1 ちょっと思い出しただけ 2021年7月26日、この日34回目の誕生日を迎えた佐伯照生(池松壮亮)は、朝起きていつものようにサボテンに水をあげ、ラジオから流れる音楽に合わせて体を動かす。ステージ照明の仕事をしている彼は、誕生日の今日もダンサーに照明を当てている。一方、タクシー運転手の葉(伊藤沙莉)は、ミュージシャンの男を乗せてコロナ禍の東京の夜の街を走っていた。目的地へ向かう途中でトイレに行きたいという男を降ろし、自身もタクシーを降りると、どこからか聴こえてくる足音に吸い込まれるように歩いて行く葉。すると彼女の視線の先にはステージで踊る照生の姿があった。時は遡り、2020年7月26日。照生は部屋でリモート会議をし、葉は飛沫シートを付けたタクシーをマスク姿で運転している。 ¥440 2 ホテルアイリス 寂れた海沿いのリゾート地――そこで日本人の母親が経営するホテルアイリスを手伝っているマリは、ある日階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱している。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒していくことにも気づき始めていた。男は、ロシア文学の翻訳家で、小舟で少し渡った孤島で独りで暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。男とマリの奇妙な巡り合わせは、二人の人生を大きく揺さぶり始める。 ¥440 3 ハピネス 若者が都会に出て行き、活気を失った地方の町に、奇妙なヘルメットを持った神崎が現れた。ヘルメットの力で町は活気づき、神崎は町長から町にとどまって活性化するよう依頼される。ただ神崎には謎めいた過去があり、彼が町に来た本当の理由を知る者は誰もいなかった。 ¥440 4 ファンシー 「あさってDANCE」「BLUE」「ありがとう」などで熱狂的なファンを獲得し、連合赤軍をモデルにした「レッド」で文化庁メディア芸術祭漫画部門の優秀賞を受賞した山本直樹の異色の短編「ファンシー」に独自の脚色を施した本作。それぞれの愛を探し求める鷹巣、ペンギン、月夜の星の3人は、あてどない漂流の果てに何を見つけるのか。はかない一瞬の映像詩のようでもあり、不思議と生々しく心にまとわりついてくる独創的なエンターテインメントがここに誕生した。 ¥440 5 赤い雪 Red Snow 10年に1本と言われた脚本に、日本映画界屈指の俳優陣が集結! ¥220 6 蝶の眠り あなたが大切な人に残したい”記憶”は何ですか? ¥440 7 64‐ロクヨン‐前編 犯人は、まだ昭和にいる。 ¥440 8 64‐ロクヨン‐後編 犯人は、まだ昭和にいる。 ¥440 9 毎日かあさん 泣いてるヒマがあったら、笑おう。本音で生きるかあさんと、ちょっと変わった家族の感動の実話。 ¥330 10 あん たくさんの涙を越えて、生きていく意味を問いかける…。第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品。 ¥440 11 さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 生き方も価値観も全く異なるふたりは、やがてそれぞれがほんとうの自分、そして大切なものに気づいていく…。 ¥440 12 ラブドガン 斬新な映像表現で日本映画界に衝撃を撃ち込んだ“愛”と“拳銃”のハードボイルド・ムービー。 ¥330 13 虹をつかむ男 渥美清の急逝に伴い、シリーズ終了となった『男はつらいよ』に代わって松竹の正月番組をつとめた人情喜劇。 ¥330 14 さくらん 男と女の愛憎渦巻く吉原遊郭、「なめんじゃねぇよ」と啖呵を切って、爽快に豪快に駆け抜ける! ポップでゴージャスな新時代ラブストーリー!! ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く