お知らせ

閉じる

非対応デバイスのため、動画を再生できません。

対応端末
  • PC
  • Android
  • iOS
  • Chromecast
  • VIERA
  • BRAVIA
  • PlayStation®4
  • AndroidTV
  • AppleTV
  • REGZA
  • FireTV
  • 再生する

あん

G

たくさんの涙を越えて、生きていく意味を問いかける…。第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品。

縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
2015
制作国
日本
対応端末
  • PC
  • Android
  • iOS
  • Chromecast
  • VIERA
  • BRAVIA
  • PlayStation®4
  • AndroidTV
  • AppleTV
  • REGZA
  • FireTV
公開開始日
2016-03-25 15:00:00
シェア
お気に入り
レンタル・購入440円~

レンタル(3日間)

アプリでDL可
標準画質(SD)
440
ご注文手続きへ
アプリでDL可
高画質(HD)
550
ご注文手続きへ

キャンセル

ヒューマン邦画ランキング

あんの評価・レビュー

4
観た人
21255
観たい人
13091
  • −−

    りさん2020/07/05 21:34

    優しい人でありたい。
    なんでもありのままに受け入れられる人でありたい。

    自然の美しさ、音、季節、食べ物大切に暮らして生きたい。

    スマホの中で生きていたくない。

    豊かで美しい世界で生きていきたい。

  • 4.6

    かぐや姫大久保さん2020/07/05 04:44

    コロナによる自粛期間中、
    少しだけ話題になった映画。

    なんとなくマイリストに置いておいたけど、
    観るきっかけがなかった作品の一つ。

    夜中にふと再生ボタンを押して本当に良かった。
    いつまでも心に残る名作に出会えました。

    お料理を美味しそうに丁寧に映す映画は
    個人的に大好物です。

    前科持ちのどら焼き屋の店長のもとへ、フラッと現れたあん(餡)作りがすこぶる上手なお婆ちゃんの徳江さん。

    皆さんの思い描く「これぞ邦画」といった
    徳江さんの中に流れる時間のような
    ゆったりとした作品なのですが、
    表情のクローズアップと
    光の曲線を多用した表現は
    さながら全編ミュージックビデオの様で
    これが驚くほど引き込まれます。

    もちろんそれは、樹木希林さんのどこまでが演技なのか分からないほどに憑依しきった人間としての説得力と、何気ない日常の風景に魔法をかけたかのように切り取った映像の美しさによるところが大きいです。

    樹木希林さんは、(特に晩年は)どの作品を観ても素人目で見ても分かるくらいに「演技上手い」ですね。
    なんかもう当たり前すぎて馬鹿みたいな感想ですけど、本当に当たり前のことをもう一度言いたくなるくらい演技上手いです。
    凄すぎて形容ができない。笑

    今作の徳江さんもまた、
    説教臭く押し付けないような
    聞こえるか聞こえないかくらいの声で
    ただポツリとこぼれる言葉を
    観客が両手ですくいにいきたくなるような
    とても素敵なキャラクターでいらしてました。

    さて、本題は中盤以降に明かされる
    「ハンセン(らい)病」という
    最近まで日本を巣食ってきた
    忌まわしい偏見問題へとシフトします。

    我が国では1996年まで「らい予防法」という
    ハンセン病患者を社会から隔離する法律が
    制定されていたそうです。

    徳江さんたちのように人里離れた集落へ彼らを押しやり、一般の目に触れないよう隠し続けてきたのです。

    それは完治した方であっても
    同様の処遇を受けたそうです。

    子を身篭っても、感染予防のために中絶を余儀なくされていたという話は衝撃的です。

    社会的人権を奪われながらも陰でひっそりと生きていた方々の存在を知れるというだけでも、この映画に一見の価値があると思います。

    恐らくここにコロナ問題との
    遠くて近い共感性があるのかもしれません。

    本質的にはコロナ問題とは
    (感染の有無を含めて)違うものなのですが。

    コロナウイルス自体がまだ研究段階であり、ハンセン病と同じくその感染の危険性は極めて薄いものなのかどうかは未来のみぞ知るところですが、ワクチンが開発されたのちの世界を想像するとハンセン病患者さんたちと同じように肩身の狭い生き方を強いられる可能性も無いとは言えません。

