1 ダ・ヴィンチは誰に微笑む ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという説がある。名も無き競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いたNYの美術商が13万円で落札したのだ。彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示する。お墨付きをもらったこの絵に、あらゆる魑魅魍魎が群がった!意外な身元を明かすコレクター、手数料を騙し取る仲介者、利用されたL・ディカプリオ、巧妙なプレゼンでオークションを操作するマーケティングマン、国際政治での暗躍が噂されるある国の王子―。一方で、「ダ・ヴィンチの弟子による作品だ」と断言する権威も現れる。そして遂に、510憶円の出所が明かされるが、それはルーブル美術館を巻き込んだ、新たな謎の始まりだった―。 ¥440 2 ロスト・レオナルド ~史上最高額で落札された絵画の謎~ レオナルド・ダ・ヴィンチの長く失われていた傑作といわれ、史上最高額の510億円で落札された絵画“世界の救世主(サルバトール・ムンディ)”をめぐる裏話。ニューオーリンズの怪しげなオークション会社を通して絵を手にした購入者らは、何層にも不器用に重ねられた修繕箇所の下に見事な筆致が隠されているのを発見。その瞬間から、“救世主”は名声と富、権力を求める人々に翻弄され始める――。本物か否かの議論も白熱し、法外な金額で取引されるこの絵画は、本当にダ・ヴィンチの作品なのだろうか? ¥218 3 ある画家の数奇な運命 ナチ政権下のドイツ。少年クルトは叔母の影響から芸術に親しむ日々を送っていた。ところが、精神のバランスを崩した叔母は強制入院の果て、安楽死政策により命を奪われる。終戦後、クルト は東ドイツの美術学校に進学し、エリーと恋におちる。彼女の父親こそが叔母を死へと追い込んだ張本人なのだが、その残酷な運命に気づかぬまま二人は結婚する。ベルリンの壁が築かれる直前、西ドイツへ逃亡するも、作品を全否定され、もがき苦しむも、魂に刻む叔母の言葉「真実はすべて美しい」を信じ続けるクルトだったが―。 ¥440 4 ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ ヒトラーの秘宝。だれも知らない闇の美術史 ¥440 5 フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 フィレンツェの黄金時代、至極の美がここに―。 ¥440 6 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮 20年に及ぶ修復作業と世界初4Kスキャンで甦る「最後の晩餐」 ¥440 7 デヴィッド・リンチ:アートライフ ようこそ、リンチの“アタマの中”へ―― ¥440 8 セザンヌと過ごした時間 画家セザンヌと作家ゾラ、名画に隠された心打つ深い友情 ¥440 9 フランコフォニア ルーヴルの記憶 ルーブルといざ88分の時間旅行へ200年の歴史に刻まれた“美”と“戦争”の叙事詩 ¥330 10 グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状 芸術の都ウィーンが誇る“偉大なる美術館”―ウィーン美術史美術館。そこで繰り広げられる、誰も見たことがない“美の裏側” ¥440 11 ダ・ヴィンチ・コード<エクステンデッド・エディション> ルーブル美術館で殺された館長の周りに残された不可解な暗号。容疑者として現場に連れてこられたラングドンは、館長の孫娘で暗号解読者のソフィーに助け出される。ファーシュ警部をはじめとするフランス司法警察に追跡されながら、暗号の謎を解き始めるふたり。そこに歴史を覆す驚愕の真実が…! ¥330 12 美術館を手玉にとった男 全米20州、46の美術館を、30年間騙し続けた史上最も善意ある贋作者の話。 ¥440 13 黄金のアデーレ 名画の帰還 クリムトが描いた、一枚の肖像画。幸せな記憶を封印したウィーンで、私は<家族>を取り戻す… ¥330 14 ビッグ・アイズ その絵に描かれた“サイン”には、POPアート界を揺るがす秘密が隠されていた! ¥330 15 フェルメールの謎 ~ティムの名画再現プロジェクト~ 巨匠ヨハネス・フェルメールの描画技法を追求する。 ¥330