒澤明監督作品の中でも一際異彩を放った作品です。『どん底』のように貧しい戦後のスラム街のような“街”で起こる様々な人間模様をユーモラスに、そして幻想的に描いた作品です。

    🖋黒澤明監督作品の初のカラー作品。本作で描かれているのは、その貧しい街での、近親相姦、夫婦交換、ホームレスの子供の死、不倫や不貞などを、コミカルに極力明るく描いていますが、モノクロだったら目を当てられない悲惨さかも知れません。なので初のカラー作品にこの題材を選んだのかもしれません。ダークで幻想的な独特なカラーと手作り感満載の造形に黒澤明のセンスを感じます。

    🖋群像劇と言われていますが、かなりの出演人数、多くの短編エピソードの集合体で、一つに交わることもなく、かえって貧しさや痛さがシュールに伝わってきます。個人的には三谷昇と川瀬裕之が演じる乞食の親子のシークエンスがインパクトが強く、あまりにも痛い。。。後を引きます。

    🖋それでも市井の人々は、精一杯生きている。。。ということが切に伝わってくる、そんな作品です。少年・六ちゃんが口ずさむ空想の電車を運転する時に発する擬音「どですかでん」、耳に残ります。

    🖋結果、本作は興行的に失敗し、黒澤は大きな借金を抱えることになったそうです。しかしながら、本作は海外での評価が高く、第44回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされたんですね。

    😨Story:(参考:ciatr )
    スラム街に住む少年・六ちゃんは、六ちゃんにしか見えない路面電車を毎日運転し歩いている。六ちゃんは母親と二人暮らしだが、母親は知的発達に異常が見られる息子のことを思い悲しみに嘆く日々。そんな二人が住むスラム街には、さまざまな問題を抱えた人々が住んでいる。顔面神経痛な主人と、近所でも悪評判ばかり唱えられる鬼嫁。互いの伴侶を交換した2組の夫婦。血の繋がらない5人の子どもを育てる父親。酒に溺れる旦那、過労に倒れる妻、旦那の子を孕ませられた妻の姪。六ちゃんは、誰のためでもなく、今日もひたむきに誰にも見えない路面電車を走らせる。

    🔸Database🔸
    ・邦題 :『どですかでん』
    ・原題 : ※※※
    ・製作国 : 日本
    ・初公開 : 1970
    ・日本公開 : 1970/10/31
    ・上映時間 : 126分
    ・受賞 : ※※※
    ・監督 : 黒澤 明
    ・脚本 : 黒澤明、小国英雄、橋本忍
    ・原作 : 山本周五郎『季節のない街』
    ・撮影 : 斎藤孝雄、福沢康道
    ・音楽 : 武満 徹
    ・出演 : 頭師佳孝、菅井きん、伴淳三郎、三波伸介、田中邦衛、芥川比呂志、奈良岡朋子

    🔸Overview (参考:映画. com)🔸
    山本周五郎の小説『季節のない街』を映画化した黒澤明監督初のカラー作品。戦後のスラムを舞台に、電車バカの六ちゃんを取り巻く市井の人々のエピソードが、互いに入り組みながらユーモラスかつ幻想的に展開してゆく。木下惠介、市川崑、小林正樹そして黒澤明という日本を代表する巨匠4人で結成した“四騎の会”の第1回作品。これまでギラギラした人間像を描き続けてきた黒澤監督が、本作では彼本来のやさしさに立ち戻り、市井の人々へ向けて温かいまなざしを投げかけ、見る者の心を和ませる。

  • −−

    延々と歩くさん2021/11/29 03:07

     「七人の侍」の黒澤明が撮った群像劇。彼にとって初のカラーフィルム作品であり、残念ながら初の興行的失敗でもあったそうだ。

     作品としてはすごいんですけどね。その「クロサワ的すごさ」が鮮烈な感動を呼ばない、そもそも黒澤にそのつもりがない…というとこだろうか。ホームレス親子の話とかツラいんだよな~。

  • 3.8

    吉永響さん2021/11/28 04:45

    一風変わった黒澤作品。これを観た感想として一言面白かったとは言えないけどなんか面白い以上のなんとも言えない感覚になった。ただのカルト映画とも言えないし、かと言って他の人にオススメもできない。本当に不思議。個性強い登場人物たちが見窄らしい生活を送っているにもかかわらず描き方がユーモラスだからそんなに重くならない。好きなシーンがたくさんあった。

