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火宅の人

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壇一雄の大ベストセラーを深作欣二が映画化! 旅と酒、女を愛した無頼の作家を緒方拳が体現。

最初の妻リツ子に死なれ、窮乏のドン底であった一雄に後妻としてヨリ子がやって来た。腹違いの一郎をはじめ、次郎、弥太、フミ子、サト子の5人の子供を育て、その掛け替えのなさを知った一雄は、家庭を破壊しないことが結婚以来の信条でもあった。だが、一方で、若々しい新劇女優の恵子との情事におぼれていく…。

詳細情報

関連情報
原作:檀一雄
音声言語
日本語
制作年
1986
制作国
日本
対応端末
公開開始日
2014-02-06 15:00:00
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火宅の人の評価・レビュー

3.5
観た人
878
観たい人
683
  • 4.2

    QOneさん2021/04/28 08:39

    檀一雄の自伝的小説を深作欣二が映画化。

    愛人との逢瀬をひたすら繰り返す、父としても夫としても失格の破滅型作家を緒形拳が嬉々として演じている。

    その愛人の1人は原田美枝子、もう1人は松坂慶子、当時の2代演技派艶女優との濡れ場は、当時独身の私には、こんな2人との逃避行は人生破滅しても男の夢か、、と非常に羨ましく思った記憶がある 笑 

    特に原田美枝子のスタイルは日本映画史上おそらくNo.1のダイナマイトボディでそれだけで私は圧倒されたのだが、、

    一方そんな堕落の底の夫を待ついしだあゆみが無表情でブランコをこぐシーンは私にはホラー映画より怖かった。。

    深作欣二監督には珍しい文芸作品はそんな男としてあまりに最低な、でもあまりに羨ましい1人の男の顛末を眺める時間。ヤクザ映画とアクション映画よりも遥かに私に深い刻印を残したのだった。

    今改めて観ると、脳炎にてマヒ障害に至った幼い息子を放置し逢瀬を繰り返し、妻は宗教に走る。この家族を顧みない男に半端ない嫌悪感を抱いてしまったが、演じた緒形拳は、本作と「復讐するは我にあり」で忘れられない役者である。

  • 4.0

    としさん2021/04/10 15:37

    壇一雄が愛人や家族との生活を描いた私小説を深作欣二が映画化。 超無責任な男なのに緒形拳が演じるとどこか憎めないダメ男。 原田美枝子や松坂慶子を振り回して羨ましい。 絶対できないけどこういう風に生きれたら幸せだろうなと思う。 こういう人だから女にモテたのかな? 壇一雄の娘の壇ふみがお母さん役ってのが粋だね。

  • 3.0

    佐酒常念さん2021/03/29 18:55

    「華の乱」となんとなく似ている。(監督が同じ)
    原作は小説家の私小説らしい。
    緒形拳 いしだあゆみ 
    松坂慶子の話がよかった。松坂慶子は美人!

  • 3.7

    八咫さん2021/03/18 10:50

    すっごいなあ〜……。映画が凄いっていうか、この映画に出てくる人物たちが凄い。
    この時代の映画にありがちだと感じる女性が自身へのレイプを大層悲壮に感じてなさそうに描かれること。それから現代の邦画ではありえないぐらいのボリューム感。起こること起こること濃密すぎて、でどんどん進む。でも視聴者が置いてけぼりになるかというとそんなことはなくて、テンポはあまりにも早いけど出来事一つ一つにきちんとした裏付けがあるから分厚い文庫本がそのままこの映画に収まったような綺麗な感覚を覚える。
    なにせ出てくる人間みんな生きることに忙しい。何か重大なことをしていないと人生が送れないと決め込んでいそう。今日は特に何もなかったよ、なんていう一日はなさそうなのだ。
    それにしてもまあ男に都合の良い映画だこと。時代がそうなのか、一雄(緒形拳)のみがそうなのか。あまりにも女は主人公にとっての都合の良い立ち位置でしか配置されておらず、そりゃ箇所箇所を取れば主人公が苦難の瞬間もあるだろうが自分の子供5人を世話し愛人関係に口の出さない女房と、堕胎してくれる愛人、セックスだけをしてくれる行きずりの女、となんと男は爽快だろうなあと思う。だけど、一雄がまた女にとってはチャーミングといえそうだから仕方のないことで、またそれに説得力があるのだ。