    現にメディアにほぼ取り上げられてすらいませんが、今コロナに感染されている患者さんたちも徳江さんたちと同じように社会と「隔離」されて生きているはずなのです。

    本作で描かれる悲しい現実が、病気が変わったことでもう一度同じ偏見の芽が育ち始めていることに警鐘を鳴らしてるようにも取れました。

    希望のあるラストも素晴らしかった。

    過去の過ちによって自分を閉ざしていた店長が、徳江さんから「生きてもいい」と背中を押してもらい、公園でどら焼き屋台を開く。

    少し照れながらも自分の殻を破るように
    大声で客寄せするあの表情。

    その背後には徳江さんが好きだった
    満開の桜がついています。

    きっと、店長さんは前を向いて生きていく。

    静かで力強い、
    とても素敵なエンディングでした。

  • 5.0

    moonさん2020/07/04 23:42

    父親を看取り 落ち着いた頃、母と気晴らしに映画を観ようと訪れた映画館で樹木希林さんの追悼ということで「あん」を上映していた。本当は「コーヒーが冷める前に」を観ようと思っていたが、母が観たいというので「あん」にした。

    樹木希林さんは本当に素晴らしい女優だった。思えば 樹木さんの映画作品を観るのは初めてだった。
    彼女が モテ囃される(た)のは当然だと その存在感と繊細な演技力に 唸った。
    惜しい。残念。まだまだ、たくさんの作品を見たかった!

    樹木希林さん演じる徳江が 愛おしげに小豆に話しかけ 繊細に大切に小豆を「あん」に仕上げていく様が 優しい視線で描かれる。あんの美味しそうな甘い香りがしてきそうだ。

    この物語は ハンセン病のために 一般の社会から隔離された場所に住む事を強制され、差別され生きて来て、やっと その政策が間違いと是正されたため、外に出られるようになった徳江が、その日暮らしの惰性で生きていた千太郎の人生に 味や色を与えていく…

    私は ハンセン病がどうとか そういう事より 徳江の ささやかな事への喜びの姿を この映画は伝えたかったのではないかと思った。

    桜を見て 愛おしげに微笑む。餡の煮える音に耳を傾け 満足げに喜ぶ。若い子と楽しげに話す。
    なにより働くことを 楽しむ!


    そして 徳江は言う。


    「人は この世界(の美しさ)を見るために生まれて来たのよ」


    胸が いっぱいになった…!

    私は 他人のために何かしたいと思うような立派な人間では無い。せいぜい迷惑掛けないように生きている。だけど…

    この世界は美しさに溢れている。だから 出来るだけ見たい!と思って生きて来た。わがままな生き方かもしれない。

    でも 徳江のこの言葉で 肯定してもらった気がした。

    人は何のために生まれて来るのか?大きな命題だ…。もし、徳江が言うように それが生まれる意味ならば、どんな 境遇にあろうとも、美しさを求めたい。
    ささやかな事に喜び、感謝したい。美しい穏やかな世界を守りたい。

    そう 思った。

    私に世界の美しさを教えてくれたのは 亡き父だった。 映画やドライブや空を見上げる事などを通じて、教えてくれた…。
    母が作る小豆のおはぎは 絶品(笑)私も千太郎のように、母から受け継がなければ!


    だいぶ 個人的な想いで観てしまったから 正しい見方でないかもしれない。でも それでいい。

    母も とても良かったと喜んでいた。


    素敵な樹木希林さんの温かい表情と声は決して忘れない。

  • 3.4

    ayuさん2020/07/04 18:11

    若いっていいねっていう聞き飽きてる言葉に感動できた。いいお話だ、、
    徳江さんの言葉が素敵なのは若い頃なりたかったものにも関係するのかなって

  • 4.0

    たそがれのさん2020/07/04 09:50

    美味しいあんこを作るには、小豆の言葉に耳を澄ますこと。小豆が見てきた雨の日や晴れの日を慮ること。メインキャストの演技力と彼らの人生哲学を投影させたような奥深い映画でした。パンタレイ。