  • 3.7

    okimeeさん2021/11/26 23:34

    U-NEXTでの配信がおわりそうだったので風呂掃除してそのご褒美であわてて。

    オープニングのスタッフ紹介がかわいい。

    豪邸を夢想する生気のない顔色をした親子と死んだ目の男、生気にあふれた血の繋がりのない親子
    皆に「良い人」と慕われており乱暴なワイフを愛している顔面神経症の夫。
    働かずに酒浸りで義理の娘に仕事をさせて妊娠までさせておいて難しい言葉で逃げようとする男。(真っ赤な薔薇に横たわる娘!)
    泥棒に「困ったらまたおいで」という老人。。
    貧しすぎるバラックの集落で生きている、それぞれの人間たち。

    そんな集落を「どですかでん」と走る路面電車。


    芥川 比呂志!

  • 4.0

    ちーさん2021/11/22 06:20

    戦後と言えどもかなり低めな生活水準で暮らす人たちのエピソードが特段交じり合うことなく語られる。広大なゴミ捨て場に組まれたというオープンセットはまんまスラム。気が滅入る生活のど真ん中をどですかでんと空想の電車が貫く。田中邦衛が泥酔演技中に見せるドロドロの笑顔エロい。カツコの猫背具合も凄い。

  • 3.9

    JTKさん2021/11/16 12:49

    「七人の侍」や「用心棒」や「隠し砦の三悪人」とか徹底したエンタメこそ黒澤明と思っていた頃に観た。
    「影武者」もまだ撮ってなかった頃か。
    なので「あれ?なんか違うぞ」と違和感が。
    いつもの黒澤ならではのダイナミズムがない。
    「どん底」みたいな半ば舞台劇みたいなのと比べてみても。

    時間を経て、全作品観た頃に再度観た時は印象は違ったけども。

    黒澤初のカラー作品だけあって、絵の具を塗りたくったような色使いをしとるんだけども、それが逆にこの世界観に合ってた。

    電車バカ演じる頭師さんを黒澤は気に入ってたみたいで「赤ひげ」では大人顔負けの名演技を披露してござった。後に「夢」でも結構大事な役で出てた。

    黒澤組では見かけない伴淳三郎が凄く良かった。

  • 4.1

    Akiramovieさん2021/11/16 12:32

    御託を並べ捲る "男達" の 立ち行かない現実と
    何も言わずに受入れる "女達" の 乗り越えてる現実 の 可笑しさ!

    黒澤明 は、世の中を どう見ているのか? 

    スラム街なのに やけに 道が綺麗に掃き清められている不思議さ。
    "モノトーン"な 人達 と "サイケ色"の 人達。

    観るまでの ポスターによる 作品への 固定観念が恐い。

    しかし、シメサバ と 間違えて食べた 生魚にあたって 死んじゃう子供 悲しい!
    父親なら 子供を ちゃんと 食べさせろ~❗

    風に舞う ビニール袋なんて 割と 現代よりで、
    終戦直後の 貧困 でも ないんだぁ。

  • 2.2

    hajisarashiさん2021/11/16 11:39

    なんか繋がってるようで個々はあんま関係ない気もするし、群像劇になんの?全然面白くはないけどたまに見たくなるタイプの映画。しかしどいつもこいつも小汚えなあ。

  • 4.0

    Akiyaさん2021/11/05 08:04

    どですかでんどですかでんどですかでん。
    どん底などでも描いていたように、人間のどうしようもなさ、意地汚さ、弱さ全てつまってる。でもそれで良いじゃんっていうメッセージにも感じた。各俳優陣の演技が圧巻なのとカラーであることの意味がめちゃくちゃ出てる。東京ゴッドファーザーズとかまさしくこの作品の影響受けてるんだなあ。

  • 4.0

    Lenaさん2021/10/22 01:01

    バラックという名の電車に乗った人たちの人間模様。

    あの人はどうなったのか、この人はどうなるのか、と展開が気になるエピソードばかりなので終始目が離せなかった。

    伴淳三郎のチックと、田中邦衛の泥酔っぷりが凄すぎて笑いが止まらなかった。

    あれだけクセの強い登場人物が出続けたら混沌としそうなのに、なぜかピシッと線が入っている空気感が漂っているのは、黒澤監督の意図的なものなのか、はたまた私の気のせいなのか…。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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