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戦場のメリークリスマス
G巨匠・大島渚×D・ボウイ、坂本龍一、北野武で贈る傑作戦争ドラマ。日本軍軍人と英国人捕虜との複雑な関係を描く。
1942年、ジャワの日本軍捕虜収容所。まだ夜が明けきらない薄闇の中、日本軍軍曹・ハラは英国軍中佐・ロレンスを叩き起こす。朝鮮人軍属が白人捕虜を犯すという事件が起きたため、ハラが独断で処分する立会い人として、日本語を自由に操るロレンスが必要だったのだ。一方、収容所長のヨノイ大尉は、英国軍少佐・セリアズの軍事裁判へと向かうのだが…。
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13597
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4.0
テーマ曲があまりにも有名なものの、本編は見た事がなかった為視聴。
1942年のジャワにある日本軍の捕虜収容所を描いた話。
戦争モノだが、戦闘シーンは一切無し。
今作がどれほど当時の時代背景をリアルに描いてるかはわからないが、個人の意思と国家の意思の間で揺れ動く人間模様が非常に興味深かった。
また、戦争映画特有のドロドロした雰囲気はなく、終始不思議な透明感のある映画だった。
出演する人間が全員男の場合、一般的に親愛の表現は友情なのかもしれないが、今作では同性愛を押し出している様に感じた。
私見だが、友情より同性愛の方がより衝動的なものであり、その人間の本音を表しているからだと思った。
今作では様々なカップルが登場する。
ヨノイとセリアズ
ハラとローレンス
カネモトとデヨン
の3組である。
ヨノイ達とハラ達は非常に対照的に感じた。
ヨノイ達は個人の意思より国家の意思をとり、最終的には2人とも死んでしまった。
ハラ達は国家の意思より個人の意思をとった。最終的にハラは処刑されてしまうのだろうが、少なくともローレンスと心を通じ合わせる事はできていた様に思う。
今作で最も印象に残るセリフである、
「メリークリスマス。メリー クリスマス、ミスターロレンス」
国家に仕える軍人であるハラが身を賭してローレンス達を庇い、その際に放ったこのセリフ。
これを聞いた時、夏目漱石の「月が綺麗ですね」を連想した。
国より個人を選び、自分の想いを不器用ながら伝えたのだろう。
一方ヨノイ達は、お互いどこか惹かれる部分はあったものの国家の意思をとり、秩序を保とうとした事でセリアズを死なせてしまった。
これはヨノイがハラより立場が上だったこと、割腹自殺した部下の後押しなど、彼の置かれている立場がより国家に近かった為彼は選ぶ事ができなかったのだと感じた。
上記2組のカップルの対比は見事としか言いようがない。
わかりにくいようであれば、ヨノイとローレンスを女性に置き換えるとある程度分かりやすいかもしれない。
この映画を見た時に感じた不思議な透明感は、国家の意思がうずまく戦争中に、個人の意思が尊くもしっかり描かれていたからだろう。
個人の意思と、大衆の目線。
例え時代が変わっても恋愛における問題は同じなのではないだろうか。 -
3.5
軍人と捕虜。文化の違い、立場の違い。
ここで芽生える共鳴のようなものは、友情と呼ぶには綺麗すぎる気がするし、思想の違いで分かり合えない、立場的に理解できると言えない、でもどんなに国が違えど共感することがある、みたいな人間関係の形は、戦闘シーンを用いずとも、十分に戦争に対して訴えるものがある気がする。
メッセージ的なことは抜きにしても、何とも言えない色気がある世界観。主題歌が好きでこの映画を観たけど、映画で聴くとまた違う印象に。 -
3.0
公開当時に見たら面白かったのかもしれないけど現代の私がみるには古すぎた😥てか色々と聞き取れなすぎて字幕つけてほしかった😥
-
5.0
ずっと見たかったけど見るならクリスマスだろ!と自分を焦らしに焦らしてやっと見た映画
武の笑顔にキュン
坂本龍一の表情たまらんかった
素敵なクリスマスを過ごせました
ありがとう
Merry Christmas, Mr. Lawrence -
4.0
北野武×デヴィッドボウイ×坂本龍一の共演てだけでバケモン映画。言葉はいらん男同士の美しさがある。当時の日本男児は強くてたくましい印象あるけど実はいちばんピュアやったりした。にしても武何喋らせてもサイコパスみてえやな。まじで死ぬの怖くなさそう。
この映画カメラワークほんとに天才すぎるからガチもんの傑作やと思う。 -
3.6
music(composer):
Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)
Laurens Jan van der Post(1906-96)
《A Bar of Shadow》
(1954)
《The Seed and the Sower》
(1963)
in 1942 -
3.2
軍人と捕虜の友情だなんだと言っても、結局は生かされている捕虜。日本軍人の癪に障れば暴力を受ける。
寄り添ったり、突き放したり。どういう感情になれば良いのか解らない。
国のため、己の正義のために生きた男たち。時代が違えば、戦争がなければ、こんなことにはならなかったろうに。としみじみ。
古い映画特有の早口で聞き取れない問題に陥り、寧ろ字幕つきの英語の方が理解できる皮肉。
-
4.0
戦争シーン無しで描く戦争映画。
日本の所作を事細かく演じられていて、坂本龍一さん始め、その他の役者さん素晴らしかったです。
夜のシーンの照明による画の色が印象的やったかな -
3.8
面白いかどうかは知らない。でも「残った」。残る映画は良い映画である。忘れたくても忘れられない作品だ。
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3.5
たけしとボウイと坂本龍一の奇跡の共演映画。ほとんど男だけしか出演していないのに表現できない綺麗な気持ちになる。
やっぱりラストシーンが印象的。
"Merry Christmas. Mr. Lawrence."
(Filmarksへ)