    深作欣二監督作品の造詣を理解するにはまだ年齢が早いような、しかしその時代を経験していないので一生理解できなさそうな思いもする。



    彼女の家庭を破壊するな

    そりゃ女はね生まれたとこでは
    死ねないと思ってますけど

    楽しかったからねえ
    本当に楽しかったからねえ



    脚本 3.8
    美術 3.6
    演技 3.8
    演出 3.8
    チープ感のなさ 4
    満足度 3.3
    その他(音楽、カメラワーク)

  • 3.3

    Augustさん2021/03/16 21:23

    いしだ あゆみさん演じるヨリ子が良き。恐ろしさに身震いしました。
    何事もなかったかのように家に帰ってきたり、夫の不倫小説を代筆したり、面白いし、怖いです。
    一雄(緒形拳さん)はやりたい放題ですが、居酒屋での息子とのシーンなど良い父親感を出してきてます。

    昔の文豪は火宅の人が多かったのかな。今であれば、マスコミにかなり叩かれるレベルです。
    火宅・・・苦悩や危険を悟らないで享楽にふけっていること。

  • 3.3

    Guguさん2021/03/16 13:27

    煩悩に身を焦がし
    不安の絶えないさまを
    火災にあった家にたとえて
    「火宅」という
    最後まで見るとこの冒頭見出しの意味が分かります。

    恵子さん役の原田美枝子さん綺麗~と思ったら、プリオールCMの綺麗なあの方か!笑顔が若いときも今と変わらず可愛らしい、凄い。
    桂の母親役の檀ふみさんは、檀一雄の娘さんなのですね、これまた凄い。

    それにしてもこの時代の文学者たちは皆こうなのか。
    女の私から言わせれば絶対的にヨリ子が生涯を過ごすのに一番良い女で良い母なのに…。

    山の上ホテル、これを見る前に泊まっておいて良かった笑
    原稿仕上げるためにホテルに缶詰めになってただけじゃあないよねそりゃ。
    逢瀬の場でもあったと知ると、なんだか勝手に複雑な気持ち。
    数々の文豪たちは、あの朝御飯も愛人と一緒に食べていたのだろうか…と想像してしまう笑

    太宰治と中原中也は知っていたが、檀一雄の名は知らなかった。教育上、教科書には載せられないような作品ばかりなのかな笑

  • 3.8

    darumaさん2021/03/15 15:11

    GYAOの無料配信で滑り込み。凄い映画だった…!35年前?世代はあると思うが、昭和レトロ感なのにこの開かれた感じは何!?最後の歌がすべて持っていった…生を感じる(性もだけど笑)

    女優さんたちが凄まじく(別に脱げばいいって事ではなく、本当に凄い)、特に松坂慶子さん!アイドルムービーかと思いました(笑。いやマジで!)めっちゃめちゃ可愛い表情してる。原田美枝子さん、お綺麗。役割的には不倫相手だけどこの上品さは何だろう…そしていしだあゆみさん!ただただ怖い(笑。いろんな意味で)まさに正妻…なんでも分かってる感(台詞にもあった)。180枚を手伝いに来た時が凄くよかった(よく来てくれるなぁ!と。時代なのか愛なのか)これぞ奥様。

    公開時の私は小学生くらいですが、檀ふみさんと蟹江敬三さんは私の中の印象と全く変わらず!その当時に見た事ある数少ない俳優さんなのかも(子どもの頃はドラマや映画を観る習慣はほとんどなかったです。檀ふみさんは連想ゲームのイメージ、蟹江敬三さんは何で知ってたんだろう…)
    檀ふみさんは特別出演になっていて何故だろう…と思ったら、原作の檀一雄さんの娘さんなのですね!(驚)