  • 3.9

    yoyoyoさん2020/06/30 22:32

    個人的に仕事柄、義務感で鑑賞シリーズ。良かった。どら焼きや善哉が食べたくなった。あんこを久しぶりに作りたくなった。美味しく作れないけど、小豆を煮ているときのささやかな幸福感を思い出した。
    樹木希林演じる徳江さんとはまた違うけど
    私自身も難病の寛解を経て今がある。見た目は全く普通の人と変わりないので、気づかれない不自由さはあったけど、見た目に分かる不自由さに心を合わせると涙が出た。たまたま違う病気なだけで、こういうことは起こりうることだったんだなあと思うと、その生きづらさを想像して胸が潰されそうだった。だから、後半の永瀬正敏演じる店長さんへの手紙の一言一言に涙が止まらなかった。また、徳江さんの住まいを訪ねて善哉を食べるシーンでも涙が出た。
    でも一番私自身が慰めてもらったのは「人生いろいろあるね。がんばっていきましょう。」という徳江さんの言葉と佇まいだった。
    樹木希林も市原悦子も、本人らしさと役の共存を感じる。心地の良い二人の演技。永瀬正敏のラストのちょっとがんばって一歩踏み出しました感、すごく良かった。
    本作を見て、ハンセン病に興味のなかった人たちが知るきっかけになればいいなと心から思った。また、罹患されてる方やされていた方、関係者の方々が、嫌な思いをせずに温かさを感じていたらいいなと思った。
    美味しいあんこが食べたいな。つぶあんのやつ。

  • 4.3

    mimu今年始めた新米ですさん2020/06/30 21:19

    「あん」

    「私達も陽の当たる社会で生きたい」

    樹木希林といえばこの「あん」という映画にたどり着く、そんな気がする。彼女はもちろん若いうちも女優としての才能があると思うが、年老いてからの方が何だろうか、よりリアルな演技をしているように見える。彼女の元々の話し方、パキパキとした話し方が老婆である彼女と少しコントラストがかかっていて面白いのかもしれない。

    少し暗い過去を持った1人の男が、どら焼き屋の雇われ店長になった、そして求人募集をしていたらとある老婆がどうしても働きたいと毎日訪れるようになった、時給が300円でもいいと彼女は言う200円でもいいとその次の日彼女は言う。彼女の手が映し出される、彼女は、その手をさすって、私手が不自由なの、というその時私はなんとなくハンセン病患者なのかと思った。形がゴワゴワとしていて、肌の色が変色していた、こういった症状は、ハンセン病患者にも多いものだと思う。
    勘違いならとてもダメなことだから、この映画が本当にそう言った人を扱っているのかどうか調べてみた。そしてわかったのがやはり彼女はハンセン病患者だった。
    ちなみにこの間私は砂の器も見たことだしハンセン病患者についてもっと知識を持ちたい何も知らないまま生きていきたくない差別なんてしたくない、偏見なんて持ちたくない、そう思いハンセン病患者の資料館に行った。知識は無限の可能性を広げる、誰かが言った言葉だが本当にそうだと思う。なぜなら知識がないと、可能性はどんどんどんどん低くなり1人は妬み争い、離れるのだ。ハンセン病患者がどれだけ、村八分のように人々に捨てられ、世の中に置いていかれていたのか、資料館が教えてくれた。

    どうやらこの作品も小説が原作となっていて、その小説も出版社に出したところ、ハンセン病関係の話だからと断られたらしい、酷い。
    だが1人の心優しい出版社の人が世の中にだそうと思い、販売されたそうだ。

    どうかこの樹木希林演じる老婆が幸せになってほしいと思った。

    そんな彼女が作る餡はとても美味しかったそうだ、男は驚き、彼女を雇うことにする、そして彼女は一生懸命どら焼きを作る、餡を作る、そしてその味は人々に知れ渡りお店は繁盛する。

    誰よりも腰が低く、丁寧で笑顔が素敵で謙遜する、そんな女性を樹木希林が演じている。あらあらあらーと言いながら帽子で鼻を拭いたり笑ったり動きがかなりリアルだ、私の祖母もそうやって動いていたなぁと思った、彼女は人間観察をするのがとても上手いんだろうか、それとも彼女のその姿がそうなのだろうか、サングラスを取って目やにを取るように目をこする動作、私なら忘れてしまうと思った。さまざまな人間のリアルな動作を、私は彼女から学んでいるにもかかわらず、私はなかなかそれを自分の演技に生かすことができない、どうしても大袈裟でありきたりなものになってしまう悔しい。