    でも、やっぱり一番絶妙だったのは緒形拳さん。もうこの作品は緒形さんだからこそ成り立つのでは…と思うほど。優しくて許せてしまう雰囲気、そして誰からも愛される。あの「ですます調」がそう感じさせるのかな?素晴らしかったです。
    (原作の方が東大卒の文豪の方なんですね…!私小説に近い物という事でとても納得。凄く雰囲気が出ていました)

    最初は失楽園的な話かと思いましたが(失楽園も観た事ないのですが)、もっとテーマは壮大。人間は生きることに固執する、それは醜いような素晴らしいような、不思議な感じ。一雄さんの気持ちも奥さんの気持ちも、恵子さんの気持ちもみんな分かるような気がする…日本脳炎の息子くんがちゃんとキーになって活きてきたのが何とも言えぬ良さでした。

  • 4.0

    ミックさん2021/02/24 01:34

    撮影技師に初めて関心が向いた思い出の一作。
    映画のなんたるやとか、スタッフごとの仕事ぶりの違いなんてよくわからない、単純に監督と脚本、役者の演技と音楽くらいしか注目できないライトな視聴者の私にすら、
    「なんか撮影やたらダイナミックでかっこいいな」
    と思わせたのだからすごい。
    調べてみたら撮影界の大御所、木村大作さんと知る。

    本編の方は、原田美枝子のコドモから大人の女への変化が見事だった。
    緒形拳との大乱闘のシーンがとても好き。
    対象的なブレない正妻・いしだあゆみとの対比が良い。

  • 4.2

    トロかじきさん2021/01/24 23:26

    火宅の人

    火宅とは、燃え盛る家のように危うさと苦悩に包まれつつも、少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態

    小説家・桂一雄(緒形拳)は後妻ヨリ子(いしだあゆみ)と前妻との4人の子、ヨリ子との子供1人、5人の子供と暮らしていた。
    次男の二郎が日本脳炎にかかり、脳も体も麻痺状態に。妻ヨリ子は怪しい宗教にすがり二郎に儀式をする毎日に。そんな家が嫌になった一雄は劇団女優の恵子(原田美枝子)と関係を持ち、アパートを借りて恵子と住むようになる…

    いやぁ〜昭和エネルギッシュ男女七転八倒生き様!最高に最低な物語ですね!
    緒形拳は中学生?の頃に観た「薄化粧」がトラウマ級に覚えていて、今回もヤベぇ奴を見事に演じてますね。

    自伝的小説が原作らしく、この小説家は太宰治や中原中也とも交流があったんですね。1950年代〜60年代の話なんやろね。
    妻にも愛人にも「ですます」の丁寧な口調…なのにねぇ。作家や芸術家はやっぱアレな世界で生きてるんでしょうねぇ。

    妻、いしだあゆみも怖い怖い…こんな妻おったらこんな事でけへんっぽいのになぁ。

    しかし恵子を演じた原田美枝子が素晴らしいですね!今の女優でも太刀打ち出来ないスタイルと濡れ場。五社映画での濡れ場を演じる女優さんも凄いけど、この原田美枝子さんも素晴らしいですね。説得力ありますわ!

    そしてこの手の映画の「別れのシーン」ってぐっとくるんですよね。
    あと五島列島〜旅のシーンの風景カットは凄いですね。

    時代は昭和で当時の人らのドロドロ人間模様やけど、この手の話は今の男女、夫婦でもあったりして。
    まぁこんな地獄を味わう味あわせるのは流石にエグいので…
    人生においては、ワテは火宅ではなく対岸の火事で、プレイヤーではなくギャラリーに徹するのが精神やられないコツですかね。

    観応え抜群のパワー溢れる昭和映画でした。

  • 3.9

    ライアンさん2020/12/29 00:53

    こういう男の役をやらせたら緒形拳ほどピッタリな役者はいない。原田美枝子、松坂慶子の濡れ場も深作らしい演出で、蒲田行進曲を彷彿とさせる。いしだあゆみもいい味出してます。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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