    指先を伸ばしたりできず、ずっと手をグーにしている。彼女自身もハンセン病患者についてかなり勉強したのだと思った。
    この作品をとっている間、カメラを回していなくても必ずその役を演じきっていろと監督に言われていたらしい、どの役者もそうだ、そして樹木希林はそれを一番うまく出来ていたのだと監督はいう。

    順風満帆に繁盛していたお店だが、なんと彼女がハンセン病だということが知れ渡ってしまった(正直、だからなんだと言ってやりたい、私だったら余計に通うだろう。なぜなら、不自由な手で一生懸命餡から作ってくれてる最高のどら焼きだから。うつるなんて言ってるやつら全員殴ってやりたい)

    不安そうにお店の中から人が来ないのを見ている樹木希林の芝居には、胸を打たれた、目が泳ぎ、どうしたらいいのかわからずハンカチを握る。どういったものだろうか、自分のせいなのだろうか、世の中のせいなのだろうか、ただ誰もどら焼きを食べたくないだけなのだろうか、彼女の中でたくさんの不安が生まれたと思う。そして店長である彼も不安がつきなかったと思う。このシーンはかなり辛い。

    「どんな雨や風を受けて、小豆がここまでやってきたのか、旅の話を、安月から聞くのです。この世にある物には全て言葉があるものだと私は信じております。」

    小説的な文学的な綺麗な言葉だと思った。
    世間の無理解に苦しむこともあります。知恵を絞って生きていかなければありません。それを伝えるべきでした。だから、どうぞあなたはご自身の人生をお送りください。

    彼女は自分のことではなく、他者のことを思ってその場から姿を消した。よくあることなのだと思う、彼女の中では何度もこういうことがあったのだと思う。それでも彼女は受け止めて明日も生きていく。

    彼女を守れなかった店長の気持ち、とても苦しいと思った。
    でも彼女は誰も恨まないだろう、むしろ彼に感謝しているのだろう。

    彼女に会いに来た女子高生と店長その時の樹木希林の笑顔が素敵だった。優しさに溢れて、しっかり笑うわけじゃない、ただ少し微笑むだけ、それでも心から笑っているのがわかる素敵な笑顔だ。

    この映画、いつかもし出会うことがでできたらの話だが、私の子供にも見せてあげたいなと思った。



  • 4.2

    バイファさん2020/06/29 23:13

    わたしたちも陽のあたる社会で生きたい、って言葉を表すように映画の中の日の光とか木漏れ日とかが綺麗に映されていた。徳江さんの言う
    「いいねえ、自由で」て言う言葉がすごく心に刺さった。

    永瀬さんはこの映画で知ったんだけど始めの方のあの生きていく上でなんの希望もない眼差しが伝わってきてこの人すげーってなった。

    たかがどら焼き、
    されどどら焼き。

    小豆をおもてなしする、
    木が手を振ってる、
    小豆と蜜のお見合い、
    小豆を応援する
    徳江さんの言葉の言い回しが素敵だった。
    「ねえ、店長さん。
    私たちはこの世を見るために、聴くために生まれてきた。だとすれば何かになれなくても
    わたしたちには生きる意味があるのよ。」

    樹木希林さんの映画を見た後は
    いつもおばあちゃんに会いたくなる。

  • 4.1

    さおりさん2020/06/29 15:13

    徳江さんの「店長さん」という優しい声掛けが、次第に千太郎だけでなく自分自身に直接語りかけてきてるように感じられて、後半涙が止まらなかった。私達はこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。何かになれなくても、生きる意味がある。きっと一生忘れない台詞となった。キャスト陣もれなく素晴らしいが、永瀬正敏氏が特に良かったと思う。人目を気にせず没入して観てほしい作品。

  • 4.4

    さささん2020/06/28 22:23

    なんできれいで、やさしくて、かなしいんだろう。
    大切なことをみつけた人にしか見えない光と声と風が吹いている。

レビューをもっと見る
(Filmarksへ)

評価・レビュー

レビューを投稿してください。

    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

    サブジャンルで探す

    カテゴリで探す

    キーワードで探す

    ランキングで探す

    戻る